リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

掃除が済んだらのんびりおいしいものを食べよう

2022年06月20日 | 日々の風の吹くまま
6月19日(日曜日)。☁☁⛅。断食明けはなぜか早起き。前の夜にオフィスを閉めてから、寝酒だ何だとぐずぐずしていないで、さっさと寝てしまうからかな。普通より30分は早寝しているから、起きるのも30分早起きと言うところ。起き抜けに秤に乗ったら、ほんのちょっとながら前回の断食明けの体重より少なかったので、ほっ。けさのバルコニーの気温は13度で、寝室もリビング/ダイニングもオフィスも、最低レベル(炎マーク1本)ではあるけど、6月後半だと言うのにヒーターが入っていたから、びっくりするやら、がっかりするやら。あさっては公式に夏が始まる夏至なんだけどなあ。マットはきのこや山菜の収穫期が延びて喜んでいたけど・・・。

早起きすれば、朝ご飯が早く終わって、はやく掃除にかかれるので、ウォーキングにでかける10時までにはダスターかけからモップかけまであっさりと完了。バスルーム担当のカレシがトイレの蓋とシートの蝶番のあたりの汚れを見落としていたので、ついでにささっと掃除。カレシは「目に見えないものは存在しない」という思考回路らしくて、トイレの蓋とシートを上げると蝶番の周辺はその後ろになって見えなくなるので、汚れは掃除されないままになるわけ。どこかに置き忘れたものを探す時もその調子で、上にペーパーや本を積み上げると見えなくなって、カレシとしては見えないんだからそこにないってことで、見えているものの下にあるかもとは考えないから、すぐそばに立っていても探し物は見つからない。昔からそうなので、思考回路がそういう配線になっているということで、ボケて来たってわけではなさそうだから、ま、いっか。だいたいは、なぜか意識せずにいろんなものに目を留める習癖があるワタシが、どこそこにあるよぉと教えるか、あちこちにカレシが無造作に置いたものの下を覗いて回って見つけてあげるかのどっちか。こういうのを割れ鍋に綴じ蓋っていうのかな。

ランチは久しぶりに脂身を切り取った小さいリブアイステーキとアスパラガスを加えたちょっと贅沢なビーフ&バーリー・スープ。今日は買い物に行かないので、晩ご飯用にフリーザーにあった鶏の胸肉を解凍。カレシがちょっと早目にマティニを作ったので、キッチンカウンターの反対側に作った「バー」のスツールで自家製のグラヴラックスを肴にのんびり。世界中で旅行者の足が大混乱している話から、なぜか日本に旅行する話になって、そこから友だちを集めて「同窓会」をやりたいねという話に発展。年齢を考えると会えるのはこれが最後になりそうだからと、釧路ではワタシの小学校時代からの友だちと、東京ではワタシの仕事の関係で親しくなった友だちと、リストがどんどん長くなって、しまいに「一世一代のグランドツアーだな」とカレシ。でも、来年はクルーズが2つあるから、早くても再来年になるけど、そのときにはワタシは76、カレシは81だから、日本へ行って友だちや家族と会うのはほんとに最後になるかもしれないね。今からぼちぼちと計画を立ててみようかな。

マティニタイムが終わったら、晩ご飯のしたく。きのうマットが持って来てくれた山菜と雷きのこの袋を眺めて、よし、ぐっとシンプルにきのことユキザサを鶏肉と炒めてみよう。味のデリケートな山菜はシンプルに料理するのが一番。きのこは手で適当に裂いて、ユキザサはザクザクと切って、胸肉もサイコロに切って、オリーブ油で炒めて、マットの会社で作っているアッケシソウと松茸の塩味調味パウダーで味付け。サロマ湖のような汽水域で育つアッケシソウは自然にマイルドな塩味なので、メインの食材にすると塩を加えなくてもいいのがうれしい。そのアッケシソウを付け合わせにして、後はオリーブ味のライスを電子レンジでチン。白い雷きのこは見た目が鶏肉と区別できなくなったけど、確かにほのかに松茸のような味がした。半分残っているから、マツタケのレシピを応用してみようかな。