リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

断続的断食の事始めは花丸を上げていいね

2022年06月05日 | 日々の風の吹くまま
6月4日(土曜日)。⛅🌤⛅☁。あまり暖かくはないけど、まあまあの天気の週末。起床は9時10分前。今日は初めて「断続的断食」を試してみる日。スラニナ先生に普段の朝ご飯より多く食べなくても大丈夫と言われたので、いつもの通りの「鳥の餌」ミューズリとジャムなしのトーストとコーヒー。カレシの10時からの英語レッスンがキャンセルになったけど、引越しが10時から1時までなので、ウォーキングはお預け。洗濯日なので、まずはシーツ類を剥がして第1ラウンド。まだフランネルからパーケールに替える気になれないし、フリースの毛布もそのままで、ほんとに夏は来るのかなあと言う感じ。

朝ご飯を食べたら、後は明日の朝ご飯まで食事抜き。ランチも晩ご飯も作らないので、朝ご飯の食器はささっと手洗いして、あらまあ、後はキッチンですることが明日の朝まで何にもないんだぁ。ランチは何にしようか考えなくていいし、晩ご飯の支度の時間を気にしなくてもいいし、何だかヘンな気分だけど、ほんとに明日の朝まで持つのかなあ。まあ、いつもデスクにろ過した水を入れたボトルを置いて、思いつくままに飲んでいるので、それほどの空腹感はないかもしれないな。カレシのおうちバーは定休日ということになって、断食のついでに断酒する形になるけど、普段から空きっ腹でお酒を飲まないようにしているから、1日くらいどうってことはないか。寝酒の時間にはこのところ気に入って常備している砂糖なしカロリーゼロのハーブドリンクで代用すればいいかな。とにかく初めてのことだから、やってみての何とか。

スラニナ先生は週2回断食しているそうで、ニューウェストにいた頃よりもスリムで、かなりエネルギッシュになって見えた。生まれ育ったルーマニアでは習慣にしている人が普通にいると言う話で、ソ連時代のチャウシェスク独裁政権下では医療環境は西側には遠く及ばなかっただろうし、庶民の食生活もかなり貧弱だったんじゃないかと思うから、必然的に食べないで済ませるときもあったのかもしれないな。アメリカのジョンズホプキンス大学医学部のサイトにあった記事でも、この断続的断食を長年研究している学者が、狩猟と採集で食べていた太古の人類は何日も食べ物がなくても生きられる体だったのが、農耕と作物の備蓄を覚えて、いつでも食べられるようになり、食べ過ぎによる生活習慣病への道を突き進んで来たと言っていて、断食を適切に実行すれば、余剰の脂肪を代謝させることで肥満を解消して、思考力、血圧や心臓の機能を向上させ、糖尿病や心臓病の予防や体力増強、加齢による疾患の軽減といった効果が得られると書いていた。つまり、ダイエットとしての美容効果以上に、もっと有用な医学的な恩恵があるってことなんだよね。

午後、洗濯物を片付けて、引越しが終わった頃合いを見計らってウォーキング。朝ご飯以来何も食べていないから空腹感はなくてもペースが落ちるんじゃないかと思ったけど、何と16分26秒の新記録を樹立。いつもより速く歩いている感じはしなかったけど、胃袋が空っぽなせいで2人とも体が軽くなっていたのかな。でも、時計をちらちら見ては、4時になると、あ、今日はご飯支度がないんだ、8時半になると、あ、食洗機を回さないんだと言う具合に手順が狂いがちになって、しまいに暗くなったのにキッチンとダイニングの照明が点いていないのに気付くにいたって、少々ずっこけた気分になったのはおもしろい。真面目に水を飲んでいたからか、1日中ずっと空腹感は起きないままで、健康のための「断続的断食」の事始めは花丸だな。これなら問題なく週1回のペースで続けられそうだけど、断食の後で過食しては太ってしまう人(あるいは断食をやり過ぎて逆に脂肪を溜め込みやすい体質になってしまう人)がいるそうだから、食べていいからって大食いしたら元も子もなくなるよというスラニナ先生の忠告を忘れないように。



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