トレッキングしていたら、サクラランがかなり低い位置に咲いていました。大抵高い位置に咲いているので撮影に最適!ラッキー! もちろんサクラランと言ってもサクラでもランでもありません。ガガイモ科の植物で、石灰岩の多い場所が好みと書いてありましたが、オイラはどう見ても石灰岩の無い山中でも見た事があります。
開花は6~10月、花びら?が肉厚で5枚(砂糖菓子のような(作り物のような)ツルッとした感じでテカッてる)ですが、他の花でも良くあるように4枚や6枚の花びらもあります。蕾の頃は星型で、これこそツルピカで可愛いくお進めです。アサギマダラの食草でもありますが、花びらも良くカジられてます。なんと、雌しべと雄しべはくっついて、ずい柱と言うそうです。
結実する事はなかなか無く、過程を撮りたくて後日あらためてデジ一を持って撮影に行ったら「無~い!」。誰かが取っちゃったのかと思ったら、他に咲いていた痕も同じような感じなので、花の後はみんなこんな感じになるのかも知れません。
結実したら何か残るのかな?調べてみたら細長い実と言うか種子が出来るようですが、その間の過程が知りたい! 東南アジアやオーストラリアにも仲間がいて、かなり色んな花形があって面白そうです。ちなみに来年も花が見たければ、絶対に取ってはいけません。それは取らなければ、そこからまた同じ場所に花が咲くらしいからです。