戦時中に石垣島に落とされたアメリカ製AN-M64(500ポンド、通称250Kg爆弾)です。先日も書いたように旧石垣島空港は戦時中は旧海軍石垣島南(平得)飛行場として使われていた場所。新空港が出来てから跡地は新八重山病院などを建てる為、建設前に不発弾調査などをしましたが、出るは出るは。直接の攻撃は少なかった石垣島だけでも米英軍の爆撃機によって1000回位は攻撃されてるとの事なので、島内全域ではまだまだ出るでしょう。それくらい沖縄県への攻撃は激しかったんです!
沖縄では2009年に水道管工事の為、道路を重機で掘削中に不発弾に触れてしまい爆発!幸い死亡者は出ませんでしたが、50メートルも離れた建物で爆風による窓ガラスの割れがあったそうです。沖縄県での不発弾処理件数は年平均600件! 東南アジアなどで戦時中の地雷問題がTV等で良くやっていますが、沖縄県もチョット工事をやると直ぐに不発弾が出て来ます。過去には死者も出ていて、サイパンやハワイと同じで今ではリゾート南の島ですが、これも沖縄県なんです。良かったら今度石垣に遊びに来た時は、戦跡なんかも見学してはどうでしょう?