リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

どうしようもない筆不精が手紙を書こうとすると・・・

2023年12月14日 | 日々の風の吹くまま
12月12日(火曜日)。🌫🌤🌫。今日もまた五里霧中。起床は8時半過ぎ。今日の日の出は7時57分。日の入りは実は今日が1年で一番早い日で4時13分。ちなみに日の出が一番遅いのは12月31日で8時6分で、日の出が一番遅い日と日の入りが一番早い日が2週間半も離れていることになるけど、1年で一番日が短いのはばっちり冬至のその日。夏至には16時間14分もあった昼がたったの8時間11分と何秒かになるわけで、やっぱり何だか急かされるような気分にもなるよね。

クリスマスまであと2週間を切って、クリスマスカードの発送も待ったなし。というわけで、今日は朝から日本の友だちに送るカードに同封する「手紙」を書く仕事。手紙と言うものを書くことにかけては、ワタシはどうしようもない筆不精の極楽とんぼで、こうしてクリスマスにかこつけて1年分の活動報告みたいなニュースレターを書いて送るんだけど、小学校1年生からほぼ70年来の友だちはしゃあないやっちゃなあと大目に見てくれていて、それに甘えているのかもしれないな。リタイアしたらちゃんと手紙を書て近況伺いをするつもりでいたんだけど、ごめんね、みんな。がんばって今日中に書き上げて、明日にはポストに入れるから、待っててね。(来年の秋には何年ぶりかで会えるしね。)

ひと休みしていたら、メディアのサイトに「カナダが気候変動対策として牛のげっぷ削減を検討」と言う見出し。えええ?たしかに反芻動物の牛が餌を消化する過程でげっぷをして大量のメタンガスを出すのは知っているけど、実はその量がすごいんだそうで、たかがげっぷと思うなかれ。畜産が盛んなアメリカやカナダにはすごい数の牛がいるから、大気中に吐き出されるメタンガスの量もすごいわけで、農業はカナダのメタン排出全体の30%を占めていて、その半分近くが家畜のげっぷなんだそうで、カナダ環境気候変動対策省はそのげっぷを減らすための「プロトコル」を策定することにしたというわけ。餌の改良などによる動物のメタンげっぷ対策は人間より羊の数が多いと言われるニュージーランドやオーストラリアでも試みられているようだし、ぜひやってみるべきだと思う。カレシにその話をしたら「餌にTumsを混ぜたらいいじゃん」。ええ?TUMSは制酸剤の定番だし、ずっと昔の総選挙である泡沫政党が五大湖の酸性化の対策として「Rolaids(制酸剤)を大量に投入すればいい」とぶち上げて大笑いしたことがあったけどねえ・・・。

午後になって手紙をだいたい書き終えたところで、軽く買い物。買い物リストにあるのは今日と明日に必要なバナナとオレンジジュースとマティニのおつまみにしている燻製のスティックチーズとネギだけで楽なもんだと思ったら、野菜売り場に細い大根があって、普通のスーパーなんかは大根の扱いを知らないから萎びていることが多いんだけど、爪の先で押してみたらプチプチ。買わない手はないとほっそいのを1本。直径が5センチもないのにけっこう重くてトートバッグはずっしり。でも、ヴィクターのお父さんがていねいに叩き伸ばしたシュニッツェル用の豚肉で久しぶりに(フライパン焼きの)とんかつを作って、大根おろしとゆずポン酢で食べたら、うん、美味。窓の外に目をやると、窓際やバルコニーにクリスマス飾りをした道路向こうのマンションが何だかクリスマスツリーになったみたい。明日こそはクリスマスカードの発送を終わらせないとね。



半径徒歩3分以内で日常生活ができる便利さ

2023年12月12日 | 日々の風の吹くまま
12月11日(月曜日)。🌫🌫☁。あぁ~あ、またまた濃霧で五里霧中。デッキは濡れたままで、いかにも湿っぽくて、その向こうはほんっとになぁ~んにも見えない。今日の天気予報はずばり「霧」。暖冬だとどうしてもこうなるんだろうなあ。まあ、窓の外の世界が消去ボタンを押したみたいに真っ白で何も見えなくなるだけで、リタイア暮らしでは別に不便はないんだけど、それでも何かこうふわふわ浮いているような気分は何とも言えないな。

さてと、今日はクリスマスカードを送る準備。今になってまだ準備の段階と言うのも何だけど、先週はお出かけが多かったからなあ。まず最初に封筒にアドレスを貼って、国内と海外に分けてひと息。日本の年賀状書きもこんなものかな。年賀状を書いて出した記憶があるようでないようでなんだけど、たぶんごく近しい人達には出したんじゃないかな。あんまり昔の話なもので、日本にいた頃の記憶も埃を被ってしまったみたい。子供だった頃のクリスマスやお正月は今でもはっきりと思い出せるのに何とも不思議だけど、今はクリスマスツリーを飾るときに旅先で買って来た飾りを見てはこの20年のカレシとの旅の思い出が浮かんで来て、そのたびにちょっと遠い目になるから、人間の記憶っておもしろいもんだな。

東京の先生に印刷した『The Piano Teacher』の翻訳原稿(改稿5版)を送るのにちょうどいいサイズの封筒がないので、ランチの後で急遽買い物。道路向かいの郵便局でクリスマス切手を買って、6番ストリートを渡ってLondon Drugsでは(クリスマスカードに必要なものがなかったので)バスルームに付ける小さいLEDの常夜灯と浅めのレードルとジュースグラス4個セット。グラスは今使っているのと同じ形で、背がちょっと低いかなと思ったけど、帰って来て比べたらまったく同じ。ずっと前に買った12個セットがいつの間にか6個に減ってしまっていたので思わぬめっけもの。気を良くして6番アベニューのモールの中のウォルマートに回って大きい封筒とスティック糊3本セットとテープ糊2個。その足で7番ストリートの角の酒屋に寄ってカレシのカンパリと料理に使う日本酒(菊正宗)を買って、今日のミッションは完。銀行も歯医者も眼科も検査ラボもひっくるめて半径徒歩3分以内で生活できてしまうんだからこれ以上便利なところはないな。

