廉価盤のボックスセットが次から次へと発売されるオランダのBRILLIANTレーベルの中で、このブッフベルガーQがハイドン全集を目指しているシリーズを聴いていると、とても気持ちが良い。私は、このシリーズが発売するまでこの団体は知らなかったのだが、結成から20年以上経つドイツのベテラン団体だそうだ。
今日取りあげるのは、ブッフベルガーQによるハイドン弦楽四重奏曲全集の第6集である。ハイドンを好んで録音する団体でも作品1と作品2は、ハイドンの弦楽四重奏曲として認めないという態度をとる場合もあるし、作品が稚拙であるという見解をするのか?もしくはレコード会社が売れないと判断するのか?わからないが録音の数は、他の弦楽四重奏曲より少ない。全集というかたちでないと録音が見つからないのが現状だ。
この作品1の6曲と作品2の4曲は、弦合奏版もでているほど弦楽四重奏形式の確立期なので、ジャンル分けが曖昧なのだ。この曲集を弦楽四重奏として扱わない団体もいても仕方がない。どの曲も5楽章形式であり、1stVnの伴奏を他の3人が受け持つというかたちに近い。
山形弦楽四重奏団は、ハイドンの全68曲の弦楽四重奏曲の全曲演奏を目指してほとんどの定期演奏会で、彼の曲をプログラミングしている。明後日行われる第27回定期演奏会で、28曲目だ。山形Qの創立初期にこの作品1と作品2は演奏してしまったのだが、今聴いても作品自体は稚拙という感じは受けない。聴いていてとてもシンプルで元気をもらえる気がする。
やっとこの曲集達もHenle社からミニスコアが出版されたりして、演奏(譜面づら)が容易なため、これからアマチュアの室内楽愛好家にも演奏される機会が増えていくのではと思っている。和音進行とかの勉強にはもってこいのシンプルさだからだ。
今日取りあげるのは、ブッフベルガーQによるハイドン弦楽四重奏曲全集の第6集である。ハイドンを好んで録音する団体でも作品1と作品2は、ハイドンの弦楽四重奏曲として認めないという態度をとる場合もあるし、作品が稚拙であるという見解をするのか?もしくはレコード会社が売れないと判断するのか?わからないが録音の数は、他の弦楽四重奏曲より少ない。全集というかたちでないと録音が見つからないのが現状だ。
この作品1の6曲と作品2の4曲は、弦合奏版もでているほど弦楽四重奏形式の確立期なので、ジャンル分けが曖昧なのだ。この曲集を弦楽四重奏として扱わない団体もいても仕方がない。どの曲も5楽章形式であり、1stVnの伴奏を他の3人が受け持つというかたちに近い。
山形弦楽四重奏団は、ハイドンの全68曲の弦楽四重奏曲の全曲演奏を目指してほとんどの定期演奏会で、彼の曲をプログラミングしている。明後日行われる第27回定期演奏会で、28曲目だ。山形Qの創立初期にこの作品1と作品2は演奏してしまったのだが、今聴いても作品自体は稚拙という感じは受けない。聴いていてとてもシンプルで元気をもらえる気がする。
やっとこの曲集達もHenle社からミニスコアが出版されたりして、演奏(譜面づら)が容易なため、これからアマチュアの室内楽愛好家にも演奏される機会が増えていくのではと思っている。和音進行とかの勉強にはもってこいのシンプルさだからだ。