【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夏の終わりの微かな兆し

2007-07-30 17:44:30 | ハーブと香り雑学
   今朝も蝉の鳴き声で目覚めましたが・・。
  昨夜は又、今年初めての
  虫の声を耳にしたものです。
  その声は、鈴虫のようにも聞こえ・・。

   朝のいかにも夏らしい蝉の声とは
  対照的に夜の涼やかな虫の声・・。
  そして夜空には満月のお月様。

   まだ梅雨の明けていない地域も
  あると言いますのに、季節は少しずつ・・
  少しずつ、秋に向かって移って
  いるようですね。

   今年は又、例のハイビスカスが、
  3年間咲かなかった鬱憤を晴らそうと
  するかのように、次から次へと、花開いています。



   そう言えば、この花は
  一日だけの花ですね。

   朝咲いたその花は、
  その日の夜にはしっかりと
  花びらを閉じてしまいます。

   その後、ぽとりと落ちるか
  否かは知る筈もありません。

   なぜなら・・私がポプリに
  するべく、いち早く
  採ってしまいますから・・。

   太陽に向かって、いつも愛らしく
  咲いているその姿からは、
  とても想像出来ませんが、
  何とも儚い気がします。儚いと言えば・・・。

   人の夢と書いて 「はかない」。
  となると、少々夢が叶わなくても諦める事は、
  ない事に気付きます。そして、ここでもアンのこんな声が、響きます。

 




   「誰だって年を取り過ぎたから
  夢が見られないなんて事はありませんわ。
  それに夢は、決して年を取りませんものね。」

                                         【「アンの幸福」 13.】

   そうそう、上の写真は今年のハイビスカスのポプリです。
  一日だけの花びらも、ポプリにすればこうして
  いつまでもその色を保ってくれています。
  それが、ポプリの良さでもあるのでしょうね。

   ところで、冒頭の写真の花は、昨日選挙帰りに、
  ふと立ち寄ったスーパーで見つけた物です。
  園芸コーナーも一時の盛りを過ぎ、ちょっぴり夏枯れ状態。

   そんな中、「サルビア」 として、
  この花を一株68円で売っていました。
  花も葉っぱも、いい香り・・。

   でもこれって、「セージ」 の仲間なのですよね。
  早速買ったのは、言うまでもありません。

   つい先日、繁華街のお花屋さんでは、一鉢1,500円で
  売られているのを見たばかりですから・・。

 追伸 :  明日は朝から一日中出掛けます。
      多分、ブログ更新出来ないと思いますのでここに、
      お知らせしておきます。

ロマンティックヒロイン

2007-07-29 14:11:09 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   ひと時は、鶯の声で目覚めたものですが、
  今朝は蝉の鳴き声で目覚めました。
  それは、今日の暑さを予感させるような・・・。

   いえ、いえ、そのお陰で、昨日撮りそびれた朝顔、
  『暁の海』 の写真を撮る事が出来たのですから・・・。

 


   「・・・これには両面からの見方があるわ。
  全てこの世の物事には、
  両面あるのが当然なんだけど。」
   
                                   【「アンの青春」 第28章】



   本当にその通りですね。
  アンの言葉には、
  いつもハッとさせられます。

   ところで、『暁の海』 は、
  こんな紫色でした。

   ともすれば、こちらが 
  『薩摩の紫(ゆかり)』 では
  ないかと思わせる程の・・・。

   そう思って見れば、
  玄関先のそれは、朝日を連想します。

   てっきり、私の勘違いかとも思ったのですが、
  そうではありませんでしたね。

   さて、『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』
  をこの度、オープンしました。
  と、言っても想像上の産物です。








 




   アンも、色々な物に名前を付けるのは、
  お得意ですが、こちらにもいつも
  コメント下さっている、
   blue camel さん を私も真似てみました。

   今日のカップは、優しい色合いのこんなカップです。
  「ウェジウッド製」 なのですが、
  「GARDENMAZE」 となっています。庭の迷路?

   これは、誕生日のプレゼントに
  友人から貰った物で、お気に入りの一つです。

   皿の手前には、薔薇の蕾も・・。
  トール・ペイントでは、
  こんな物も作っていました。

   そして、アロマ・オイルは、ローズ・ゼラニウムです。
  暑いので、キャンドルではなく、アロマランプです。
  皆さんも、薫り高い珈琲をいつでも、どうぞ!    

