リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

走るためにある車を走らせないからこうなるの

2024年01月24日 | 日々の風の吹くまま
1月22日(月曜日)。🌧☁🌧☁。はあ、よく降るねえ。起床9時。気温はプラス5度。山の上でも雨が降っているのかな。この冬は積雪量が平年並みを大きく下回っていて、もう今から夏の干ばつの心配をしているくらいなのに、雨がざぶざぶ降っていたらせっかく積もった雪まで融けちゃうじゃないの。

今日のニュース。カナダ政府が学生ビザの発給を35%削減すると発表。ただし今年と来年の2年間の臨時措置で、各州の状況に応じて連邦政府が決めた条件を満たす指定教育機関に発給数を配分するが、正規の大学の修士課程と博士課程と小中学校は制限の対象外。現在一番の問題になっている住宅難と家賃高騰の対応策ということで、留学して来たって住むところがなければ勉強どころじゃないだろうから、しょうがないな。でも、ビザの発給を減らすだけじゃなくて、先ごろ留学生が(授業料以外の)用意しなければならない生活費の最低額を2倍に引き上げたと思ったら、人手不足の対策として大幅に緩めた留学生の就労制限を元のレベルに戻して、さらには配偶者に出していた就労許可も大学院レベルの留学生のみに絞り、永住権への近道と喧伝されていた「ポスグラビザ」の制度も変えるそうで、住宅問題だけじゃなくて留学ビザや就労許可の不正や詐欺に対処する意図もあるらしい。怪しげな留学ビジネスが横行しているもんね。

☆☆車のバッテリが上がっていて・・・☆☆

1月23日(火曜日)。🌧☁🌧☁。まだ降っている。このあたりでは天気が世間話の定番テーマだから、今ごろはあいさつ代わりに「止み時を知らないから困るねえ」とやってるんじゃないかな。ご当地ジョークは「バンクーバーっ子は水かきが生えてるの」とか「バンクーバーじゃ日焼けどころか錆が出るんだよ」とか、雨に関する自虐ジョークが多いかな。メディアなんさっそく雨(rain)と1月(January)をくっつけたRainuaryなんて新語を披露して悦に入っているけど、日本語で言うならさしずめ「雨月」で、天気サイトを見ると向こう10日くらいずらぁっと雨マーク・・・。

きのうの午後は(何となく予想はしていたけど)とんだハプニング。朝ご飯の最中にカレシが「雪がなくなったから、車のエンジンがかかるかどうかチェックする」と言い出して、それじゃあ午後にということになってとりあえずウォーキング。バッテリが上がっていたらBCAA(BC自動車協会)に来てもらわなければならないけど、きのうは朝からバンクーバー圏のバスの配車などを管理する職員の組合が48時間ストに入って、バスもバラード入江を往復するシーバスも全面的にストップして道路が混雑してるかもしれないから、来るまでに時間がかかるかもしれないよと言ったら「大丈夫だよ」。あ、そ、ということで、ランチの後で(エンジンがかかったらそのままドライブに行けるように支度をして)地下2階の駐車場へ。いつもよりがら空きの居住者用駐車場で2台分のスポットにまたがってぽつねんとしているエコー君のドアを開けたらダッシュボードの表示ライトがオン。幸先がいいなと乗り込んで、カレシがエンジンをかけようとしたら、あら、ギギギギ。何度やってもギギギギ。バッテリは完全に上がってはいないけど、エンジンをかけるだけのパワーはないってことね。

それじゃあとすぐに家に戻って、カレシがBCAAのホットラインに電話。先に「会員カード持ってる?」と聞いて来たので、カレシに財布を出させて、カレシの会員カードを探し出して、はい、これっ。BCAAはワタシは家族会員なんで、会員の名義はアナタなんだから、ちゃんとそれなりにやってよ。ロードサービスの番号は混んでいるんじゃないかと思ったけど、ほとんど待たずにつながったようで、「車のバッテリが上がってしまって、ジャンプスタートお願いします」。で、住所と電話番号を聞かれて会員であることを確認した後で車の所在地を聞かれて「マンションの地下駐車場で、アクセスは5番ストリートから・・・」。だめだよ、7番ストリートだよ。「あ、7番ストリートからで、5番アベニューとBストリートの間で、有料駐車場を通って来て地下2階です」。それ、地下1階だよ。「ゲートは地下1階にあって車は地下2階です。鼻先から入って止めてあるんですが・・・」。まあ、そのあたりBCAAは慣れたもので、2時間くらいかかるけど建物の外に着いたら電話するということで手配は終了。

外出着のままなので、待っている間にワタシは角の酒屋とヴィクターの店に行って来ることにして、カレシに電話が聞こえないといけないからヘッドフォンをしてちゃだめだよと釘を刺しておいて徒歩1分のひとっ走り。帰って来て間もなく「あと2分で着く」という電話があって、カレシはキーと財布を掴んで駐車場へ、ワタシは買って来たものを片付けてから財布と携帯を持って駐車場へ。ドアを開けたらエンジンの音がしていて、ロードサービスのお兄さんと車のそばに立って談笑していたカレシが「1発でかかったよ」。おお、良かったぁ。ふと思いついてお兄さんにイモビライザーを外せないのかと聞いたら「コンピューターに組み込んであるのでダメですね。でも、この手の車は今の大きな車ほどバッテリを消耗しないですよ」。なるほどぉ。考えたら(1回か2回は5分くらい走ったけど)6週間もちゃんと走ってなかったもんね。「車は走るためにあるんですよ。では、このまま外に出て45分か1時間ドライブして来て下さい」。はぁい。ということで次の救助に行くBCAAのトラックを先導して道路に出て、雨の中を1時間ほどおしゃべりしながらドライブ。普段は行くあてもないドライブなんてしないから、けっこう楽しんじゃったよね。あはは。さて、今日のランチは熱々のエビ天そばにして、午後からは本腰を入れて平治郎プロジェクトに取りかからないと・・・。




コメントを投稿