今日は久しぶりにコロナと他の呼吸器疾患の現状についてのボニー先生の記者会見があって、コロナの感染者数も入院患者の数も10月初めのレベルから激減してごく低い水準で安定しているけど、下水の分析やクリニックなどからの報告によると、インフルエンザとRSウィルスの患者が、平年の水準はまだ超えていないものの増えていると発表。インフルエンザは1月に入ってピークを迎えるという予想で、今年のワクチンと今中心になっているH1N1がごく近いので、ワクチンを接種すれば十分な防衛になるらしい。私たちはクルーズに行く前にしていったからまだ大丈夫だけど、RSウィルスの方はどうかな。前回の接種から6ヵ月経過したコロナのワクチンは先週7回目の「お誘いメール」が来たけど、4月の感染でデキたハイブリッド免疫の効果はワクチンだけよりも長く続くそうだから、予約はクリスマスの後にしようか。モールの中のドラッグストアでできるといいな。やれやれ、まだまだ忙しいみたい。ハッピーアワーの頃には霧が薄れて、強烈な夕焼け・・・。




長電話しながら掃除する人とそれを掃除機で追い立てて回る人

2023年12月11日 | 日々の風の吹くまま
12月10日(日曜日)。🌧☁🌧☁。何だかずいぶん暖かくなったなあ。きのうの雪は帰ってくる頃にはすっかり消えていて、そのまま夜の間に気温が上がり続けたらしい。今日の予想最高気温は7度で明日は8度。それ、いくら冬が温暖な気候帯でも暖かすぎないかな。雪や寒波の中で育った道産子のワタシが言うのもなんだけど、まあ、この年になったら雪さえ降らなければどぉ~でもいいのよねえ。

カレシが日曜だけになった朝のレッスンをやっている間に、ワタシはきのうやり残したことを片付けてから日曜日恒例の掃除。今の季節はしょっちゅうルーフデッキやバルコニーに出ることがないので、床はあまり汚れないし、窓も開けないので外からの埃も溜まらないから、掃除は楽なもの。ささっとダスターで埃を払って、箒で掃除機が届かない隅っこを中心にきれいに掃き掃除。いい気分で箒を振り回していたらトロントから電話。カレシのレッスンがもうすぐ終わるとことなので、それまで(義)弟のデイヴィッドと他愛のない世間話。トロントではもう雪が積もっているんでし?と聞いたら「ぜんぜん」。スーパー・エルニーニョの冬だから、東の方も暖冬なのかな。こっちではきのう雪が降ったよと言ったら「なんだ、そっちに行ったのか」だって。うん、マザーネイチャーは時々方向音痴だからねえ。なんて言っているうちにカレシのレッスンが終わったので選手交代。

年の差8歳のこの2人、仲がいいもので、どっちからかけてもいっつも延々と長電話。携帯だったらとってもバッテリが持たないだろうなというくらいで、実際にいつだったか家電で話していて、フルに充電したあったはずのバッテリがぷっつんと切れたことがある。車で30分の距離にいる年子の弟ジムとはめったに電話しないのとはほんとに好対照。別に仲は悪くないから、小さい会社を経営していたジムが若い頃から友だちが多くて、今でもゴルフだ何だと付き合いに忙しいのに対して、カレシはあんまり人付き合いが得意な方じゃないという、まあ、性格の違いなんだろうな。もっとも、ワタシも1人しかいない東京の妹にめったにメールも電話もしないのは単にぐうたらを決め込んでいるだけなので、一緒に育った兄弟姉妹だということで甘えているのかもしれない。

カレシは受話器片手に担当のバスルームの掃除を始めたけど、話に夢中で休み休み。掃除機をかけるワタシはソファでしゃべっているカレシにあっちに行ってと追い立て、バスルームで掃除をしながらしゃべっているカレシにまぁ~だぁ?と急かして、もうひとつのバスルームに移動したカレシに追い付いたら、今度はあっちの方を先に済ませてよぉと催促。なんとか掃除機をかけ終わって、今度はモップをかけるのにまたあっち行って、こっちに来て。カレシはデイヴィッドとしゃべりながら、あっちこっちとうろうろ。傍目にはコメディ映画みたいに見えたんじゃないかな。それでもカレシは(いつもはワタシの3分の1の時間でやる)2つのバスルームの掃除と長電話をワタシの床掃除が終わる頃には終了して、「しゃべりながら片手でやったんで、どっか見落としたところないかチェックしてよ」。別に問題はないけど。「じゃあウォーキングに行こう」。でも、時計を見たら12時10分前で、「ええ、もうこんな時間かあ」。そうそう。だからウォーキングはランチの後ってことにして、ついでにごみを捨てようね。と、こうして何とも変則的な日曜日の朝が過ぎて行ったのでした。めでたし、めでたし(の2人)。

ウーバーでクリスマスツリーパーティに行って来た

2023年12月11日 | 日々の風の吹くまま
12月9日(土曜日)。☁🌧❄🌧。どよぉ~んとしているけど雨はまだみたい。雪の注意報が出たままだから、やっぱり降るのかな。まあ、降るとしてもべちゃ雪だろうけど、バンクーバー圏のドライバーは雪が大の苦手と来ているからねえ。少し早めにタクシーの予約をした方がいいかもしれないな。

シャサヴァン先生から電話があるからウォーキングはその後だなと思っていたら、10時前に電話。「元気?」と言うので、はいっ元気です。「先日の検査の結果だけど、ちょっと脂肪肝になっているね。でも、心配する段階じゃないから、アルコールをちょっと減らして、コレステロールと脂肪の少ない食事をするといいよ。それで6ヵ月したら改善したか悪くなっているかまた検査しよう」。はぁいっ。要するに、まだ「病気ではない」ということだな。良かったぁ。毎日のお酒を「ちょっと」減らすのは簡単だし、食事もコレステロールと脂肪はそれほど多くないと思うし、体重はクルーズ前の水準に戻ったし、何よりも23階まで息も切らさずに階段を上がれたんだから、不健康ではないってこと。たぶん、クルーズ中の飲んで食べての2週間の影響じゃないかと思うけどな。



