昨日の夕立ちは一旦上がったの
ですが、夜には再び激しい雨が
降っていました。
もう春の穏やかで、
優しい雨ではありません。
昨年の・・あの夏の日の激しい
雨を思い出してしまったものです。
それに昨年も感じた事ですが、
雷の鳴っている時間が長い・・。
1時間以上です。
以前でしたなら、どんなに激しくても、
わりとサッと逃げて行ってくれたような気がするのですが・・。
朝には、その雨もやんでいましたが、今日は又、肌寒いものでした。
その後は、カラッとした、気持の良いお天気になっています。
“・・・夜、ジェーンの部屋の外の羊歯に降りかかって来る、
雨の音に耳を傾けるのが大好きだった。
雨の音も匂いも爽やかな気分も好きだった。
ジェーンは雨の中に出て行き、
ずぶ濡れになるのが好きだった。
ランタン丘の側はからっと晴れているのに、
港の向こうに紫色に煙って時折襲来する夕立ちも
好きだった。・・・・・” 【「丘の家のジェーン」 21.】
もう少しすると、鬱陶しい梅雨になりますね。
その雨の毎日をジェーンのような気持ちで、楽しく生活する事は必要ですね。
ただ、『アンの世界』 の雨も、この後、しかし・・と続くのです。
それは、すさまじいものですが、そんな所だけ似てしまうのは困りますね。
さて、紫陽花の花も、
ぼつぼつ開いて来ました。
昨年は、本当に小さな紫陽花が
1輪だけと本当に不作でした。
今年は紫陽花の妖精が、
どうやら微笑んでくれたようです。
そして、「半夏生(はんげしょう)」。
まだ白くなっていませんが、
いつの間にか出現。
本当に、気が付けばそこに・・と
いう感じで、あっけに取られています。
今の季節は、あっちにもこっちにも
妖精や天使が一杯ですね。