11月 の日を形容するのに決して離れない 二つの言葉がある ―― “退屈” と “陰気” の二つである。 これは人間の言語の暁に結婚したものだから、 私が離婚させるべきではない。 それゆえに、今日の日も、内側も外側も、 物質的にも精神的にも、退屈で陰気であった。 【「エミリーの求めるもの」 第16章】 |
昨日とほぼ同じような朝を迎えました。
春のように暖かい気温も空も。
それは写真のような空。
薄紫色の何とも言えない淡い、
色合いの空が広がっています。
朝の空は薄らと靄(もや)がかかって
(何度も言いますが)まるで春のよう。
“小春日和” とはよく言ったものですね。
気が付けば、11月も今日で終わり。
光と色の溢れているこちらの世界。
11月だけは、『アンの世界』 より、
優るとも劣らない・・と
言っていいでしょう。
そんな小春日和の中、
私は今日も道草。
足は自然に、あの
“アン気分に浸れる場所”、
そうリラ版 「恋人の小径」 へ急ぎます。
【こちらは、マシュウ小父さん愛用?】
実は、つい先日(27日)、公孫樹並木の写真を撮った時、
当然の事ながら、こちらの公孫樹も気になったものです。
前回、こちらに出向いた時は、まだ7、8分の黄葉でしたが、
今日は、丁度見頃。この次、雨が降ったら落葉するでしょう。
又、その時が楽しみです。
大きな樹に囲まれた小さな家? は、「アンの家」。
ここに住んでいるのは、アン や マシュウ小父さん ・・
と言っても、すんなり信じ込んでしまいそうです。
こちらは、昨日の黄昏の 「刹那の空」。
樹木ばかりか空さえも彩りに溢れる、晩秋の空です。
明日から師走なのですね。