ウォーキングに出かけた時はしょぼしょぼ雨だったけど、モールを4周して出て来たら、あら、何やらちらほら。帰って来て外を見たら雪交じりの雨になっていて、そのうちルーフデッキがだんだん白っぽくなって来て、あっという間にべた雪が積もってちょっぴり冬景色。これじゃあやっぱりタクシーだなと、タクシーを予約しようとしたら、携帯のアプリでやる仕組みに変わっていて、これが使いにくいし、どっちみち帰りはバンクーバーのタクシーを拾うわけで、これは潮時とばかりにウーバーのアプリをダウンロード。初めてだから、ピックアップの時間を指定して予約するのに手間取って、5回もキャンセルした挙句にやっと午後4時に予約。やれやれと思っていたら、銀行から「クレジットカードにウーバー関連の怪しい動きがある」と言う電話。うはぁ。アプリに登録したばかりで不慣れなもので、間違ってはキャンセルしてたので全部ワタシのちょんぼ。ごめんなさぁ~い。でも、銀行は詐欺がないかどうかちゃんとチェックしてるんだなあ。感心しているうちに車種とナンバーと運転手の名前と一緒に車と運転手の写真入りの確認メールが来て、4時ちょっと前に「あと3分で到着するので待っています」。というメッセージ。さっそくロビーに下りたら玄関前に車。うはぁ便利だなあ。ロバートのマンションの前に着いたのはに小1時間後。前払いだし、チップもアプリで事後処理できるので、着いてたらさっと降りて、ありがとぉ。初めての利用であっさりはまってしまった感じ。カレシなんか「これからクランヴィルアイランドの劇場へはウーバーで行くぞ」と宣言。

パーティは半分がロバートのご近所さんで、半分がArts Club経由の仲間。テーブルに広げた持ちよりのスナックとワインでメリークリスマス。頃合いを見てロバートが飾りが入った箱を部屋の中央に置いて、みんなに小さな、小さなトウヒの鉢を配って、わいわいがやがやとてんでに飾りつけ。でも、自在に曲げられる人工のツリーと違って、このちっちゃな木は言うことを聞いてくれないもので、みんな苦戦。くたびれたところで、またひとしきりワインとスナックとおしゃべり。ロバートがデザートのプラムプディングをお皿に分けて、ティムがアイスクリームを盛り付けてパーティの仕上げ。お開きになったのは9時半で、みんな自分で飾った?ツリーをお持ち帰り。ケイトお姉ちゃんが「ロビーから呼べば2、3分で来るし、事前予約より安いわよ」というアドバイスで、おいとましてロビーに下りてリクエストを送ったら、ほんとに3分ほどでテスラが来た。行きも帰りもタクシーより安かった感じだし、いやぁ、ウーバーは便利過ぎ。うん、楽しい1日だったね。


ワタシの作品





雪が降るとか何とか言っているけど

2023年12月09日 | 日々の風の吹くまま
12月8日(金曜日)。🌤☀。しっかり眠って目が覚めたらまだ7時半。明るい空はいい天気になりそうな兆しだけど、サレーの向こうはタワマン群のスカイラインを映したような雲で、こっち側は川に沿って霧。北東の方は霧っぽい中に市のクリスマスツリーの明かり。でも、日の出までまだ30分くらいあるから、もうひと眠り。




天気サイトには今夜から明日は冷え込んで、明日の午後から夕方にかけて行きがちらつくという物騒な予報で注意報発令中。ノースバンクーバーなどの海抜200メートル以上の地域では10センチくらい、その他の高台でも2センチから5センチ積もりそうだけど、平地では大した積雪はないもよう。我が家のあたりは海抜100メートル弱で、市内では一番高いところなんだけど、はて、どうなんだろう。夕方には気温が急上昇して雨に変わると言っているから大したことはないかな。ただし、ちょうど出かける時間で、道路事情は悪いかもしれない。初めは電車を乗り継いでいくつもりだったけどめんどくさくなって、カレシは車で行くのもめんどうだというので、いっそ「遊び資金」を利用してタクシーで行っちゃおうという話になったのは正解だったかも。ちょうどいい機会だからタクシー会社とウーバーのアプリを携帯にダウンロードしておいて、帰るという時にケイトお姉ちゃんに使い方を教えてもらおうっと。

ランチが終わったところで、クリニックから、シャサヴァン先生が超音波検査の結果について話すために明日の午前中に電話するがどうかと電話。何か気になるものが見つかったのかなと思ったけど、受付嬢は「結果についてお話しするだけですよ」。そっか、新規の患者なんだもんね。明日はいつでもいますと答えて、では10時45分くらいにということになったけど、まあ、深刻な問題だったら電話よりも対面で話そうってことになるんじゃないかと思うから、それまで気にしてもしょうがないか。午後になって普通の買い物に出ようとしたら、カレシが「一緒に行く」。あ、そう。ちょうどいいから、帰りに酒屋に寄ってプリマスジンがあったら買って来ようじゃないの。カレシが持ってくれたらトロリーが重くならずに済むし、先に持って帰ってもらって、ワタシはヴィクターの店に寄ればいいしね。昔、昔、母が良く言ってたもんね、「立っているものは親でも使え」って。

ということで(アマゾンの配達通知を確認してから)カレシと外に出たら、ミニ広場にテントができていて、何やらイベントの準備をしている様子。おいおい、またどんちゃかやるのかいな。ほんとにニューウェストミンスター市議会はコミュニティの親睦とか、コミュニティの一体感とか言ってあちこちに作ったミニ広場に何とか人を集めようと必死になっている感じだな。そんな暇と予算があったらひび割れだらけの歩道を修理してくれればいいのにと思うけど、こっちは地味過ぎると見えてさっぱり。政治も行政もルッキズムの時代ってことかな。スーパー、酒屋と回って、カレシが荷物を持って帰ってくれたので、ワタシは週末の食材を買いにヴィクターの店へ。帰りがけにお母さんが「ちょっと待ってね」と言って、奥からケーキを2切れ持って来て「ホームメードよ、デザートに食べてね」と包んでくれたので大感激。ケースの向こうで大きなローストを切り分けていたお父さんも「うまいよ、それ」。どうもありがとう。アマゾンがロビーの棚に置いて行った封筒3通を引き取って、ケーキと一緒に意気揚々と帰宅。ハッピーアワーはさっそくハウザーのCDを聞きながらマティニで乾杯と行こうっと。



何かとお出かけが多いのは師走だから?

