別の日の夜に見たカエルを載せます。最初はオオハナサキなのかコガタなのか良く分からない大きさのハナサキガエルです。種類はともかくこの時は直ぐ撮影したのでお眼目が真ん丸で可愛いです。
生き物を撮影する時に気を付けないといけないのは「どうやってその生き物の気持ちを表すか」です。人と比べて表情が乏しい生き物。一番気持ちが出ている所はどこか分かりますか?
それは眼です。サルやイヌなどは比較的表情が分かりますが他の生き物は難しいですよね。もしかしたら人間が勝手に感情移入して想像してるだけかも知れないし。でもオイラ個人的にはどんな生物にも(生物じゃなくても)感情があって、気付き難い(わかっていない)だけで、実はちゃんとサインを出しているんじゃないかと思います。例えば警戒色なんかは感情の表し方の一つなのは間違いないですよね。 あっ、この話続けると長くなるのでもうやめます(笑)。
林道で出会ったオオヒキガエルかと思うくらいデップリした、オオハナサキガエル(アカガエル科)のメスです。季節柄、お腹の中に卵がいっぱい入っているんじゃないでしょうか。ライトを当てながら撮影した為に黒目が細くなっちゃって可愛くないです(>_<)。 お眼目が真ん丸だったらもうチョッと愛嬌があったんでしょけど・・・。でもこれはこれでデップリおばさん、フジヤマ・ママ、いやいや実は若ママで良い感じ?
最後は見た事も聞いた事もない人、結構いるんじゃないでしょうか? シロアゴガエル(アカガエル科)です。なぜかアスファルト道路の上にいました。シロアゴとオオヒキはオイラがずっと調査し続けているカエルで、どちらも「特定外来生物」です。そういう意味ではこの表情、凄く合っています。ちょっと気持ち悪い顔。でももし真ん丸黒目で頭を上げて一枚目の画像見たいにチョコンと座っていたら可愛く見えるかも知れません。
2007年に石垣島に入って来た事になっていますが、もっと前から鳴き声を聞いてた、という人もいて定かではありません。西表島に入れないように一生懸命頑張っていて、一度根絶させてからは今のところ確認されていません。石垣島ではもう全島にいるようですが・・・。
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