「石垣島エコツーリズム協会」と「アンパルを守る会」共同の11月の自然観察会は、「ダハズ自然農園見学会と平得大俣の自然観察」でした。ダハズ農園と言うのは嵩田山の南側の麓の亜熱帯ジャングルの中で、藍とショウガを中心にもちろん無農薬で育てている農園です。農園主のKさん曰く、食物連鎖、自然の循環を切らない農法としてこの場所、やり方を選んだそうです。最初にKさんのお話を聞き、このあと農園の中を案内して頂きました。作物を植えている直ぐ横が自然の森になっていて、そんな中で元気に育っています。
ですが実はこの農園の直ぐそばまでが自衛隊基地建設予定地の境界で、Kさんは「この土地は売らない」と言う事で残す事は出来ましたが、この時も重機の物凄い騒音で大きな声を出さないと説明も聞こえません。以前来た時の薄暗いジャングルの中だった時と比べ、周囲がかなり明るくなっていたのにはビックリです。これからもっと風通しも良くなり環境がガラッと変わり、いったいどうなってしまうんでしょうか? 工事により死なないまでも住処を失ったあらゆる生物が一気にこの農園に押し押せてきた時の農作物への被害が懸念されますが、そういう時国はちゃんと保証してくれるのでしょうか?
ちなみに山は乾燥化が進行してくと、自然の生態系が崩れ動植物が激変し死んだ山となります。
続く
#リフトアップ石垣島エコツアー
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