ハイビスカスを良く見ていると今度は葉っぱの間にカマキリのお子様がいました。こちらは当然「花びらがお食事」ではありません。肉食獣(笑)のこの子は「葉っぱ(の中)で、今日のお食事」を狙っているようです。グリーンの体を葉っぱに紛れ込ませ、「チョウが来るかなぁ?でもチョウは粉っぽいから口ん中パサパサになるしな~。さっきのツユムシ、バッタも良いなぁ~」、何て事を考えながらジ~と獲物を待っているのです。
東南アジアなんかのハナカマキリとか、日本でも先日載せたアヅチグモが花に紛れて獲物を狙っている画とかを「珍しいねぇ」、と言う人がいますが、普通のカマキリが草むらで獲物をムシャムシャ食べていた姿を思い出して下さい。保護色に紛れるなんて事は別に珍しい事じゃないんです。子供の頃は皆さんも、そんなカマキリを簡単に見つける目を持っていたんです。