ウミケムシ(ウミケムシ科)を知っていますか?暖かい海が好きなので北部にお住まいの方はあまり耳にしないでしょうが、だんだんと北上して行ってます。ゴカイに近い仲間で刺されると物凄く痛く、後日激しい痒みが数週間続きます。毒成分は炭素が鎖状につながった構造の神経伝達物質「ガンマアミノ酪酸」を分子内に持つ有機化合物が毒物質と言う事が慶応大と名古屋大の研究チームによって判明。命名コンプラニンだそうです。炎症が起こる仕組みが段々分かって来てるので、そのうち塗れば一発で治る!薬が出来るかも知れませんね。
天敵は普通に魚やカニなどで、自然界では毒針はあまり聞かない様です。なんで自然界であまり役に立たない毒針を発達させたんでしょうか?人間だけ痛い目に合うのはなぜ? ウミケムシ(ゴカイ)の仲間には光るのがいて、メスがオスを誘う為に光る物質を出すとか。ただ毛自体がガラスのような感じなので光が当たるとオスでもキラキラしていてキレイです。ちなみに画像のは裏です、何故か背泳ぎみたいな感じでウロウロしていました。
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