【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ぶらり京の師走

2012-12-26 17:11:27 | 散歩道の日溜りカフェ

【町家のレストラン】


【意匠を凝らした店内】


空気中にはぴりっとした霜の気配が漂い、
シュルーズベリー港を見晴ら眺めは素敵だった。
周囲の林は間もなく起こる何事かを
待ち受けている ――
少なくともそうとしか私の感情を
表現する事は出来ない ――                
                  【「エミリーはのぼる」 第7章】


   雲、1つない快晴の
  空で明けました。

   暫くすると一体、
  どこから・・? 
  と思う程の空一面の雲。

   それはまるで
  寄せて返す波のよう。
  (写真は返しつつある雲)

   その後は青空にぽかぽかと
  白い雲が浮かんでいます。
  今度は海に浮かぶ帆船・・?

   例の如く 「想像の余地」 は自由自在。それにしても・・
  そんな空を冬の日溜りの中で、ボ~ッと眺めている私。
  しなければならない事は沢山ありますのに・・。



【他に 「突き出し」 と 「ご飯、味噌汁」 付き】


   さて、昨日は友人に
  付き合い、師走の京都へ。

   別に、これと言った
  目的がある訳ではありません
  から、雑貨店を見て回ったり、
  ただぶらぶらと。

   とは言っても外は寒いですから、
  する事は限られます。

   食事をしたりお茶を飲んだり。
  後は、デパートのぶらつき・・。

   写真は町家を改造した
  レストランです。

   最近、多いですね。
  でも、しっとりと落ち着いて、
  京都らしくて大好き。

   そうそう、錦市場近くの
  輸入雑貨店で見つけた
  素敵な薔薇のクッション。

   別の友人が車の中に
  置いていた物と全く同じ物。

   こちらのお店で・・?
  元々、京都の方だから、
  きっとそう! ~なんて。
  なぜか、わくわく。

   ところで昨日は珍しく
  「見てるだけ~」 に徹した私。

   素敵な譜面台(鉄製)があり、
  心、動いたものですが、
  2つもいりませんものね。

   ちょっとアンティークな
  ブリキの如露があれば
  欲しかったのですが・・。

   ただ、お店のレイアウトなどは
  随分、参考になりました。

夢と日常の交差点

2012-12-09 18:37:07 | 散歩道の日溜りカフェ







【敷地内には発酵酵母のパン屋さんやアンティーク雑貨のお店も】







「牛の腰の上部とあばらの間のとびきりの肉を
使ったステーキ、それに美味いビール ――
これに限りますな。
こけ威しの凝ったフランス料理のオードヴル、
オムレツ、ちっぽけなうずら肉と
いったものは願い下げでさあ。 
ビフテキならいつでも大歓迎ですよ」
客の好みに応じて
ステーキを注文したポアロは、
ごもっともというように微笑を向けた。
「ステーキとキドニー・プディング
という取り合わせも悪かないですがな」
とアアロンズ氏は続けた。
「アップル・タルトか。
そっちを貰いましょう。クリームを添えてね」         
        【A・クリスティー作 「ブルートレイン殺人事件」】


   




   今日も真冬並みの寒い朝を迎えました。
  しかしながら東の空に上がる冬の太陽は、ドクドクと音を立てて
  昇っているようで他の季節にない力強さを感じてなりません。










【店内】




【こちらは 「御手洗い」 の手洗い場所 : そっくり同じ物が売られています】




   さて、昨日は友達3人と
  隣町(車で10分)の
  イタリア料理のお店、
  『二十四節記』 へ。

   こちらを訪れたのは
  初めてです。

   何より惹かれたのは、
  センスが感じられる、
  そのお店の名前。

      





木や花の変わり行く姿、料理に使われる旬の素材、
美しく時を重ねて古美て行く 建物・・・
訪れた方に季節の移ろいや時の流れを感じて
頂きたいという想いから 「気」 を 「記」 とし、
二十四節記と名付けられました。


   

   


   こんなこだわりを持っているお店ですから、
  訪れる前から期待が膨らんだものです。

   そして案内されたテーブルには次のような言葉が添えられた
  栞がさり気なく置いてあって。至る所に細かい配慮が感じられます。













   






   ところで肝心のお料理。
  最初のうちこそ写真を撮っていたものですが、
  頂く事とお喋りに夢中になり結局、撮り忘れ・・。
  尤も、いつもの事ですが。勿論、お料理には満足です。

   そうそう、昨日はヨーロッパの蚤の市を模した、
  アンティーク雑貨市も開かれていました。
  又々、仕様もない物を買う羽目に。懲りない私です。