朝顔の調 (ノート)

2007-07-28 18:13:19 | 香る庭の花綴り
   昨日は、日中こそ暑かったものの、
  湿度が低い事もあり、夜にもなると、
  グッと涼しくなりました。

   そのせいか、今年初めての 
  “猛暑日” だったにも関わらず、
  割と過ごしやすい夜でした。

   そして、南の空には・・
  快晴の空に、ぽっかりと
  お月様まで・・。

   いつの間にか、
  今月30日は満月なのですね。

   最近、“地球から木星までの距離は、光の速さで45分・・” 
  ~なんて、ナレーションの入る番組を
  聴くともなしに聴いているのですが・・。

   太古の昔から私達の頭上に輝いてくれている
  このお月様ほど、私達にとって身近なものはありませんね。


   さて、今日も昨日に引き続き、
  朝顔の話題です。

   それは、玄関先の 
  『薩摩の紫(ゆかり)』。

   これまで、“紫なのに、どうして青なの・・?” 
  と思っていたものですが、今朝は、
  久し振りに紫になりました。
  これでやっと二度目です。

   と言っても元々青は大好きな色ですし、
  それはそれで涼しそうで、気に入っていたのですが、
  こうして楽しめるなんて、二重の喜びです。

   ただ、昨日蕾だったもう一つの朝顔、『暁の海』。
  開花していましたのに、気付くのが遅かった・・。

   私が見た時は、もう萎んでいました。
  明日に期待するしかありませんね。

   一方、鉢植えの朝顔は未だに蕾すら付けていません。
  同時期に植えたのですが、やきもきさせてくれます。

   そうそう、今日もつけっ放しのラジオからは、
  こんな素敵な言葉が・・・。

 



   “雀が飛び立つと音を失う庭。
  ・・・・・風鈴の下で、木のように沈黙する時間。
  夏の終わりの微かな兆し・・。・・・・・
  石物の動かぬ庭を通り抜ける不意の風。見上げると・・。
  音のない庭を覗き込む広い空の青。”


 


   「夏の終わり」 が、今の季節とは合わないようですが、
  旧暦ならば8月はもう立派な秋・・。
  そう考えれば、ピッタリと来ます。

   ~なんて、無理矢理私がこじつけただけで、
  勝手な解釈です。全く違うかも知れません。ご了承を・・・。

   こちらは、先程、雷と共に夕立がありました。
  昨日と違って、それでも一向に涼しくなりません。
  それどころか、蒸し暑さは余計に増したような気がします。

涼を呼ぶ朝顔

2007-07-27 18:50:43 | リラのお気楽ユメ日記
  




   今日も、朝から見事に晴れ渡りました。
  雲一つありません。
  そう言えば、今年の冬も・・。

   こんな風に、何もない空を何度、
  見上げた事でしょう! 

   しかしながら夏の空って、
  こんなにも何もない
  空でしたっけ・・? 
  気温も優に30℃を越えました。 

   おまけに暑さに拍車を
  かけるように蝉の鳴き声。

   とは言っても、「蝉時雨」 
  という言葉が示すように、
  それは一時的なものですね。

   先程のニュースで言っていましたが、
  蝉が早く鳴き止む程、その日は暑くなるのだとか・・。



   一方、↑ 見るからに涼しそうなのは、
  夏の風物詩、朝顔です。

   二輪の花ですが、
  道路側と内側では、
  若干違います。

   でも、見れば見る程・・
  何とも日本的な花ですね。

   そして、待ちに待った 
  「暁の海」 ももう少しで開きそうです。

 





  「世界中に咲いている花の中で、
  素敵だと思える事は、凄いこと!」


   ~とは、『赤毛のアン』 ではなく、
  今放映中の同じモンゴメリー作、
  『風の少女エミリー』
 の中での一駒です。
  ここにも、あちこちに珠玉の言葉が散りばめられています。



