リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

今年もお会い出来ました

2011年08月10日 | 何でも

今年はとにかく石垣に来る観光客の方が少ないんですが、それでも毎年のように遊びに来てくれる方がいて、ツアーに参加しなくてもご飯食べに行こうよとか、わざわざお土産を下さる方までいます。 本当に感謝です。 

ご家族の場合、お子さんの成長具合も楽しみだし、若い方は結婚したとか恋人が出来たとか、嬉しい報告もあります。 別れたって方もいますが、だからこそまた石垣に来たって言うのもアリです。 画像のご家族はJさんの所のお客様ですが、偶然オイラがまた担当しました。 お姉ちゃんが受験なので来年はどうか分らないと言ってましたが、また何時かお会い出来るのを楽しみにしています。 

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リーフでの出会い

2011年08月08日 | ウミガメ

先日書いてた、「リーフまで行った時の良いの」と言うのを今回載せますよ。 良いのって言うか、「ウミガメとの良い出会い」です。 浜でウミガメと出会うのはもう数え切れない位になりましたが、海中でウミガメと出会うのは今回で2度目。 以前のは西海区の研究所が放流した発信機付きのアオの若者でした。

今回のは始め見た時にサンゴの間に首を突っ込んで何かを一生懸命食べてました。 夢中になって食べているのでオイラがずっと見ていても全然気が付きません。 アオかな?と思っていたんですがサンゴの間に首を突っ込んで食べている所、甲羅にギザギザがある所、アカはまず違うし、アオなら基本草食、タイマイは海綿の他にほぼ雑食、嘴の形からしてどうやらタイマイ(ウミガメ科タイマイ属)じゃないかと思っています。 石垣島ウミガメ研究会の会長でもあるT師匠、どっちですか?

「ん?なんだ?」
やっとオイラに気付きましたがあえてオイラはジッと動かず観察し続けました。 向うもオイラが何なのか分らず、その間ジッと見つめあって、いや違う、観察しあってました。

完全に体をこちらに向け、立ち上がって一生懸命観ています。 この姿だとアオっぽいんだよな。

いい加減オイラがもう良いやと思い近寄って行ったら、いよいよ逃げようと思ったらしくユックリと後ろを何度か振り向きながら去って行きました。

小さいなぁ、と思っていたんですが、タイマイなら大人サイズですね。 石垣みたいにウミガメを食べる習慣がある地域ではカメに、「人間につかまる」、と言う遺伝子が受け継がれ残っているせいか人が近付くと逃げて行ってしまいます。 悲しいですね~。 でもウミガメを獲る習慣が無い地域では同じ人間なのに近付いて行っても逃げません。 だからカメに摑まったり、一緒に泳いだり、すぐそばで写真を撮らせてくれたりします。 オイラがオーストラリアに居た頃、GBR(グレート・バリア・リーフ)で潜った時ですが、かなり近付いても逃げませんでした。 目の前まで行ってようやく逃げたという言うより「ウザイ!」、といった感じで去って行きました。 もう少しで摑まって泳げたのになぁ。

今の石垣に亀獲り爺さんはもういないし、何十年、何百年後かには石垣でもウミガメは逃げなくなるのかなぁ?

☆石垣島ウミガメ研究会では貴方の情報提供をお待ちしています。 
ウミガメ目撃情報はもちろん、死体があった、足跡があった等、会員が少なくまだまだカバーしてない浜が沢山あるので、砂浜を散歩する習慣がある方なんかは特にご協力お待ちしてま~す!

コメント (4)
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ウミショウブの結婚

2011年08月05日 | 海が好き!

前回に引き続きウミショウブのお話です。 早速ですが↓これがウミショウブの雌花です。 丁度大潮の干潮の高さに花びら(と言うか分りませんが)が開くように伸びてきます。 

その開いた所に風や波で、ス~ス~と滑って来た雄花が、パクッ!と食べられちゃいます。 実際は雌花が自分で動いてパクッと食べるんじゃなくて、潮位の高さに開いてる波の動きで「パクッ、パクッ」、と揺らいでるんです。

雌花の中心を観てみるとこんなに雄花が! もういっぱいで溢れかえってました。 う~ん、何だか人間界と同じように気がするのはオイラだけでしょうか・・・?

「お前らはまだ良いよ、野郎ばかりでこんなに溜まっちゃって・・・。」

「あぁ、空がキレイだなぁ~」

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ウミショウブ あちまれ~!

2011年08月03日 | 海が好き!

