リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

たくさんのタラの芽をどうやって食べようかな

2022年06月07日 | 日々の風の吹くまま
6月6日(月曜日)。🌤⛅🌤。また少し早めに目が覚めて、8時ちょっと前に起床。日が差しているので寒くはないけど、6月らしい暖かさもない。エレベーターに貼り紙があった今日の9時からの引越しは高層棟じゃなくて、道路向かいの古いマンションと向き合って5番アベニューに面している低層棟と訂正されていたけど、大丈夫かな。低層棟は4階建てで20戸しかないので、エレベーターは元から1台だけ。戸数が少ないだけに引っ越しも稀で、不便でも階段を使える高さなのが幸いというところ。まあ大丈夫だろうと判断して、10時にウォーキングの支度をして出て、エレベーターを呼んだらすぐに来たので、ほっ。今日はおしゃべりせずに歩くことに集中したからか、きのうよりぐんと早い16分46秒だった。

午後になってマットから「そっちに行くよ」というメール。すぐにロビーに降りると返事をしたら、「あはは、もう着いちゃったよ」。何でも奥さんのオリヴィアが隣の医療ビルの眼科で検査の予約があって、じゃ、ついでに「特注の特配」となったらしい。ラッキーだね、ワタシ。ロビーに降りたら、正面に車が止まった乗用車のそばにマット。連れていたわんちゃんのマシュマロとマスク越しにチューして、奥さんから「済んだよ」と呼び出しがあるまで、ローンの金利の話や人手不足の話や旅行の話やきのこの話等々、30分ほどあれやこれやと世間話。私たちが40年前に初めてマイホームを買ったときのローンの金利が17.5%だったと言ったら、信じられないと言う顔。マットは金利が上がる前に買ったのでローンは3%以下だそうな。「初めのうちは利子ばかりだから、更新のたびに繰上げで返して行くつもりだけどね」と言うので、そ、私たちはそれで買ったときも新築した時も4年で返したのよ。奥さんからの電話で、じゃあと、注文した山菜を受け取って、値段を聞いて、また土曜日に連絡するからねと言って、バイバイ。

マットが持って来てくれたのは、大ぶりのヒラタケ、まだ採れているこごみ、アッケシソウ(ワタシの大好物で初物)、クレソン(サラダシェフのカレシが大好き)、そしてユキザサが残り少なかったからと代わりにと持って来たのが、何とタラの芽。北米にはアジアのタラの木(Alaria elata)の近縁種(Alaria spinosa)があって、とげがあることから「悪魔の杖」と呼ばれていて、古くから先住民や開拓者が薬用、食用として使われていたそうだで、先住民イロコイ族は特に珍重していたそうな。でも、最近は(おそらく栽培用に持ち込まれた)アジア種の繁殖が広がって、地域によっては北米種に取って代わりつつあるそうだから、マットが見つけて採って来たのも、たぶんアジア種と見て間違いないだろうな。つまり、Tojo’sの東條シェフが今年の春のスペシャルお任せメニューの目玉にしていた、あのタラの芽ってことね。

ワタシは東條さんが大々的に宣伝するまでは名前さえ聞いたことがなくて、実物を手に取って見るのは生まれて初めてだから、ちょっぴりチクチクして、でも何となく(食用になる)トウヒの新芽)に似ているなあという印象。東條シェフが感激して、腕まくりしてスペシャルメニューにするくらいだから、さぞかしグルメな珍味なんだろうな。ちょこっとググったところでは天ぷらにするのが定番らしいけど、日本風以外にはパスタにも使えるらしいし、マットはバジルの代わりにペストソースにしてもイケるよと言っていたから、袋にいっぱいあって食べ切れない分はペストソースにすればしばらく保存できるかな。乞うご期待というところで、うん、楽しみだなあ。


タラの芽、アッケシソウ、こごみ、ヒラタケ、クレソン