リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

シルクドソレイユはやっぱり最高

2023年11月24日 | 日々の風の吹くまま
11月23日(木曜日)。☀。目が覚めたら8時半。ゆうべのお出かけでくたびれていたのかもしれないけど、カレシが朝の9時にレッスンを入れなくなったせいかな。リビングもダイニングもオフィスも低くなった朝の光がもろに差し込んでまぶしい。

ゆうべは案の定、VIP専用駐車場(無料)に向かうというところで、右折しようとしたら一方通行でダメ。直進しようとしたら「自転車だけと書いてある」とあっさり左折。そのまま元来た道に戻ってしまって、ぐるっと回って戻って来て、どこから入るのか思案していたら、自転車専用のはずの道路にミニバスが右折して行ったので、よし、直進。車がたくさん止まっている方に左折して、また立ち往生。ワタシが車を降りて最初に見かけた交通整理の人に聞いてみたらそっけなく「ここは一般駐車場ですよ」。少し離れたところにいた女性の係に聞いてみたら、通り過ぎて来た方を指して「あっち側ですよ」。あらら。「私について来てください」と言うので車に戻って、お嬢さんの誘導に従って無事に駐車場入り。入って来た道路を渡って、まず荷物のチェックとボディスキャンを通って、入場口でスマホのQRコードをスキャンしてもらったら「VIPの入口は右に回ったところです」。ああ、ややこし。無事にVIPラウンジの外にあった入場口を通過して、入口で赤ワインのグラスを受け取って、やれやれ。VIPラウンジには思ったほど人がいなかったのでちょっとびっくり。




チケットを買ったときに「早めに来ると出演者と記念写真を撮れます」と書いてあったので、ラウンジを見まわしたら、あ、いたっ。撮影スポットが用意されていて、さっそくそこですてきな衣装のお兄さん2人と記念撮影。回って来るオードブルを摘まみながら待っているうちに「ショーが始まるので席の方へ」というアナウンスがあって、ラウンジからすぐそこのVIP専用口からホールに入って、ポップコーン(VIPチケットは無料)の匂いがプンプンする中を3番ドアから座席へ。かなり前でほぼど真ん中のステージ全体が良く見える特上の席。前座の道化師たちがステージを駆け回っていた。やがてライトが消えて、『KOOZA』の始まり。ラウンジで一緒に写真を撮ったお兄ちゃんたちが出て来たのはDouble High Wireという綱渡り芸。高いところに張った2本のワイヤで飛んだり跳ねたり縄跳びをしたり。しまいに自転車に乗った2人の間に渡したバーにもう1人が椅子を載せて、バランスが取れたところで椅子の上で逆立ち。うひゃあ、ハラハラ、ヒヤヒヤのし通し。高いテントの天井を見上げっ放しで首が痛くなったけど、すごく楽しかった。


大砲から飛び出して頭の上に降って来た紙吹雪



フラッシュなしでなら写真を撮ってもいいということで、携帯で試してみたけど、くるくると変わる照明が明る過ぎるし、スピードが尋常じゃなくて、しっかりした写真を撮るのは至難の業。それでも、しゃれたトートバッグに入れたプログラムとおしゃれなノートブックをもらって帰って来て、大いに満足。VIPタグはクリスマスツリーの飾りにしちゃおうかな。遊びほうけっ放しみたいだけど、今夜はArts Clubのファンドレイジングの「スコッチウィスキー試飲会」。早めに晩ご飯を食べてでかけないとね。そうそう、シルクのおみやげのノートブックを持って行ってケイトお姉ちゃんにあげようっと。



寝ぼけ頭に道順の説明をするもんじゃないね

2023年11月24日 | 日々の風の吹くまま
11月22日(水曜日)。🌫☁。帰って来てから初めて2人とも8時近くまでぐっすり眠って、ほぼ同時に目覚め。何だかすぐに起き出す気にならなくて、今夜のシルクドソレイユの『KOOZA』を観に行く道筋についてカレシが聞いて来たので、きのうのうちにググって道順をメールで送らせてあるから見てちょうだい。起きてから見せるといったのに、キャンビー橋を渡るのがどうのとか前に行ったところと同じかとか、何か意味不明な質問の連続。何度も道順を説明して橋は渡らないと言ってるのにちゃんと聞いていないもので、前に行ったときは橋を渡って行って・・・と食い下がって来るから、こっちはカリカリに目が覚めてしまった。

私たちが『KOOZA』を観に行ったのは10年以上も前の2010年の夏で、バンクーバーの南斜面の戸建てに住んでいて、まだ引越しなんか考えもしなかった頃。そう、あの頃はダウンタウンまで行くのにキャンビー橋を渡っていたんだよね。やれやれ、カレシと来たらもろにタイムスリップしちゃって、あの時の記憶をつい昨日アップロードしたばかりの情報のように見えているのかもしれない。散々堂々巡りの議論をした挙句に、突拍子もなく「あのときは引っ越す前だったから橋を渡ったんだ。今度は違う方向から行くから橋は渡らないんだ」。はぁ~い、その通りでぇ~す。ほんとに、起き抜けでまだ半寝ぼけのときに道順のようなビジュアルで込み入った話なんかするもんじゃないなあ。

生活費以外の出費に使っているクレジットカードの締め日が過ぎたので、今Arts Clubがやっているマッチング寄付に10万円ほど寄付。コロナの影響がまだのしかかっていて、非営利法人である劇団の懐はまだ火の車の状態なのもので、そこで名誉芸術監督のビルがマッチングを提案して、クリスマスキャンペーンとなった次第。カナダ随一のArts Clubでさえこうなんだから、零細劇団の内情は推して知るべしだな。寄付のついでに、来年5月の創立60周年記念のディナーとショーのイベントのチケットもゲット。これで今年も寄付総額の目標額をほぼ達成したかな。メールで来た寄付の税額控除用のレシートをダウンロードして、次はArts Clubの教育部門がやっている劇作ワークショップへの参加申し込み。来年2月末から8週間毎週金曜日の夜にZoomでやるもので、脚本を執筆中か構想を持っているか過去に劇作講座などの受講歴がある人という条件。一応その両方がイエスだから資格は満たしているけど、応募者が多ければダメという可能性は十分。それでも、受講できることになったら、脚本の草稿を仕上げておかなければならないから、先ヘ進む動機付けとしては願ってもない機会。そう、やるっきゃないのよ。

朝の霧から始まって、1日中何となく湿っぽかったけど、日暮れ時になって燃えるようなみごとな夕日。ささっと晩ご飯を食べて、6時少し前にいざシルクドソレイユへ。カレシも道順の90%が良く知っているルートだとわかって、Googleが推薦する通りに行くつもりになったらしい。問題は最後のVIP用の駐車場に入るルートだけど、あの辺は行ったことがないし、夜道だし、うまく行きつけるかどうか。でも、たっぷり余裕を持たせてあるから大丈夫かな。とにかっく楽しんで来ようよ。ねっ。