廃盤蒐集をやめるための甘美な方法

一度やめると、その後は楽になります。

疲れていても、金曜日の夜は安レコ

2019年05月29日 | Jazz LP (安レコ)



先週金曜日に拾った安レコ。 疲れていたけど、レコ屋に行くと疲れはどこかへ消えるなあ。

リヴァーサイドは2,000円、あとは3ケタ(800円、500円)。

トニー・スコットは意外な拾い物だった。 いずれ、個別に取り上げる。

トニー・ベネットのこのマルーン・フラット、昔は10,000円じゃ買えなかった。 この凋落振りはどうだろう。


今はブルーノートがブームだから値段が高騰して、という話をよく聞く。

でも、その一方で優れた内容のレコードが同時並行して安レコ化しているのを見ていると、

ジャズという音楽を巡る状況は、リスナーの鑑賞力も含めて、全てが衰退していっているのかもしれないと思うことがある。

定番ブランドしか嗜好できない感度の悪さというか、想像力の無さというか。


正常化する日は来るのだろうか?



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2 コメント

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Unknown (tk)
2019-05-29 11:31:27
ブルーノート以外でも比較的高いのは、

・プレステッジ(派生含む)
・リバーサイド
・サヴォイ
・ベツレヘム

等々ですが、レーベルもそうですがタイトルにもよるのかなと感じています。

欲しい盤は今購入しておかないと、買えない金額に高騰していくのでしょうかね?
※ヴィンテージデニムのように
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Unknown (ルネ)
2019-05-29 23:49:12
特定のタイトルがその人気故に高額になるのはしかたないことだと思います。
ただ、今のブルーノートはタイトルに関係なく、ブルーノートだからという理由だけで高騰化していて、これが異常だなと率直に感じる訳です。
4000番台なんて、以前は5桁になるタイトルなんて、ホント数枚だったんです。 
ヴィンテージデニムのように・・・・・ どうなんでしょう。
ただ、1つだけ言えるのは、値段を高額化させているのは、買う側です。 いくら高い値段をつけても買う人がいれば、売り手は値段を下げる理由がありませんから。
我々はその綱引きに勝たねばなりません。 単純な話、高額化したタイトルは当面無視して、目線を変えて値段の下がった内容のいいものを買っていればいいんだと思いますね。
そうすれば、ブルーノートもプレスティッジもいずれ下がると思いますよ。 現に、数年前は今の半分以下だったんですから。
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