リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

日常に戻ったら、また夢に向かって前進あるのみ

2023年11月22日 | 日々の風の吹くまま
11月21日(火曜日)。☁🌧。何だか湿っぽい寒さ。もう冬至までひと月で、朝が明るくなるのにどんどん時間がかかるようになって来た(日の出は7時30分)。ベーカー山はかなりの新雪が積もっているようだし、北の遠い山脈も真っ白。ウィスラーもスキーシーンの山開き。エルニーニョの冬はあまり厳寒にならないけど、雨ばかりで閉めっぽいことには変わりはない。



クルーズ旅行の「後始末」もやっと終わったので、今日はさっぱり進んでいない気がする『The Piano Teacher』の日本語訳第5改稿の見直しに戻って、最後の手直し。もっとも、手直しを始めると切りがなくなるので、バックストーリーにウェイトを置いて、それをどうしたら日本語の台詞に反映させられるかに神経を集中して、最後の最後の最後の仕上げ。最後の最後にピリオドを打ったら、東京の先生に送るために印刷してバインダーに綴じて郵便で送るつもり。先生はワタシよりひと回りはお年だから、モニターの前に座って電子ファイルを読むのは少々きついかもしれないものね。ここまで来るのに1年かかったけど、とにかく先へ進まないことにはね。

きのうの買い物で、カレシのベータブロッカーの処方量の残り(90錠)をスーパーの薬局に注文しておいたので、今日は薬をもらい行くついでに、先に上のウォルマートに寄ってクリスマスカードを調達。くるみ割り人形の図柄の16枚入りの箱と図柄ごとに2枚ずつ14種類入った28枚入りの箱を買って、財布に入っていた現金で買ってお釣りをもらって、下のSave-On-Foodsへ。店の前に救世軍の社会鍋があったので、ウォルマートでもらったばかりの小銭をじゃらん。薬を受け取って、ついでにアップルソースにするりんごを(少額だから)現金で買ってお釣りをもらって、店を出たところで「またもらっちゃったから」と社会鍋にじゃらん。これで500円くらいは寄付したかな。空港送迎してくれる運転手さんにチップを上げるために現金を引き出しておいたんだけど、普段は現金で買い物をすることがないから、小銭をもらってもじゃまなだけなのよね。

帰って来て郵便箱を覗いたら、あら、もうクリスマスカードが来てる。秘書時代の上司のお客さんで、カナダ産の数の子を輸入していた会社の今は会長。カナダと北海道の友好を深める活動もしているとってもすてきな紳士で、道産子のよしみでと言うのか、秘書を辞めてフリーランスになってからもリタイアして殻も毎年こうして欠かさずクリスマスカードを交換している長い、長いおつきあい。カナダ政府とのパイプも持っている人だから、図々しいのを重々承知でカナダの戯曲の翻訳脚本の上演に向けてカナダ政府の後押しを取り付ける橋渡しをお願いしてみようかな。北海道の演劇作品をカナダに紹介するために『平治郎』の脚本の英訳と脚色を進めて行くつもりなので、ここはどうしても文化交流振興の制度や機関のネットワークに乗る手引きをしてくれる人やグループの存在が成否にかかわって来ると思う。Arts Clubを通じて交流が生まれた演劇人を見ていると、みんなキャリアと生活がかかっているから、常に自分を売り込んでいるという感じ。天は自ら助くる者を助くと言うし、つまりはビジネスと同じで「営業」をしないとダメなのよね、うん。