   ところで、昨日から映画の中の、
  あのモーツァルトの曲が頭の中を
  ぐるぐる駆け巡ったものです。

   久し振りに、映画の中の主人公、
  海(カイ)や修平を通して、ピアノに熱中? 
  していた子供時代を振り返る事が出来ました。

   こちらの楽譜、いかにも古びています。
  それもその筈、私自身が使っていたもので、
  歴史が一杯、詰まっていますから。

   思えば・・この頃の私は、
  課題を割とスイスイこなしていた気がします。
  小さな手でも大丈夫ですし・・。

   勿論、モーツァルトをちゃんと弾きこなすのは、
  至難の技です。でも、教則本的に見れば、
  比較的優しく、次から次へと丸が貰え・・。

   有頂天だった事が、思い出されます。
  大変なのは、その後なのですが・・・。  

映画 「ピアノの森」~音楽はもっと自由でいいのだ

2007-07-26 19:28:40 | 映画の香り
   こちらは、梅雨が明けた途端に暑くなりました。
  「日本の夏」 は、本当に蒸し暑いですね。

   それでもまだ高気圧は、
  ピタッと張り付いておらず、入道雲モクモク
  というような本格的な夏ではないのだとか。
  もう十分暑いのですが・・。

   そんな中、久し振りにアニメ映画 
  『ピアノの森』 を観て来ました。

   券を頂いた事もあり、たいして期待もせず
  出掛けたのですが、しっかり感動して帰って来ました。
  
   これから音楽を志す子供達に観て貰えたら・・
  と、つくづく思ったものです。

   一言で言えば・・。
  かつて一世を風びした、天才的なピアニスト(阿字野 壮介)
  が手放し、森に捨てられたピアノ。

   そのピアノを玩具のようにして育ち、
  天才的なひらめきと感性を持つ少年。(一ノ瀬 海)

   そして、完璧な音をひたすら求め、
  「将来の夢はピアニスト」 と言ってはばからない
  少年(雨宮 修平)が、海 (かい) のいる
  田舎の小学校へ転校して来る事から物語は始まります。

   そして、その小学校の音楽教師が、
  かつての 「天才ピアニスト」 という設定です。



   全く対照的なピアノに対する二人の姿勢。
  でもそんな二人の間に芽生える友情。

   最初からコンクールに出演する事を目標にしていた少年と、
  ひょんな事から、出演する羽目に陥ってしまった少年。
  複雑な心の軌跡(特に修平少年の)をも、描きながら・・・。

   でも、「全力で勝負する。
  それが、最低限の礼儀だと思う。」 
  と、コンクールに出る事を渋っていた海に、
  出演を勧める修平。

   最初は、コンクールに則った、演奏をしていたけれど・・・
  「お前らのK.310なんて・・返してやる!!」 と、
   結局自由気儘に弾いた海。結果は・・・ ?



   ~と、気になる所ですが、結構自分自身の経験と
  重なる所もあり、真剣に観ていました。

   このピアノに関しては、必死で練習して自分の音を
  求める修平に、なぜか親近感を持ってしまいます。
   
   と言って、自分が修平に似ているというのでもない
  のです。中途半端なせいだったからかも知れません。

   そうそう、赤と白の薔薇、いつ咲いたのか・・。
  朝、気付きませんでしたのに、
  帰ったらこんなに開いていました。

夢で紡ぐレース

2007-07-25 17:55:20 | リラのお気楽ユメ日記
   こちらは、今日も晴れました。
  今日も朝、蝉の鳴き声が、
  (短時間ですが)聞こえて来ます。

   この鳴き声は、嫌が応でも 
  “夏” を感じます。

   同時に私にとっては、
  “夏休み” のイメージでもあります。

   一方、庭に目を遣れば、夏の代表的な花、
  「ハイビスカス」 が、毎日のように開花。

   切り過ぎて3年程度、葉っぱだけだったのですが、
  その遅れを一気に取り戻そうとしているかのようです。
  (まだまだ蕾を沢山付けています)






   そしてこの所、毎日恒例のように
  なってしまったトンボの来訪。

   今日も黒いレースのような羽根を
  カンナの葉っぱの上で、休ませてもいます。

   朝からずっと流しているラジオから、
  ふと 「トンボ」 の言葉が聞こえて来たような・・。

   思わず、淡々と喋っている
  アナウンサーの声に耳を傾けますと・・。

   「黒い羽根を持つ、スリムなこのトンボは、
  『お羽黒トンボ』 と、言い・・・。」    

    我家に連日、お出ましのトンボは、これだったのですね!   
  名前など全然意識していなかった私。一つ、物知りになりました。







 

