2012年度・県民カレッジ第2回講座がありました。 今回は宮良川のヒルギ群落、要するにマングローブ林をトレッキングして来たわけです。 講師はオイラだったので当日の画像はそれ程ありませんが、下見の時の画像を織り交ぜて紹介して行きましょう。
入って少し行くと、岸辺にこのような石が沢山ある場所があります。 今現在の宮良川の橋は平成9年にかけられた物で7代目、宮良が地元のJさんに聞いたところ、昔は今の橋より海側にあったそうですが、もっと昔、もしかしたこの場所に橋がかかっていて、その名残じゃないか?と言うのが、県民カレッジ・コーディネーターMさん(オイラの山の先生)の予想です。 答えを出すのはそう難しい事では無いでしょう。 だって反対岸に行って同じような石が沢山残っていたら、ほぼ正解だからね。 「じゃぁ見てこいよ!」って?
「ヒルギの胎生種子がどうやって地面に立つのか?」、と良く聞かれます。 皆さんはどう予想しますか? 難しい説明は今回はやめておきますが、画像のように元はかなり寝てた筈のこの子ですが、ぐい~んと曲がって元気に立ち上がってます! こういう気合の入った子がおそらく厳しい自然界でも生き抜いて行けるんだと思います。
何時もカヌーツアーの時に見えてるノウサンゴっぽい巨大な塊がありますが陸側から見るのは初めてです。 対象物が無いから分り辛いですが、畳み1畳分くらいはあるでしょうか。 これよりもっと海側、橋の向こう側にもドでかいサンゴの塊があって、ココよりもっと上流にもドデカイ塊があり、先日ちょうど千葉工大の後藤先生の「明和の大津波・講演会(石垣では毎年やって頂いてる)」がありましたが、オイラはおそらく全部、津波石ではないかと思っています。
倒れた木の上にキレイに落ち葉が乗っかっていました。 まるで意識して乗せたような感じです。 ただちょっと考えてみると、満潮時に流れて来た落ち葉がココに引っかかって、こんな感じになったんではないかと予想してみました。 画面左から右にね。 どう思う?
参加者がぜんぜん写ってないのは下見の時の様子なんですが、去年に引き続き今年もMさんと、Mさんの山友達・Yさん、そしてオイラで下見+ルートの整備です。 といっても宮良川のマングローブは天然記念物なので切ってはいけません。 倒木や黒川池の場所、宮良川から最後の八重糖跡の2本の煙突がある場所に出る場所などだけ整備してきました。
もう本当にジャングル探検ですね。 本番当日、出発前にMさんが、「マングローブ林の中、八重糖跡まで道があるので、それを歩いて観察して行きます」、と参加者に説明していましたが、その後オイラが今回の観察会の説明する時に、「道なんてありませんよ~」、と言ったら皆さん苦笑してました。
つづく
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