第2回講座 宮良川のヒルギ群落観察 2ですが、当日は写真を撮る暇があまり無かったので、今回は下見の時に撮ったものばかりです。 それにしても画像でわかるように、本当にこんなジャングルに一般の人を連れて行って良かったんだでしょうか?(笑)。
ホウライカガミのサヤが開いた状態です。 中にはタンポポの綿毛を大きくしたようなのが入っています。 もともとは海岸や石灰岩の多い場所に良く自生してますが、石垣島では日本一大きいチョウ・オオゴマダラが市のチョウなので、そのお子様の食草であるオオゴマダラを増やそうという事で、民家の庭や公園にも沢山あります。
結構歩いたんですが、まだまだ石灰岩があります。 という事はココも昔は海だったんですね。 海から大分離れているんですけどね。 入り組んだ入江だったんでしょう。 その頃の海に潜ってみたいなぁ。
何の画像かわかりますか?これが分らないとこの生き物は見つけられませんよ。
答えはシレナシジミです。 こんなふうにドロから一部だけ見えてるのに気付けば見つけることが出来ます。 ただ宮良川でも近年、大量に取ってしまう輩がいるようで、今まで普通に見れていたところでも見れなくなったりしてます。
これがハマサンゴ類の津波石じゃないかと思ってる岩です。 長さは5m位はあるかな? 今度行く事があったらスケールを持って行きましょう。 明和の大津波を研究している博物館のAさんに聞いたら、この辺りでも十分考えられると言ってました。 宮良ではもっと上まで津波が来ていたし、特に湾に押し寄せた波が川にそって押し出されるように遡上して行くので、凄いエネルギーで色んな物が流されたようです。
次回で多分終わりです。
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