西部劇を見ていると砂漠や決闘シーンで「ビュ~」と風が吹くと「コロンコロン」と転がっている奴がありますよね。あれを「タンブルウィード」と言ってtumbleweed = tumble(転がる)+ weed(草)と言う意味です。ですからある1種類の植物の事を言うのではなく、風に吹かれて転がる植物ならみんなそう呼ぶそうです。そんな植物が実は日本にも、ここ石垣島にもあります。
それがこのツキイゲ(イネ科)です。ツキイゲは日本では種子島あたりから以南に自生し、本体の先にこのイガの部分があって、夏になるとその中心部にお米のような花が咲きます。受粉し種が出来るとこのイガが折れ、風に吹かれて転がりながら種をばら撒く、と言う仕組みです。
今回は年末(冬)に行ったせいか、イガ?ガンガゼ?ケセランパサラン?の部分は殆ど無く、やっと見つけたのがこの1個でした。やっと見つけたこの1個も葉(針葉)が折れ形が真ん丸でなくなり、サイズが小さくなっています。過去オイラが見た事があるのはゴムまりくらいのサイズでした。
#リフトアップ石垣島エコツアー
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