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窓際に引き寄せた小さな茶卓に 向かい合って座っているエバン夫人は ひどく尖った鼻と、 明るい水色の目をした痩せて小柄な婦人で、 (中略) ジョナス夫人はエバン夫人の 黒砂糖入りフルーツケーキのお代りをしたが、 それが何よりの賛辞の訳で、 エバン夫人はちゃんとそれを受け取った。 【「アンをめぐる人々」 第19章】 |
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今日は、日中の気温は30度を越えました。
相変わらず湿度が低いので助かっていますが、
これが梅雨の季節のように70%くらいあったなら・・。
考えただけで憂鬱になりますが、
もうすぐその季節がやって来るのですね。
早いもので5月も後、3日。
暑いと言ってもまだまだ快適な季節。
せいぜい “今” を謳歌すると致しましょう。
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今年はローズゼラニウムに群がる蜂のせいで、
1度も庭でのお茶がありません。
ピンクのお花畑の中でお茶は、
絶好のロケーションなのですが。
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「ブーン、ブーン」 の
大合唱の中でのお茶は、
興醒めですものね。
そんなこんなで。
小さなテーブルを
その花咲く窓辺に、
思い切り寄せて午後の
お茶と致しましょう。
随分、久し振りと
なりましたね。
『カフェ「薔薇の詩
(ポエム)」』、
開店です。
今日は、いつもの
珈琲ではなく、
フレバーティーで、
アップルを用意。
そして、ちょっぴり
和を意識して、こんな土物のポットを。
つい最近、求めたばかりの、お気に入りです。
ポットに飽きたら、お花を入れてもいいですね。
~とは、お店の方の言葉。
NHKの 「ミス・マープル」 の映像のお陰で、
英国の花咲く庭に改めて感動を覚えます。
となれば、暫くご無沙汰している、
A・クリスティー の小説本を携えて。至福のひと時です。