2023年12月09日 | 日々の風の吹くまま
12月7日(木曜日)。☁🌧☁。朝からぱっとしない天気で、何だか知らないけど週末にはべちゃ雪がちらつくようなことを言ってるけど、大丈夫かな。土曜日にクリスマスツリーを飾るパーティに呼ばれてるんだけどなあ。

ゆうべはGingerbread Menのショーをたっぷり楽しんで、すっかりクリスマス気分。昔日本で人気だったデュークエイセスとかダークダックスみたいな4人組で、11年前にArts Clubが上演した『ホワイトクリスマス』で共演して以来、1人を除いてみんなそれぞれ別の道に進んだけど、クリスマスシーズンにだけこうして集まってクリスマスマーケットや企業のパーティで歌っているんだそうで、Arts Clubのスペシャルでやるのは2年目。エルヴィス・プレスリーの『ブルークリスマス』を1人がプレスリーに扮して派手に腰を振っての物まねで笑わせ、『サイレントナイト』はアカペラでしんみりと聞かせ、最後は客席も動員して大晦日の定番『蛍の光』。楽しかった!



今夜はまたBMOセンターに出向いて、Arts ClubのサポーターグループPlay Clubの秋のミーティングがあるので、午後はのんびり。と思ったけど、あしたの朝ご飯のバナナがないし、アップルソースも1日分しかないので、ついでにトイレットペーパーとキッチンペーパーも買って来ようとカレシを連れてスーパーへ。近頃はジャンボパッケージが多くて、トロリーのバッグに入らないし、トロリーを引っ張りながら抱えて来るには、パッケージひとつでもワタシの腕が短すぎで抱えきれない。そこでカレシを「運動がてら」運び役として引っ張って行くわけ。最近はなぜか「あ、いいよ」とついて来るから何の風の吹き回しかと思うけど、いいことだよね。


ルーフデッキの手すりの外に珍しいお客さん~鷹

このPlay Clubは古参サポーターのジーンが組織したもので、参加しないかとワタシを誘ってくれたのもこの人(仲間として受け入れられたってことかな?)秋、冬、春、夏の4回のミーティングに集まるのは15、6人で、芸術監督のアシュリーか助監督のスティーブンが出席して「観客の意見に耳を傾ける」という趣向。まあ、商品の評価などをやる消費者グループのようなもので、今夜は今シーズン幕開けからの3作(The Little Shop of Horrors、Someone Like You、Elf:The Musical)について論評。持ち寄ったワインやおつまみを片手に、演出から配役から舞台装置から衣装から何から何までほめたり、いちゃもんをつけたりで、みんなサポーター歴が長いシニアだから和気藹々の中で言いたい放題。演劇界の重いドアに爪先を突っ込んだつもりのワタシにとってはまたとない学びの場でもある。それじゃあまた早めの晩ご飯を済ませて出かけよっと。

超音波検査が済んだので

2023年12月07日 | 日々の風の吹くまま
12月6日(水曜日)。🌫☁🌧。目が覚めたらもう8時。慌てて起きて身づくろいをしていたら、カレシが「一緒に行って、キミが検査している間にウォーキングする」。うん、朝ご飯は検査から帰って来てからだから、それもいいかもね。思ったより時間がかかったら、あちこちに置いてあるベンチで休んでいればいいしね。

検査のクリニックはモール2階の反対の端で、いつもウォーキングで前を通っているところ。ドアに手をかけてマスクを忘れて来たのを思い出したけど、中では誰もマスクをしていなかったのでそのまま入って、受付でチェックイン。待つこと5分ほどで検査室に通されて、まずは来ていたTシャツをまくり上げて、ベッドに仰向けに寝て肋骨の下をプローブでぐるぐる。新しい機械が入ったばかりなんだそうで、検査士のそばで指導役の人があれこれと指示。受付に「トレーニング実施中」と書いてあったのはこのことだったのか。次に横になって肝臓のあたりをぐるぐる。さらに寝返って反対側もぐるぐるとやって、15分ほどで検査はおしまい。ベッドを降りてモニターの画面を見たら、小さな画像がぎっしり。さて、どういう結果になるのかな。

外に出たらちょうどカレシが歩いて来るところで、「これで6周目だよ」。と言うことは5周半。うは、がんばったねえ。帰って来て、真っ先に朝ご飯のしたく。刻んだベーコンを焼いて、余分な脂を捨ててから冬シャンテレルを加えて炒めて、さらにアスパラガスを少し刻んで追加して塩胡椒。溶き卵3個を少しの水で伸ばして、フライパンの縁の方からかけ回して、端から中央に折りたたんで行って、卵に火が通ったら2つに分けてえいっとひっくり返して仕上げ。ブリオシュローフを2枚トーストして、焼き上がったオムレツ風ベーコンエッグを載せて出来上がり。おなかが空いていたせいでいつもよりおいしかった。



今夜はArts ClubのBMOセンターのニューモント劇場で、Gingerbread Menのクリスマススペシャルのショーがあるので、早めに晩ご飯を食べるから、午後はちょっとだらだら。おとといアメリカのアマゾンにハウザーのクリスマスアルバムを注文したんだけど、思い立ってビッグバンド時代やラテン音楽を収録した『The Player』と言うソロアルバムをカナダのアマゾンで注文。この人は天才的なチェリストなだけじゃなくて、ショーマンシップもたっぷり。いつもYouTubeで見ているけど、ほんとにクラシックもジャズもロックもなくて、ジャンルなんかくそくらえって感じで何でも弾けてしまうからすごい。CDを買ってうれしくなった勢いで、さらに相棒のルカ・スーリッチと組んでいたツーチェロズのアルバム『Let There Be Cello』も注文しちゃった。こっちは明日か明後日には届くので、土曜日に来るクリスマスアルバムと併せて、我が家のクリスマスはチェロの響きに乗ってということになりそう。




