リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やっとブログ記事に写真が追い付いた

2023年11月21日 | 日々の風の吹くまま
11月20日(月曜日)。⛅🌤☁。時差ぼけの影響は完全に解消したようで、元気もりもり。予定ぎっしりの忙しい3週間の始まりだから、晩ご飯の後で眠くならなければしめたもんだな。ワタシのカレンダーはお出かけや支払いや歯医者の予約やマンションのスプリンクラーの点検で、毎日大忙し(に見える)・・・。



朝の日課が終わったら、大車輪でブログ記事のアップデート。手始めはシチリアのパレルモとシラク―サで、記事はアップしてあるから、写真を挿入するだけ。アマルフィ海岸のつづら折りの道路は観光バスと乗用車がこすり合いそうなほどぎりぎりですれ違ったりしてスリルがあったけど、パレルモでも規模は小さいながらつづら折りをジグザグ。イタリアのドライバーはきっと運転上手なんだろうな。山腹をジグザグを上る細い道は歩行者と自転車専用で、走っている人がけっこういたのは驚き。最初の「ジグ」まで行かないうちに息が切れてしまいそう。島の東側にあるシラク―サは遠くにエトナ山が見えていたけど、街そのものはいたって平坦。港に入る時に目立っていた唐傘を半分広げたような建物は「涙する聖母」というカトリックの大聖堂。1966年に着工して1994年にやっと完成したという近代建築で、アイスクリームのコーンを逆さまにしたみたいだとか、レモン絞りみたいだとか、かなり揶揄されているらしい。私たちのツアーの見どころは高台にある古代の砕石場と劇場跡で、あの日は暑かった。

出港したときの夜景をアップしていたマルタにはツアーの写真を追加。私たちが22年前に訪れた時の印象とはまったく違って、豊かな小国というイメージ。ダイサと言う小舟(6人プラス船頭)で水上観光して波止場に戻って来た時に、段ボール箱いっぱいのアイスクリームコーンを岸壁から捨てた人がいて、ちょうど私たちのボートをオールを使って横付けしようとしていた船頭さんがカンカン。怒鳴り散らしながらボートを岸に着けて、私たちを下ろしてから、車で去ろうとする「犯人」を追いかけて、車のドアを開けて上半身を突っ込んでさらにガンガン抗議(あるいは説教?)。私たちはマルタ語がわからないので呆気に取られて見ていたけど、観光用のボートの乗り場にふやけたコーンがぷかぷか浮いているというのはあんまり芳しい光景じゃないから、ご立腹はごもっともだと思うな。おまけのハイライトは狭い道路の両側に並ぶ住居のドアに付いていたすてきなノッカー。そしてマルタのおみやげのひとつはクリスマス飾り・・・。

最後にドゥブロヴニクの写真。郊外に出て養蚕と粉挽きの伝統文化を見学した後で、『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケに使われた要塞を通り抜けて降りて行った旧市街でのハイライトは、メインストリートを手をつないで大聖堂へ歩いて行く花婿と花嫁。広々としたメインストリートと交差する細い横道の一方がどれも少し入った奥の方で急な階段になっていて、写真を撮りまくっているうちに聖堂の鐘が華々しく鳴り渡って、外に出て来た新郎と新婦が記念撮影。花嫁さんは美人だったなあ。ついついたくさん写真をアップしたもので、船からアップしていた初めの寄港地の記事は写真が不釣り合いに少ないなあ、足そうかなあと思ったけど、やっと追いつけたんだし、いつか別の記事で写真を追加するのもいいかな。終わった旅はもはや思い出だもんね。

リタイアしても忙しいのはいいことだと思うけど

2023年11月21日 | 日々の風の吹くまま
11月19日(日曜日)。☁⛅。目が覚めてからしばらくぐずぐずしていて、起床は9時。忙しい日じゃないからのんびりでいいか。朝ご飯を食べて、メールをチェックしてひと息ついたらもう10時近くで、ねえ、今日は掃除の日だよ。先週の日曜日は帰って来たばかりということでさぼったので、今日はちょっと念を入れてやらないとね。晴れた朝は、南東に回った朝日が模様替えで遮るものがなくなったリビングの窓からまっすぐに寝室前の廊下まで差し込むので、フローリングの床のゴミが丸見え。おまけに窓ガラスの汚れも丸見え。あぁ~あ。

とにかく掃除を始めて、箒で掃いて、掃除機をかけて、モップをかけたら、うは、真っ黒。大汗をかいての掃除が終わったら11時15分前。日曜日はモールが11時に開くので、ちょっとひと息ついて今度はウォーキング。帰って来ればもうランチの時間。きのこのブロスとマットから買った乾燥きのこを使って作った人工の添加物ゼロのいたってヘルシーなスープでランチ。朝ご飯は「鳥の餌」と呼んでいるミューズリとバナナと砂糖無添加の自家製アップルソースだし、ランチと晩ご飯のデザートは2人ともクッキー1個で間食はしないし、晩ご飯も肉類のボリュームを抑えているから、そんなにカロリーの高い食事をしているわけじゃないと思うし、お酒だって、1日にマティニ1杯と寝酒1杯で、空きっ腹で飲まないようにごく少量のおつまみを添えているんだけど、それでも年を取って来ると問題が起きて来るようになってるんだよなあ。聞くところによると、女性は更年期を過ぎるとそれまで内臓などを守って来たホルモンが激減して、生活習慣病のリスクが男性並みになるんだそうで、カレシにそう言ったら「機会均等の時代だからな」とすっとぼけた返事。まじめな話だってば。

午後になってやっとワタシの時間。ヴェニスの記事を書いて、写真を付けてアップして、やっと遅れを取り戻してひと安心。ケイトお姉ちゃんからメールが来て、「年内はみんな予定がぎっしりだから、集まるのは年が明けてからにしようよ」。そうだよねえ。ワタシもフラグをべたべた貼ってある自分のカレンダーを見てため息。めくってみた12月もフラグがペタペタ。やれやれ。おまけにカレシが思いつきで長年の友だちのアルバートに電話したので、土曜日の朝に奥さんのローリーも一緒にアルバートの家に近いコマーシャルドライブのカフェで会おうということになってフラグがまた1枚。なんとも忙しいこっちゃ。

それでも、よく考えて見ると、悠長な暮らしであることには間違いがないかな。何よりもおひとり様稼業現役時代に常にあったプレッシャーがないんだから、忙しさとそこから来るストレスの質そのものが大違いで、第一に忙しさもストレスも最終的には自分でコントロールできる余地が大きいわけだもの。まあ、それでもやっぱり愚痴のひとつも出るんだけど、その愚痴の矛先は自分自身だから、あんがいそれもばあさまの楽しみのひとつになっていたりしてね。窓の外が騒々しいので目を向けたら、カラスとカモメが空中戦を繰り広げているところ。ぎゃあぎゃあと互いに相手を威嚇しながら、20羽か30羽が入り乱れてカメラも追いつけない猛スピードで飛び回っているのは、ちょっぴりヒッチコッキアン。実際に相手を駆逐しようとするそぶりはないので、あんがいカラスもカモメも暇にあかせて楽しんでいるのかもね。