ちょっと前に書いていたシリーズの続きです。山の中を横断し、とうとう反対側の海岸まで出て来ました。降りる時に「ウリジャー」だった場所を通って海岸まで下ったんですが、ウリジャーと言うのは牛や馬を上り下りさせる道です。させると言うか牛も馬もミネラルが欲しい時は自分で海岸に出て海水を舐めたり、海辺の植物(ミネラルが多い)を食べたりします。
ここでチョッと休憩したら再出発。グリーン・タフ(緑色凝灰岩)の岩があちこちに見られますが、実は山中でみた巨岩もグリーン・タフです。この地域は琉球石灰岩と緑色凝灰岩が主の地質のようです。内地でもグリーン・タフは見られますが、地域によってかなり遠くまで行かないと見る事が出来ませんが、石垣島はあらゆる地質がほぼ揃っていて、地学の勉強にはもってこいの場所なんです。
これはビーチロックだったか石灰岩だったか忘れてしまいましたが、画像からすると石灰岩かな? そこはあまり気にしなくて良いんですが、この溝が自然のものなのか切り出した跡なのか気になったので撮影しました。
最後は巨大なアダンの実です。かなり熟して来てたのでオレンジ色も鮮やかで、撮り方によってはいい感じになると思います。
今回はここまで。海岸編もあと一回くらいで終わりですが、歩きながら皆に遅れとらないようになので大雑把にしか撮影出来ていません。改めて行って細かく調査・撮影して、いずれお見せしたいと考えています。
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