夕食は無脂肪のものと言われたから今日は無脂肪のご馳走

2023年12月06日 | 日々の風の吹くまま
12月5日(火曜日)。☁🌧。いやぁ、何ともよく降ったもんだ。バンクーバー市の24時間の降雨量49.8ミリは2004年の記録を一気に15ミリ近くも更新する降りようで、あちこちで道路が冠水する騒ぎ。郊外のメープルリッジの手前のピットメドウズでは90ミリだそうで、その間にあるニューウェストミンスターにはどれだけ降ったんだろうと思ったら、何と85.6ミリ。なぁ~んだ、バンクーバーの新記録なんかちょろいもんじゃないの。まあ、地形が複雑なメトロバンクーバーは微気候の集まりだから、山を背景にしたバラード入江の北側では南側の倍の雨が降るし、気温だって西端のバンクーバー市とフレーザー川上流の東端の郊外では5度から10度の差があるそうなので、天気予報はいつも「所により」。それにしても、ほんとによく降ったなあ。

明日の朝一番にモールの中にあるレントゲンと超音波検査のクリニックで検査の予約があって、前日は脂肪なしの晩ご飯を食べてその後は絶食、翌朝の朝ご飯は抜きという指定。でも、いきなり「脂肪なし」と言われても、はてどうしたものかと思案投げ首だったけど、土曜日にマットが松茸を持って来てくれたのでアイデアがポッ。うん、松茸ご飯を炊いて、残っている豆腐と大根で何か作ればいいや。パントリーを探したら埼玉の友だちが送ってくれた茅乃舎の「柚子塩鍋のだしとつゆ」があったので、豆腐と大根と大豆もやしで鍋風にしてみようか。だしとつゆに含まれる脂肪は無視できる量だし、午後6時前には食べ終わっているからいいんじゃないかな。

というわけで、午後はのんびりして、買い物は牛乳とみりんとネギとカレシのトマトと台所洗剤だけ。炊き込みご飯のレシピの本を引っ張り出して来て、何か量が多いけど、とりあえずレシピの通りに(日本)米を3カップ、カリフォルニア産の米は水分が足りないので水はレシピより少し多め。電気釜(サンヨーの骨董品)を使おうかと思ったけど、米が煮立ったら松茸を入れると書いてあったので鍋を使うことに。でも、ご飯用のストウブの鍋では小さ過ぎるので、普通の鍋で炊いてみることにして、水と米と醤油とみりんを入れてスタート。別の鍋に柚子塩鍋のだしを通って、つゆを入れたら、豆腐と大根と大豆もやしを入れてことこと。ご飯の火加減にちょっと手こずったけど、何とかそれらしい「松茸ご飯」が鍋いっぱいにできた。



大量に残ったご飯は、松茸雑炊にするとか、ふやかしてお粥にするとか、少なくとも2回分のランチになりそう。米油というものがあるくらいだから、米には脂肪分が含まれているんだろうけど、茶碗一杯なら1日の摂取量としてはコンマ以下。絶食は検査前の8時間から10時間ということなので、晩ご飯が早い我が家なら14時間で、今夜は寝酒もなしだし、水は飲んでいいそうだから、ま、ちょっとした断食と思えばいいか。検査の予約は8時半で、カレシはワタシが帰って来るまで朝ご飯を待っていてくれるそうなので、よし、ベーコンを解凍しておいて、遅い朝ご飯は冬シャンテレル入りのオムレツということにしよっと。検査で何が飛び出すかわからないけど、今のところは肝臓疾患の症状と言われるものはないようだから、とりあえずおいしいものを作って食べて空きっ腹をなぐさめてあげなくちゃ。

大雨の日はおうちサロンでヘアカット

2023年12月05日 | 日々の風の吹くまま
12月4日(月曜日)。🌧🌧🌧。思ったより静かな朝。でも、大雨警報と高潮注意報が出ていて、何だかひと波乱ありそうな気配。雨がしょぼしょぼ程度のうちにと、10時になったらささっとウォーキング。カレシがなぜかクルーズみやげの体重がさっぱり減らないんだそうで、「もっと運動しないと」と言い出して、これまでの3周半から今は4周。(ワタシは3週間かからずにクルーズ前のレベルに戻ったけどねえ。)距離が半周分長くなっただけなのに、運動量が増えたと感じるから不思議。

帰ったら予定通りにカレシもワタシもヘアカット。カレシの髪の量では伸び過ぎたようには見えないけど、よく見ると襟足の辺りが長め。今までは電動バリカンを使っていたんだけど、けっこう重くてワタシの手には収まりが悪いので、モールの日本の雑貨を売っている店で見つけて来た髪すきカッターを使ってみたら、軽いし、安全だし、使い易いしで、最後に先の丸い小さいはさみで仕上げをして、カレシのヘアカットは10分で済んでしまった。カレシがシャワーをしている間に、今度は自分のヘアカット。襟足を刈り上げ風にして横は耳たぶの下までやや長めにというのが自己流のスタイルで、手探りのバリカンでけっこう苦戦したけど、ここでも小さなカッターはすいすい。カミソリの刃に手が触れないようにできているから、ここまでと言うところを手で押さえて刈り上げてもケガの心配はなし。バリカンよりもずっときれいに仕上がって大満足。そのままシャワーに飛び込んでさっぱりしたら、カレシにはさみを渡して不揃いが目立つところを切ってもらって、うん、上出来。ごく簡単な安いカッターなのに、アマゾンには類似品がたくさんあるけど、大手のドラッグストアなんかで売っていないのはどうしてかな。



