リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

航空管制塔の気分でアマゾンの配達を追いかけた1日

2023年12月21日 | 日々の風の吹くまま
12月20日(水曜日)。☁🌧☁🌧。また朝っぱらから電話。アマゾンかと思ったら通関業者だったので、目が覚めたばかりのベッドの上のカレシに受話器をバトンタッチ。中国のチオンからのクリスマスプレゼントが税関で引っかかって、カナダポストの子会社のクーリア会社(Purolator)と取引がある通関業者から関税4千円と通関手数料2千円を払えとメールして来たのが先週。カレシが頼んでもいないサービスに手数料を払えとは何事だと腹を立てて拒否して、チオンにもしかしたら送り返されるかもしれないと言ってあったんだけど、業者の方が処置に困ったのか、通関書類を送るから自分で手続きをしないかと持ちかけて来たらしい。カレシも関税を払うのは吝かではないからと同意して8時半過ぎに起床。朝ご飯のどこに支払いに行けばいいのかを税関に電話して聞いて、ウォーキングに行く10時までに一件落着。(1月10日までに手続きをすればPurolatorが配達するらしい。)


午前8時15分~朝日は霧の中だけど

午前8時50分~晴れそうにないかな

午前9時~思わしくない空模様

個人がカナダに送って来る「ギフト」は6千円までが免税で、おそらく抜き取り検査で超えているものに関税をかけるんだと思うけど、チオンが中国から送って来るものが引っかかったのはこれで2回目。中国郵政から送ればカナダポストに引き継がれて普通に郵便物として扱われるけど、中国のクーリア業者を通して発送するとカナダ側ではPurolatorの管轄ということになって、通関業者が絡んで来るから厄介。グローバル企業のFedExなら自前の通関部門が請求する前に支払いの意志を聞いて来るんだけど、如何せんPurolatorはFedExの足元にも及ばないローカル企業なので怪しげな零細業者に通関手続きを代行させているわけで、免税額以内で関税がかからなくても手数料を要求して来たりするから始末が悪い。(金づるにされているんじゃないかと言う気がする。)まあ、これで律儀過ぎるチオンにプレゼントをやめてもらう強力な理由になるんじゃないかな。

ワタシの方は今日はアマゾンから2個、カナダポストから1個の配達があるので、朝から3つのトラッキングナンバーをチェックするのに大忙し。カナダポストは朝から「配達に出ました」だから、普通の配達なら午後2時ぐらいかな。アマゾンの1個目はニューウェストのアップタウン地区の地図に何とサンタクロースの橇のアイコンで「もうすぐ到着です」みたいな表示が出たもので、思わず笑ってしまった。クリスマスの遊び心だとしてもちょっとばかりキュート過ぎるよ、アマゾン。その2個目(エアフライヤー)は「配達に出ました」で始まって、昼前には坂の下のコロンビアストリートをサンタの橇が飛んでいて「到着まであと7ヵ所」。サンタの橇の位置を追跡しているうちに、何だか空港の管制塔で飛んで来る飛行機をレーダーで追いかけているような気分になって来ちゃった。クリスマスイヴにサンタクロースの橇を追跡するのは、アメリカはコロラド州にあるNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)だけど。

アマゾン1は11時にはサンタの橇が我が家のあるブロックまで来ていて、ほどなくしてエントランスから呼び出し電話。ドアを解錠してからロビーに下りて行ったら、宅配の棚の一番下にワタシ宛の箱が置いてあったので「受取り」。戻って来てトラッキングをチェックしたら「配達済」になっていたから、アマゾンもなかなかやるもんだなあ。アマゾン2は昼過ぎには「あと2、3ヵ所」になって、2時過ぎには「配達済」。ロビーに取りに行ったついでに郵便箱を覗いたら、お、小包ロッカーの大きな鍵が入っている。カナダポストも配達済みと言うことで、重い箱2つは抱えて運べないから、足で押したり、手で押したりしてエレベーターに乗せて23階へ。これで無事に3個とも配達済みで、管制塔の業務も終了。ああ、やれやれ・・・。


ご苦労さまでした