10月18日(火曜日)。(天気サイトによると)☀🌤。起床8時。今日も真正面から見られる太陽は汚いオレンジ色。天気サイトを見たら「晴れ」になっているけど、空は白っぽくかすんでいて、どこで晴れているのか見当も付かないし、大気の質(AQHI)は中リスクの「5」で、悪くなってるじゃないの。やれやれ。未だに木曜日には煙が晴れ始めると言っているけど、その予報、もしも外れたら怒るよ、もう。
昼前のウォーキングでは、AQHIがPM2.5の濃度の上昇で中リスク上限の「6」だったので、往復ずっとマスクをしたまま。指数は昼頃に「5」に戻って、空のてっぺんが北の方からだんだん青っぽくなって来たけど、地平線は北からぐるっと南まで、タワマンが並ぶバーナビーマウンテンもバークィトラムも背後の山並みも、ポートマン橋もパタロ橋も川向こうのサレーも、なぁ~んにも見えなくて、午後にはまた「6」。やれやれ。風が吹いてくれないことにはどうにもならないらしい。でも、天気予報では、寒冷前線が来る金曜日から月末まではほぼ毎日「雨」で、予想雨量は合計して約110ミリ。おお、かなりのまとまった雨じゃないの。過去3ヵ月に降った雨はたったの6ミリだったそうだから、大違いもいいところ。干ばつの後の大雨は洪水を引き起こしやすいということで、郊外の平野部ではすでに土のうやタイガーダム(水のう型簡易ダム)を備蓄しているそうだし、よし、雨よ、来い。もっとも、雨の季節の始まりによく聞くジョークの定番「一度本気で降り出すと止むってことを知らないから困るんだよねえ」が聞こえて来そうだけど。ちなみに、夕方にはAQHIが高リスクの入口の「7」になり、夜にはとうとう上限の「10」で、これを超えたら健康リスクは「極めて高リスク」。やぁ~だっ、これじゃあガスマスクをしないと外に出られないじゃないのさ。
日曜日のイーディスとデイヴィッドとのランチでの刺激的な会話に、ちょっとダレ気味だった脳みそが触発されたみたいで、一念発起の気分で創作と翻訳を再開。スイッチを入れてくれてありがとうと、コンペ用に短くまとめた『Mr. Puddles』のイントロのコピーを送ったら、「生まれつき何にでもコメントしたがる性質なので」と、いかにも大学の先生っぽいコメントが返って来た。じっくり読んで見ると、夜間カレッジの創作講座の講師の批評よりも端的にいいところを突いていて、なるほど、なるほど。家族ドラマのイントロだから、ストーリーを展開して行くのに、イーディスのコメントのポイントを考えていたら、想定しなかったようなイメージが沸いて来たりして、ドラマの奥行きが深まるんじゃないかと思う。もうコロナの口実もないんだし、今度こそはダレることなくがんばろうっと。ありがとうね。同時に『平治郎』の英語訳といつかどうしても日本で上演したいカナダの芝居2本(欲を出せば3本)の日本語訳も再開する気満々になって、我ながら何と欲張りなヤツだと思うけど、やる気がいっぱいの時にやらなければ、やらないうちに人生が終わってしまうものね。
イーディスからはArts ClubのLegacy Circleのプロモーションビデオにもコメント。遺言書にArts Clubへの遺贈を入れてもらおうと言うプログラムで、毎年10月がキャンペーンの月。サークルの名誉会長である名誉芸術監督のビルがメンバーに送ったニュースレターにビデオへのリンクがあって、クリックするとArts Clubがユーチューブにアップしたビデオが流れる。撮影と編集が終わった時点でビデオが送られて来ているので、どんな具合にできたかはよく知っているんだけど、改めて見るとちょっぴりくすぐったい気もするな。なにしろ、一世一代のキャンペーンガールは即興芝居大好きの大根役者なんだもの。担当したインターンのアメリアがワタシがステージでやっていたおふざけを全部カットして、その時その時にワタシが言っていることにぴったりの画像が挿入されていて、全編を通して背景に音楽が流れていて、最終的にはまじめなキャンベーンにふさわしいまじめなビデオに仕上げてくれたのはありがたいね。最後の方ではちょこっとご愛嬌の場面もあって、イーディスは「真剣だし、アピールが効いているし、ユーモアもあって、すごくいいじゃないの」。うん、ありがとうね。
いちごが4個もあった
トマトは夏の名残りの赤
急に秋の色になった6番ストリート