ランチタイムには雨が本降りになって、風も出て来て荒れ模様。冬の嵐は東から来ることが多くて、我が家はまさにその東の角部屋なもので、雨風への露出度が高いせいで、過去に3回の雨漏り歴。どれも(たぶんずさんな工事による)外部からの浸水なので、保証期間中だった最初の2回は開発業者が1回目は水を吸って膨れたリビングの床も張り替え、2度目はルーフデッキからの浸水で外の修理が大がかりだったので、ダイニングの床の膨れはこっちの要望でそのまま。改装中に発覚した3回目は管理会社が修理してくれて、あれからおととしの記録的な大雨でも浸水はなかったので、たぶん漏れるべきところは漏れてしまっているということかな。夜になって雨と風が強まって、ガラス張りの壁を叩く雨の音がかなりうるさい。天気サイトの雨マークは、普通の雨なら「雲から雨粒4つ」だけど、今日は7つ・・・。

管理会社からのメールで、玄関前の歩道の下にあるマンションの受電設備の清掃の日が来年2月20日に決まったというお知らせ。ニューウェストミンスターでは市の電気事業部が全市域の送配電を独占しているので、市役所から3、4年ごとに実施するように言われていて、前回は6年も前の2017年。朝の9時から午後5時まで、エレベーター1台と非常灯と駐車場のゲートだけは非常用発電機で動かして、それ以外は全面的に停電。数項目(電子機器は電源をオフにする、冷蔵庫やフリーザーは開けないようにする、懐中電灯を用意する等)の停電対策を一緒に送って来たけど、一番の問題は9時から5時までは部屋の暖房も止まってしまうこと。冬の最中の2月だから暖房なしでは寒いし、電気ストーブも使えないから、その日に寒波が来ないといいけどな。まあ、2ヵ月以上先の話だし、「mad money」(遊び資金)で少なくとも半日だけどこかに避難するというのも悪くないかな。例えば、ショッピングモール巡りをするとか・・・。

クリスマスツリーの飾りつけは大仕事なの

2023年12月04日 | 日々の風の吹くまま
12月3日(日曜日)。🌧☁🌥。うは、よく降ってるなあ、パイナップル特急2号。でも、これは午後には通り過ぎて、もしかしたら晴れ間が出て、ひと息入れたら明日の月曜日にはもっと質の悪い3号が来るという予報。うん、パイナップル団子3兄弟。外れることが多い天気予報なのにこういうのに限って当たるから困ったもんだな。

とにかく、朝ご飯が済んだら、日曜日の掃除。クリスマスツリーがトウヒだかもみの木だかをまねて針(もどき)を落とすので、箒で特に念入りに掃き集めてから掃除機をかけて、モップをかけ終わったらもう11時。大汗をかいたままでとりあえずレインスリッカーを着てモールへ。フードコートの横にできたサンタクロースの写真コーナーでは、親に連れられて来た子供たちが入れ代わり立ち代わりサンタの膝に座って写真をパチリ。赤ちゃんがサンタを見て泣き出したり、3人兄弟がサンタの膝の取り合いを始めたりで、とにかくにぎやか。ちらりと見たカレシが「何か痩せてるなあ、あのサンタ」。そりゃあ、今どきはサンタクロースだっておなかの周りが気になるんじゃない?でも、わりと様になってると思うけどね。再来週の金曜日が楽しみ。実はサンタと写真を撮る予約をしてあって、カレシには内緒、内緒。いたずら気分たっぷりのサプライズプレゼントだから。

ランチが済んだところで、ツリーの飾りを箱から出す作業。テーブルに並べたら、うはぁ、すごい数。ニューヨークのティファニーで買った陶器製の上品な飾りは大の宝物。カレシがプレゼントしてくれたインゲグラスの「クリスマスキャロル」のキャラクターのセットも宝物。まずは良く見えるところにお気に入りの飾りをかけて行くんだけど、ほとんどが旅行のおみやげ。一番古いのは22年前にパリで買ったもので、サンタクロースとノートルダム寺院の組み合わせ。それに対抗してニューヨークのおみやげは自由の女神とサンタクロース。サンフランシスコはケーブルカー。ハワイみやげはドリンク片手にハンモックで寛いでいるショーツにサンダルのサンタ。他にも旅行みやげはアイルランドやオーストラリア、ニュージーランド、フランス、フィリピン、シンガポール、アメリカといろいろあって、どれも思い出が詰まっているけど、今でも一番のお気に入りは何と言ってもサングラスをかけてサックスを吹いているニューオーリンズの粋なサンタ。





明日は大雨と言うことで、ちょっぴり晴れ間が見えて来た隙にとりあえずの買い物。晩ご飯のしたくがめんどうなので、今日は冷凍の野菜のラザーニャ。ヴィクターの店に寄って、お母さんにきのうマットから買った冬シャンテレルのお裾分け。予約してあったクリスマスディナー用の七面鳥を取りに来ている人が次々と来て大賑わい。商売繁盛、いいね。お母さんに赤ちゃんはどうしてるのと聞いたら、「もう1ヵ月になって大きくなって来たわよ。かわいいのぉ」と満面の笑み。聞いていたお父さんもにこにこ。うん、初孫だもんね。帰ってマティニでひと息入れたら、テーブルに残っていた飾りを箱の上にどけて、簡単にラザーニャとサラダ。食後にはまたツリーの飾りつけ。ボールを飾り終ったら、次は小さい飾りあれこれ。だんだんかけられる枝がなくなって来て、ツリーの周りをうろうろしたけど、なんとか全部飾り終わって、最後にライトが当たりそうなところにつららを下げて、できあがり。ふう、くたびれたぁ。



クリスマスツリーの準備で忙しかった1日

2023年12月03日 | 日々の風の吹くまま
12月2日(土曜日)。🌤。目を覚ましたら、寝室の奥までまぶしい朝の光。天文潮と言う自然の潮汐で特に潮位が高くなるタイミングでパイナップル特急(大気の川)が来るということで、高潮に関する注意報が出ていたんだけど、大雨が降っているはずじゃなかったのかな。でも、窓ガラスには雨粒がたくさんついてキラキラしているから、夜の間は土砂降りだったみたい。ま、台風一過といいうことで、明日はまた雨で、月曜日にはパイナップル超特急が来るんだそうな。夜、高潮注意報が解除になって、代わりに大雨注意報発令で、月曜日は50ミリから75ミリの雨。パイナップル特急は今の季節の定番だからしょうがないけど、ちょっと降り過ぎじゃない?

