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ごめんなさい、クロカタゾウムシ交尾中

2019年08月02日 | 生き物

山の中でクロカタゾウムシ(ゾウムシ科)の交尾中に出会いました。お邪魔虫なんですが近づいて撮影させて貰いましたが、これが人間だったら犯罪です!(笑) クロカタゾウムシって昆虫が好きな人だけでなく、キャラクターとしても人気があって見たいと言う方が結構います。リクエストがあった時は幾つか当てのある場所を下見に行ってからツアーに臨むんですが、それでも自然相手ですから当日いてくれる事を願います。

なんでそんなに人気があるのかと言えば、キャラクターになった事はもとより、体を硬くするために飛ぶ事を犠牲にし最硬の体を手に入れた事でしょうか? オイラはやりませんが、標本にする時にステンレスの針が刺さらないとか、踏んでもへっちゃらとか、あまりに固すぎて鳥も食べないという話もあります。もし食べても種みたいにそのまま出ちゃんでしょうね(笑)。

この硬さの秘密ですが、「産業技術総合研究所」などの研究チームによって「クロカタゾウムシがどうやって体を硬くする事が出来るのか?」が判明しました。それは体内に共生する「ナルドネラ」と言う細菌のおかげだそうです。実は昆虫の多くも、人間を始め多くの動植物のように微生物や細菌などと共生関係にあります。クロカタゾウムシもナルドネラ細菌が作る「チロシン」と言うアミノ酸によってカブトムシより硬いこの外骨格を得る事が出来たんです。逆に言うとこのナルドネラを減らすなり死滅させるなりするとクロカタゾウムシは大人になれなかったり、大人になっても柔らかく黒くない体になってしまいます。

最近の農業では化学的農薬を使う現在の農法から「自然由来の農薬」で人体に安全、かつ化学的農薬と同程度の害虫駆除が望まれています。もちろん安全な食べ物を願わない人はいません。その一つとして今回研究(共生細菌を減らすか死滅させて駆除)が期待されています!

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