今日は、こんな空で明けました。刻々と変わる冬の空です。
パ~ッと太陽が輝いて喜んだのも束の間、
今度は厚い雲に覆われ・・・。
でも、これこそが本来の冬の空の姿なのでしょうね。
去年の今頃の空は、どこまでも青く、
何もない空で天気の良い事を感謝しながらも、
何か心の中に、一抹の不安のようなものがありました。
だからと言って、それが解消された訳でも何でもないのですが・・・。
取り敢えず、今現在がそうでないという事で、
ちょっぴり安心もし、無理矢理、心にけじめ? をつけています。
さて、久し振りに、
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』 を
開店しました。~なんて・・。
これまでこちらにいらして下さって
いる方には、お分かりですが、
初めての方は驚かれますね。
あくまで想像上のものです。
(前回は 【こちら】)
『赤毛のアン』 の、ミス・ラベンダー
ではないけれど、時々こんな風に、
お茶を楽しんでいます。
こうする事で、しまいっ放しになっている
カップやお皿、花瓶などが日の目を浴び、
良かったかな・・なんて。
そして私自身が、こんなおままごとを
楽しんでいるのですから面白いです。
本当は、暖炉の前で、
こんなお茶したいのですが、ご愛嬌で・・。
「その事は本当にならないかも知れないけど、
でもそれを待つ時の楽しさだけは、
間違いなく自分のものですもの。
リンドの小母さんは、
『何事も期待せぬ者は幸いなり、失望する事なきゆえに』
って、言いなさるけれど。
でもあたし、何にも期待しない方が、
がっかりする事よりもっとつまらないと思うわ。」
【「赤毛のアン」 第13章】
、
手に入るのは、本当に嬉しいけれど、手に入れた途端に、
その熱? が覚めてしまうような事が、ままあります。
何でもその過程が一番楽しいような・・。
夢もそんな気がして・・。
今日のお茶は、ご覧の通り、ポプリのような 「薔薇茶」 です。
先日買って来て、まだ頂いていないものでした。
お店では、「全部、頂けますよ。」
~なんて言っていましたから、
濾す必要などありませんね。と、なれば・・。
それを目で楽しむために、今日も硝子のカップです。
勿論、柄も薔薇。
お湯を注ぐと、薔薇の香りがフワ~ッと漂い、まるでアロマです。
ルビー色のお茶と薔薇の花びらで、心はお姫様? 気分です。