日課のウォーキングが済んだら、いよいよクリスマスツリーの飾りつけ。まずはツリーを置くスペースを作るのにダイニングの隅の飾り棚を動かして、次に毛布にグルグル巻きにしてあったツリーを解いて、スタンドを組み立てて、やっこらさとツリーを立てて、ステップ1が完了。次は2本のライトを巻き付ける番だけど、ライトがツリー全体にバランス良く分布するようにするのがひと仕事。ライトが落ち付いたら、今度はガーランドをライトの光を反射するように巻き付けて、あっちをいじり、こっちをいじりして一番下の枝まで巻いてステップ2が完了したら、おまけのステップとしてリビングの窓にクリスマスハウスの飾り。力仕事でもないのにかいた大汗を拭ってひと息。洗濯物を洗濯機に入れたら、ちょうど良くランチの時間になったので、今日はウクライナソーセージのホットドッグ。片側にマスタードとサワークラウト、もう一方にアボカド油のマヨネーズとカイワレ大根を挟んで出来上がり。ああ、おなかが空いたぁ。




ステップ1
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ステップ2


クルーズから帰って来て以来連絡がつかなくてどうしたのかと案じていた東京のN君から「レッスンを再開したい」というメールが来たそうで、3週間も音信不通だったのはN君がコロナに罹ってダウンし、回復し始めたところで子供が2人ともインフルエンザで熱を出し、さらに奥さんがコロナに罹って寝込んでしまったので、N君が子供の看病と世話をしていたためだったという説明。みんな全快して事なきを得たそうだけど、N君は基本的にリモートワークなので、仕事をしながらの家族の看病はきつかっただろうな。それにしても3週間の間に家族4人が次々と病気になるなんて何とも不運な話だけど、聞くところによると2年前に2回に分けてした最初のワクチンが最後なんだそうで、ワクチンの免疫はせいぜい6ヵ月だそうだから、それじゃあコロナに罹るよ。免疫がないのも同然だもの。私たちなんか当初2回の後にブースターを4回して、それでもベルギーでかかっちゃったんだから。

きのこ屋のマットから「松茸と冬のシャンテレル(アンズタケ)があるけど寄ろうか」とテキスト。先週はマットに時間がなくて来れなかったから、うん、ぜひお願いぁ~い。でも、ジンを買いに行くのに間に合うかな。いや、マットが来たらカレシと一緒に降りて行って、きのこはカレシに持って帰ってもらって、ワタシはその足で角の酒屋に行ってジンを買って来れば簡単じゃないの。マットから「今高速の出口に向かうところ」と言うテキストが来て、20分ほどで「着いた」。さっそくカレシと降りて行って、やあお久しぶり。やっとこと紙袋を持ったマットがバンから降りて来て、「友だちからもらったんだけど、ハート型に見えるからheartnutと言うんだよ」と言いながら硬そうな実を割ってくれた。ナッツの味からしてクルミの一種かな。(後でオニグルミだとわかった。)松茸は大きくなって傘が開いたのと傘が開きかけの小ぶりのものと2種類があって、歩道に置いてくれたケースから小ぶりのものを選んで袋詰め。冬シャンテレルは2袋詰めて、量ってもらって値段を聞いたら、カレシに持たせて、ワタシはちょっとマットと来年の来年のきのこの作柄予想などをおしゃべり。今年は山火事が多かったので、来年はきのこが豊作になるらしい。おお、楽しみだね。マットを見送って、ワタシは酒屋までひとっ走り。忙しかったけどいい1日だったな。

12月だ、クリスマスが来る

2023年12月02日 | 日々の風の吹くまま
12月1日(金曜日)。🌧☁🌧。もう12月。今年も残るところあと1ヵ月かあ。何かすごぉく忙しい年だったような気がする。とにかく忙しかったし、リバークルーズに行ってコロナに罹ったり、何か漠然としたストレスを感じていたりもしたけど、総じてすごぉく楽しくてハッピーだった1年と言えるかな。こんなの、長い人生で初めてのことだったかもしれない。ま、残る1ヵ月も予定がいっぱいから、大晦日までのホームストレッチを駆け抜けることになりそうだね。

ケイトお姉ちゃんから、来週の土曜日にロバートのマンションでクリスマスツリーを飾るパーティをするけど来る?というメール。友だちのほとんどが避寒に行くので、集まってワインを酌み交わしてメリークリスマスと行こうよということで、即断で行く、行く。避寒先はカナダの西部ならハワイかアリゾナ、東部ならフロリダで、ケイトお姉ちゃんも15日から1月末まで、ハワイのカウアイ島にあるタイムシェアの別荘マンションに行ってしまう、いわゆる「スノーバード」。何でも年間50万人以上が暖かいアメリカ南部に移動するんだそうで、別荘を持っている人も多いので、可決されたかどうかは不明だけど、50歳以上のカナダ人に年間通算8ヵ月(通常は6ヵ月)居住できるビザを創設する法案が議会に出ていたくらい。特に厳寒の東部の人たちに人気のフロリダ州では、冬の間カナダ人が人口の多数を占めるところもあって、ケベック州からのスノーバードが集中するところではフランス語で生活できてしまうというくらい。でも、住むとなれば料理洗濯掃除の家事も付いて来るわけだから、単に所変えての日常生活でバケーションじゃないな。うん、ワタシだったら上げ膳据え膳クルーズで赤道の向こうに行っちゃうなあ。ま、クリスマスツリーの飾りつけパーティに触発されて、我が家のツリーを飾る気になって、まず最初に箱から出したのは「クリスマスの前夜」がテーマのミニチュアルーム。クリスマス気分が出て来たから、クリスマスカードを送る準備も始めようっと。



