石垣島の琉球石灰岩が発達した場所には、戦時中の掘られた(利用された)壕があちこちに残っています。それは林の中とか誰も来ないような場所だけでなく、民家が直ぐそばにある市街地の浜にもです。
特に銃眼跡は数多く残り、海に向けて掘られたり自然洞窟を利用したこれらは、中に人が入り上陸してくる敵を迎え撃つというお粗末な物でした。特に今回紹介する壕は人一人が這いつくばってやっと通れる穴だけで、上から(他から)の入口が無いので、戦時中の記録映像等で見た事があると思いますが、手榴弾や火炎放射器で攻められたら逃げ道は無く終わりです。
壕内はそれなりに広く刳り抜かれていますが、こんな中で「何時敵が攻めてくるかもわからない、攻め込まれたら逃げ場が無い」と言う状況で一日中いたら気が狂いそうです。
石垣島に来たら是非、自然などだけでなくこう言う物も見て帰って欲しいと思います。
#戦争遺跡 #銃眼 #豪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます