6月29日(木曜日)。☀🌤。目が覚めたら、何ともう9時。カレシの早番のレッスンがないから良かったけど、もろに朝寝坊。夜のお出かけはやっぱりくたびれるようになって来たのかな。でも、ゆうべの『Million Dollar Quartet』は良かったなあ。前回(6年前)よりも、ロカビリー、ロックンロールと言ったポップスの新しいスタイルが台頭した時代の新しいエネルギーが再現されていて、当時の若者の孫の世代と思われる客が多かったせいもあって、満員御礼の劇場はさながらロックコンサート。楽しかった!
まだ忙しくなる前のひと息ということで、今日はのんびりしよっかなあ。そうは思っても、時にはつい考えるよね、いったい「のんびりする」ってどういうことなんだろうって。なぁ~んにもしないで酔生夢死で行くのか、それとも・・・。でも、何かに熱中したら、のんびりもへったくれもないかもしれないね。最近のニューヨークタイムズのコラムに中国経済の減速で、若い世代が、大学は出たものの「無職、非婚、子なし」という三重苦にあるという記事があって、何だか日本のバブル崩壊後の「就職氷河期」の話みたいだなと思ったけど、失業率20%と言う若者の就職難に輪をかけているのが「35歳の呪い」なんだそうな。企業が35歳以上の人を「年齢が行き過ぎている」と言って雇いたがらないんだそうで、その年に近づくと就職も転職もままならなくなり、まともな職に就いていなければ結婚してくれる女性に出会えないし、子供も持てないと言う負の連鎖に陥って、国は少子化にまっしぐら。このあたりも何かバブル後の日本に似てなくもないな。
ワタシが高校を出て社会に出て来た頃は、事務職のような女性の求人広告に年令23歳とか25歳までと書いてあって、結婚市場だけじゃなくて、就職市場でも「クリスマスケーキの呪い」。しかも、定年は男性が55歳だったのに、女性は30歳なんて企業がざらで、結婚したら辞めてもらうというところもかなりあったらしい。つまり、日本の女性は、適齢期に結婚したら解雇されるし、結婚せずに勤め続けたら30歳にして「定年」退職させられていたわけ。まあ、あの頃は大学卒の女性でも、大企業では「お茶くみ」。要は男性社員の嫁さん候補で、企業戦士を24時間戦わせるための介護要員てところ。秘書の求人なんか「容姿端麗」なんてとんでもない条件が付いていたりして、愛人募集かいなとむかっ腹を立てたもんだけど、いかにもおじさん思考で、今になってみると笑うしかないな。現代中国はそこまでおじさん社会ではないようだけど、エイジズムに関してはさして変わらないらしい。
ワタシ個人は幸いなことに、いわゆる「サービス残業」が月に100時間以上(女性で未成年だったから、当時の法律では違法労働)というブラック会社を、親の転勤を口実に10ヵ月で止めて、秘書学校に行って、(英語と英文タイプに助けられて)北欧系の外資に再就職したけど、そこでは同じ学歴なら給料に男女の差がなかったし、もちろん定年も男女同じ。(専業主婦になれる柄じゃないので)結婚なんかしないつもりだったから、天国だったな。もっとも、いずれは東京に転勤させてもらって独身を謳歌しようと思っていたのが、クリスマスケーキになってからひょんなことで結婚のため退職して、太平洋を渡って、年齢制限も既婚かどうかを問われることもない環境でばりばり?働き続けることになったんだから、人生はどこに分かれ道があるかわからない。中国だって、このまま少子化が進めば、今若者たちを脅かしている「35歳の呪い」の壁が崩れる日が来ると思うし、もう待てないなら「分かれ道」を探すこともできるはずだと思うけどね。
ベーカー山北斜面~氷河や雪渓が減って来ているらしい
夕暮れ・・・
まだ忙しくなる前のひと息ということで、今日はのんびりしよっかなあ。そうは思っても、時にはつい考えるよね、いったい「のんびりする」ってどういうことなんだろうって。なぁ~んにもしないで酔生夢死で行くのか、それとも・・・。でも、何かに熱中したら、のんびりもへったくれもないかもしれないね。最近のニューヨークタイムズのコラムに中国経済の減速で、若い世代が、大学は出たものの「無職、非婚、子なし」という三重苦にあるという記事があって、何だか日本のバブル崩壊後の「就職氷河期」の話みたいだなと思ったけど、失業率20%と言う若者の就職難に輪をかけているのが「35歳の呪い」なんだそうな。企業が35歳以上の人を「年齢が行き過ぎている」と言って雇いたがらないんだそうで、その年に近づくと就職も転職もままならなくなり、まともな職に就いていなければ結婚してくれる女性に出会えないし、子供も持てないと言う負の連鎖に陥って、国は少子化にまっしぐら。このあたりも何かバブル後の日本に似てなくもないな。
ワタシが高校を出て社会に出て来た頃は、事務職のような女性の求人広告に年令23歳とか25歳までと書いてあって、結婚市場だけじゃなくて、就職市場でも「クリスマスケーキの呪い」。しかも、定年は男性が55歳だったのに、女性は30歳なんて企業がざらで、結婚したら辞めてもらうというところもかなりあったらしい。つまり、日本の女性は、適齢期に結婚したら解雇されるし、結婚せずに勤め続けたら30歳にして「定年」退職させられていたわけ。まあ、あの頃は大学卒の女性でも、大企業では「お茶くみ」。要は男性社員の嫁さん候補で、企業戦士を24時間戦わせるための介護要員てところ。秘書の求人なんか「容姿端麗」なんてとんでもない条件が付いていたりして、愛人募集かいなとむかっ腹を立てたもんだけど、いかにもおじさん思考で、今になってみると笑うしかないな。現代中国はそこまでおじさん社会ではないようだけど、エイジズムに関してはさして変わらないらしい。
ワタシ個人は幸いなことに、いわゆる「サービス残業」が月に100時間以上(女性で未成年だったから、当時の法律では違法労働)というブラック会社を、親の転勤を口実に10ヵ月で止めて、秘書学校に行って、(英語と英文タイプに助けられて)北欧系の外資に再就職したけど、そこでは同じ学歴なら給料に男女の差がなかったし、もちろん定年も男女同じ。(専業主婦になれる柄じゃないので)結婚なんかしないつもりだったから、天国だったな。もっとも、いずれは東京に転勤させてもらって独身を謳歌しようと思っていたのが、クリスマスケーキになってからひょんなことで結婚のため退職して、太平洋を渡って、年齢制限も既婚かどうかを問われることもない環境でばりばり?働き続けることになったんだから、人生はどこに分かれ道があるかわからない。中国だって、このまま少子化が進めば、今若者たちを脅かしている「35歳の呪い」の壁が崩れる日が来ると思うし、もう待てないなら「分かれ道」を探すこともできるはずだと思うけどね。
ベーカー山北斜面~氷河や雪渓が減って来ているらしい
夕暮れ・・・
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