海岸トレッキング中にとぐろを巻いたウミヘビを見つけました。全然動かないし色が濃くなって種類も見分けがつきません。わずかに尾のヒレの部分に縦縞が見えるくらいです。石垣島で海ヘビは珍しくもありませんが、こういう感じのは初めてで、かなり暑い日だったので弱ってるなら海水でもかけてあげた方が良いのか迷いましたが、そのままにしておきました。
ちなみにウミヘビもやはりヘビ。トカゲや陸のヘビと同じで第三の目(頭頂眼)を持っています。要するに三つ目です。元々ヘビはあまり目が良くなく匂いや温度、地面からの振動や動きで相手を見ていますが、頭頂眼も光を感じる程度しか見えていないと言われていましたが最近では太陽の位置を確認して位置を割り出していると言う事が分かってきました。しかも退化してしまってるけど作りは普通の目と殆ど変わりないそうです。昔はもっと見えてたんでしょうね。
頭頂部にちっちゃい凹みがあるのが分かりますか?これが第三の目です。三つ目の生き物はヘビだけでなく、トカゲやカエル、魚なんかにも第三の目がある種がいます。三つどころかもっと沢山の眼がある生き物は色々いて、身近だとハチとかクモなんかですね。
凄いのが実はこの後、前に一度行ってから場所が分からなくなっていたイラブ(ウミヘビ)ガマ(今回のは昔ウミヘビ漁をしていた人達が寝泊まりしたり燻製を作っていた洞窟。通常はウミヘビが交尾・産卵などで集まる洞窟の俗称)と御嶽(ウタキ)を見つける事が出来た事です。ウミヘビに遇ってから見つかるなんて偶然にしては出来過ぎです。このウミヘビが導いてくれたんでしょうか? またこの場所を教えてくれたガマの近所のご家族との出会いも何か意味がるのかも知れません。イラブガマの事はまた後日紹介しましょう。
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