午後、銀行のトニーから電話が来て個人年金の払出しと資金の移動の相談。クルーズに行く前に12月に入ったら共同名義の投資口座から預金口座に「遊び資金」を移してくれるように頼んであったけど、考えてみたら12月は個人年金(RRIF)が一括払いされるので、いっそのことワタシのRRIFをそっくり預金口座に振り込んだ方が簡単だろうと思ってメールを送ってあった。でも、結局は別組織の投資部門と銀行業務の部門の間でのプロセスを考えると、ワタシとカレシのRRIFを例年通り投資口座に入れて、翌日に現金を預金口座に振り込んだ方が有利だということで一件落着。ついでに、今ある預金口座は常に最低限の残高を維持していないと引き出した時に手数料を取られるんだけど、多額の現金を寝かせておくのは何だかなあだし、月に100円にもならない利子に対して1500円の手数料を払うのは預金口座の意味をなさないから、利子も手数料もない当座預金にまとめようと思うけどどうかと聞いてみたら、「手数料払って大金を預けておく手はないよ。利子だって限りなくゼロに近いんだから」と一本化に賛成。そうだよね。ということで、「遊び資金」も当座預金に入れてもらうことにして、メリークリスマス。ま、2つの口座の間で資金を往復させる手間がなくなるし、残高が大きくなったら直接投資に回せばいいから、家計管理も簡素化できるってもので、来週にでも道路向かいの支店で預金口座をたたむ手続きをしようっと。

今年のクリスマスは、去年おととしと我が家に来ていたユウ君とハナちゃんが今年は日本に帰省することにしたので、のんびりと2人だけ。半世紀も一緒で2人ともプレゼントなんかどうでも良くなっているので、せっかくまとまった遊び資金ができるんだから、ちょっと「散財」を楽しんでみたらどうかな。それとも、再来年の秋のニューヨークからモントリオールに行くクルーズを予約しようか。だって、いくらお金があったって、所詮はあの世まで持って行けないんだから、この世にいるうちに使って楽しんでなんぼのものじゃない?うん。

エレベーターは動かなくなるし、駐車場では洪水が起きるし

2023年12月01日 | 日々の風の吹くまま
11月30日(木曜日)。☁🌧☁🌧。どよぉ~んとした曇り空の下、霧は影も形もない。夜間に雪交じりのにわか雨が降るかもと言っていたけど、その気配もなくてひと安心。しばらく晴れていて冷え込みが続いた後の天気の変わり目では、気温が上がる前に雨雲が来てしまうと雪が降るというパターンなので、要するに微妙なタイミングの問題。気温が上がり続けるとべちゃ雪から雨になって道路も何もぐちゃぐちゃになるけど、積もった雪はさっさと融けてなくなるから、それを見越して「午前10時までに家の前の歩道の除雪」という条例を無視するわけ。もちろん、予測が狂ったら条例違反で罰金を取られるリスクがあるけど。

まだ雨が降り始めていないのをこれ幸いと、いつもの10時にウォーキング。モールの中央にあるフードコートの一角にサンタクロースと写真を撮るコーナーができていて、飾りつけがほぼ完了したらしく、サンタが座る大きな椅子が置いてあった。今年は5分単位の予約制になっていて、コーナーを運営するスタジオのサイトでプリントを含めた料金のパッケージを選んで前払いする仕組み。今年はどんなサンタかな。きのう観て来た『エルフ・ザミュージカル』では「仕事」を終えて中華料理屋に集まっていたサンタが「今のガキどもはサンタの膝の上でスマホいじりしてばかり」と時代の変わりようを嘆いていて笑っちゃったけど、さてどうなるか、2階から良く見えるから楽しみだな。

ウォーキングから帰って来たら、あら、エレベーターが2台ともロックされていて。ドアが開いたままで停止。おとといから防火設備の点検をやっている業者の人たちが4人くらい、呼出しボタンのパネルにある消防隊用のロックにそれぞれの鍵を差し込んで回して見てるけど、ロックが解除にならないのでエレベーターは動かない。非常階段のドアは専用の鍵がないと開けられないし、各階とも(一部を除いて)廊下側からしか開かないので、みんな自分の部屋に帰れずにロビーで立ち往生。がやがやとやっているうちに管理人のアンドリーが駐車場から入って来て、一斉に取り囲まれて、「駐車場で水漏れしているのでそっちが先。エレベーターは業者に連絡するからちょっと待って」と言って、非常階段から1階のオフィスへ。水漏れにエレベーターの故障が同時に発生って、何なんだろう。しょうがないから、みんなロビーのソファに座ってああだこうだとおしゃべりして時間つぶし。そのうちにロビーに入って来る人が増えて、その1人がアンドリーに「非常階段のドアを開錠してくれ」と電話で談判。

しばらく待っていたら、業者の人たちがテイクアウトして来たコーヒーやドーナツを持って私たちの目の前を通り過ぎて駐車場へ出て行ったので、みんな「何なんだ、あいつら」と大むくれ。そこへアンドリーが降りて来て鍵を見せながら「それでは階段のツアーに行きましょう」とやったので、みんな機嫌を直して非常階段をわいわいがやがやと「見学ツアー」。まず3階で2人、7階で1人、10階で3人というようにアンドリーが開けたドアからそれぞれのフロアに帰って行って、最後に残ったのは23階の私たち。ぐるぐると階段を上って、20階まで来たところでカレシが「頭がくらくらする」と言うのでひと休み。アンドリーととりとめのない話をしながらカレシの状態が落ち着くのを待って、また階段上り。ワタシがどんどん先に上がって行くもので、アンドリーは「すごいエネルギーだ」と感心することしきり。やっと23階に着いてドアを開けてくれたアンドリーとやったぁとハイタッチ。階段を下りて行くアンドリーを見送って、我が家に戻ったのは11時40分。ロビーに入ってから小1時間。ひと息ついてランチを食べていたら管理会社ら「エレベーターは3時までに運転再開の予定」というメールがあって、2時前には「運転再開」のお知らせ。4時過ぎには「点検業者の不注意で地上階と地下1階の駐車場で水があふれる事故があり、明日午前8時半から4時半までの予定で清掃業者が溜まった水の汲み出しと清掃をする」というお知らせ。もしかして、エレベーターのロックも連中の「不注意」で壊れたんじゃないかなあ。何なんだ、あいつら、ほんとに。



雨の中、今年も点ったニューウェストミンスター市のクリスマスツリー