先日の新月の日にウミショウブ(トチカガミ科ウミショウブ属)を観に行って来ました。 西表が有名ですが石垣にもちゃんといます。 と言うより石垣島がウミショウブの北限じゃないかと言う意味ではこっちの方が貴重!? 一種一属でヤエヤマヤシと同じですね。 沖縄にはこう言うの多いです。 こう言うのって陸続きの時に移って来たんでなく、島になってからもいつも流れ着く種類でなく、ある日突然何者かに持ち込まれたとか、たまたま強い台風の時とかに来てしまった、という可能性が強いんじゃないかと思ってます。

西表のは先日の満月の大潮で、石垣のこの場所のは新月の大潮に合わせて開花しますが、これは数年おきに入れ代ると先輩ガイドのOさんが言ってました。 今回は大潮の時にもほんの少しですが咲いていたので、入れ代りの年かもしれませんね。

 

ウミショウブは海草ですから、むかし陸に上ったは良いけど、やっぱり海の方が良かったから帰ろう、と言って戻った植物です。 だから花も咲くし根も葉もあり、茎もありますよ、とうぜん種子も出来ます。 今度はこの種子が弾ける所を押さえたいんですが、観れるかな・・・。 

「やんや、やんや」

「ぶつかってくんなよ!」
「変な顔」
「お前だって変な顔だろ!」

「みんな同じ顔で何言ってんだよ・・・」

「は~い、みんな、集まって集まって~!」

「並んで、並んで」
「集まって~!」
「はい、こっちですよ~!」

「お集まりの皆さん、今日は新月の大潮です。 せっかく男として産まれたからには、可愛い女の子と添い遂げましょう!」
「うるせ~バ~カ、お前が言うな」
「そんなの当たり前だろ」

「いちいち並んでられるかよ」
「あいつら放っといて、俺達だけで先行っちゃおうぜ、女の子少ないんだからさぁ」 
「おい、そこの、お前も行こうぜ!」 

ご覧のように、この米粒ほどの白いのが雄花です。 ウミショウブの根本・海水中に卓球位の大きさでモモのような形をしたカプセル(これも撮りたい)がパカッと開いて大潮の日に合わせて飛び出し、水を弾いて起った状態のままほんの少しの風や波に乗って水面をスイ~、スイ~と走り回ります。 写真を撮るのも大変! オイラは以前、かなり離れた米原と言う所まで流れ着いた雄花を見た事があります。 友達Sさんの息子・ソウイチロウと先輩ガイド・Oさんの息子達がカプセルを取って来て皆で開いた所、中には約400個の雄花があったそうです。 貴重なデータですね。 

次回、彼らの結婚シーン(雄花に食べられちゃった所)を載せましょう。 もちろん彼らは草植系!?だから、女性の方が強いんです(笑)。 

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腰痛には素潜り

2011年08月01日 | 海が好き!

あまりにも腰痛が長い事治らないので素潜りに行ってきました。 シュノーケルとは違うの?と思うかもしれませんが、シュノーケルと言うと何だかオイラは水面でパシャパシャやりながら眺めてるだけっていうイメージがあるので、素潜りとは別扱いです。 フリーダイビングと言う言葉もあるので、素潜りはどちらかと言うとそっちですよね。 と言うか直訳ならそのまんまだろ~。

今回最初はそれこそシュノーケルで、枝サンゴが多い場所の定期観察をやってたせいか、あんまり良い写真が撮れなかったので一気に載せちゃいます。 ただリーフまで行った時の良いのもあるのでそれは近々公開! 

お蔭で腰痛もあまり効果がありませんでした。 やっぱりちゃんと潜らないと治りません。 この日は結局ダイコン値で3m位を数回、11m位を5回くらい潜って終わりです。 収穫時なんて殆んど潜りっぱなしだからそれに比べたら全然ですね。

 

なぜ素潜りすると腰痛や寝違えが治るのかはわかりませんが、オイラの推測では海水、無重力、水圧、頭が逆さまになる等、色々な条件が重なって治るんではないかと思ってます。 そして何よりも海から産まれた生命体であるオイラ達人間も、母なる海に戻ると偉大なお母さんが包み込んで治してくれるのかも知れません! な~んて事書くとヤバい人だと思われるかな(笑)?。

今回驚いたのが、数ヶ月前に沢山あった枝サンゴが殆んど死んでいるのに、シャコガイが以前より沢山あった事です。 枝サンゴが温暖化によって死んでたんだとすると、シャコガイも白化して死んでしまうと思ってたのに、白化どころかキレイな色で数も沢山いるんです。 この不思議の答えは最後の画像に出てくる奴がカギを握ってるかも知れませんよ。 

もう一つの不思議はチョッと前まであんまりいなかったオニヒトデがリーフ↓まで行くと大量にいたという事です。 コイツ等がかなり浅瀬まで来ていたんでしょうか? 個人的に駆除したいのですが、体一つでは限度があります。 ちなみにイソギンチャクも白化しますが↑のは元気ですね。

ウミショウブを見に行った時に先輩ガイドのOさんに会って話しをしたら、「傷つけてチョッとしてから見たらバラバラに食べられてたよ」と言ってたので、もしかしたら回収しなくてもこの方法で大丈夫かな?と思ってます。 分裂再生しないか今一度良く調べてイケそうだったらオイラ、久々に死ね死ね団になってオニヒトデ・キラーになろうかと思ってます! 

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