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【「嫁菜(ヨメナ)」】
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若い月はだんだんに老いて来たが、 まだ夏の気分の漂っている秋で、 集りの日は 10月 と言うよりも6月のようであった。 【「炉辺荘のアン」 第34章】 |
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こちらは、“秋の空気がカンと冴え・・・”
こんな描写とは程遠い状態となっています。
10月半ばとは到底、思えないような暑い気候。
どうやらこの陽気、今週一杯は続くようです。
天気予報では、「この暑さ、いつまで・・?」
~なんて言っている始末。
ところでちょっと前、金木犀の香りに包まれ始めたと記しましたが、
その後、いつの間にか消え・・。
今、再び芳香に包まれつつあります。
季節は確実に老いて行っているのに、急に夏に後戻りするものですから、
植物が戸惑うのも仕方ない事かも知れませんね。
【「海老草(エビソウ)」】
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秋薔薇が君臨しています。
ピンク、真紅、
そして白薔薇も。
一方、薔薇のように
堂々としていないし、
芳香すらありませんが、
薄紫色の繊細な野菊、
「嫁菜(ヨメナ)」 が
控え目に咲き乱れて
います。
つぶらな目を思い切り
見開いているかのよう。
出会う度、ふっと
微笑みたくなるような、
優しい気持ちに
させられます。
この季節には毎年、
紫苑だけを見つめ、
崇拝して来た私ですが、
今ではこの嫁菜がすっかり
お気に入りの一つに。
いいえ、紫苑以上かも知れません。
そうそう、海老草も庭の片隅に。こちらは愛敬ある花ですね。