サザエのようにイガのある貝でイガカノコガイ(アマオブネガイ科)です。大きさは随分小さくて1cm位。良く見るとこの小さな貝にさらに小さな貝(フネアマガイだと思う)が、くっ付いてたりします。可愛いですね。
以前、Open Place1に書いたカノコガイもそうですが、アマオブネガイ科の貝達は色々な模様のがいて、イガカノコガイも色々な模様のがいるそうです。今度行ったら良く見ときます。やはり汽水域が好きで、カノコガイと名前が付く仲間には他にも、シマカノコガイ、ドングリカノコガイ、イナズマカノコガイ等いて、マングローブ域の最も陸域寄りに生息すると書いてありましたが、この子達がいた場所は川から海の直前と言う場所で、もっともっと調べてみないと本当の所は分らないですね(内地にもいるし)。一応この場所のチョッと上は、もとはマングローブ域だったのかも?と思わせるような地形(上流にはサガリバナ、モダモもある)ではあります。とにかくこの川は、海から山への流れが途中で中断されず、比較的自然のまま残された非常に貴重な場所で、生き物も豊富にいるので生態系を調べてみるにはとても良い場所です。
調べていたら、コケをどんどん食べてくれると言う事で、こんな小さな貝達まで売り物にしている輩がいて呆れました。人間のエゴって凄い!
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