やっと夏休みに入ったけど、天気が悪く、気分もスッキリしない。 だからという訳でもないけど、ブラブラとレコードを漁る。
どこも如何にも夏のセールが終わった跡、という感じの無残な荒れ様だったけど、安レコのコーナーはそういのとは無縁のフレッシュさだ。
3枚とも3ケタ台。
イタリアの Soul Note は質の高い作品が多く、録音もいい良質なレーベル。 後期アンドリュー・ヒルの良さに開眼したので、当然拾っておく。
この値段の安さが彼の人気の無さを表している。 彼はブルーノートでちょっと頑張り過ぎた。 そのせいで、リスナーから敬遠されるようになってしまった。
日本制作のソロ・ピアノ集。 例のDENONのPCM録音シリーズだが、個人的にはこの技術は楽器の音の線が細く、音楽が痩せて聴こえるのであまり好きではない。
でも、このレコードではそういう傾向は感じられず、違和感なく聴くことができた。 良くも悪くも日本人が作りそうな作品だが、彼のソロ作品は数が少なく、
もしかしたらこれだけなのかもしれない。
昔はゴロゴロ転がっていたけど、今ではほとんど見かけることもなくなった。 だから懐かしくて、つい手に取った。
12インチシングルは音がいいと言うけど、果たしてどうなんだろう、これから聴くのが愉しみだ。
kenさんに襲えていただいたアーティストハウスのレコード、ゲットできました! やっぱりいいですね。