 



   さて、こちらは名付けて
  “優雅な散歩に持ちたいレースのバッグ” です。

   1本の糸で織り成すレースもいいけれど、
  チュール、フリルのリボン・・も、いいですね。

   マシュマロのように柔らかで、優しい・・。
  アンでなくても心、弾みます。

   レースの魅力は、何と言っても、
  その華麗さにありますが、年齢に関係なく、
  夢が持てるのがいいですね。

 




   「想像の窓が開いてみせる王国のいかに美しいものか」
                                   【「アンの青春」 第15章】

 



   想像は自由なので、いつだって アンの時代 に、
  タイムスリップです。

   膨らんだ袖の モスリン の服に、花の飾りの付いた帽子。
  手にはこんなレースのバッグを持ち・・。

   ここまで記して・・。同時にこれは、
  ミス・ラベンダー気分 でも、ある事に気付きました。

儚き花の香り

2007-07-24 17:35:54 | ハーブと香り雑学
   今日は、朝から青空となりました。
  それも爽やかな高原の朝のような
  雲一つない空です。

   そして今日は、
  今年初めての蝉の鳴き声も・・。

   朝8時少し前から
  ひとしきり鳴き始めました。

   時間にすると、
  ほんの5分位だったでしょうか。

   それは、いよいよ夏本番が、
  間近に迫った事を感じさせてくれます。



   折しもこちらは、今日梅雨明けしたようです。
  そして、庭に出ると・・もうすっかりお馴染みに?
  なったトンボが、どこからかヒラヒラ・・。

   「お早う!」 と、声を掛けると、
  今日はラベンダーの花に。

   カメラを取りに戻って来るまでちゃんと同じ場所で、
  待ってくれてもいるのです。

   もう、こんなトンボとは、大の仲良し? です。
  (冒頭の写真は、午前11時の空)

   それにしても、何だかこの写真・・
  トンボとラベンダーの花、
  仲良く見つめ合っているようですね。
  微笑ましい光景・・。
  








 




  今日は、久し振り、ポプリの香り付けをしました。
  いつものように薔薇を主役に、シナモン、クローブ等を混ぜます。

   本当は、自然の花の香りがいいのでしょうが、
  最近は、花本来の香りがなくなっているのですから、
  仕方ありませんね。

   結構、沢山花びらを集めたつもりですが、
  いざ、香り付け・・となると、意外に少なくなっている事に
  気付きます。(乾くと、生の3分の1に)

   こうなると・・あらゆる花が、ポプリ材料になります。
  果物の皮から果ては、ドクダミの葉っぱさえも・・。

   私は、使わないのですが、れんげや、たんぽぽの綿毛の付いた
  ままの物まで・・何でもあり、の世界です。
  でも、かさを増やすには持って来いですね。

   アンの時代に思いを馳せると、以前にも記しましたが、
  どうしても 『アンの夢の家』 のジム船長 に、行き着きます。

   



   “ジム船長は沢山の貝殻と
  砂丘へ散歩に行った折に見つけて来た甘草の束を
  アンに届けに来たのだった。”


   「これは、今じゃ全く少しになりましたでな。
  わしの子供の頃には、どっさりあったものですが ――
  こちらで探している時は駄目ですて ――
  甘草の事など考えもせずに砂丘を歩いている――
  急に空中にいい匂いが立ち込めている――
  足の下に甘草を踏んでいた、という具合です。・・・・・」
  
                                 【「アンの夢の家」 第18章】

 




   アンの時代でさえ、手に入れられにくくなったという甘草。
  でも、そんな美しい習慣がポプリなどの、
  こんな形で残っている事に、幸せを感じます。

緑陰の中で・・

2007-07-23 18:50:18 | 四季のスケッチ
   久し振りの青空が戻って来ました。
  そろそろ・・梅雨明けも
  間近でしょうか・・?

   今日は、昨日とは打って変わって、
  カラッとした天気になりました。

   そよそよと風が入って来て、
  その涼しいこと!

   そんな風に誘われ、仲間達と一緒に
  今日も、トンボの来訪です。

   珍しく、カキツバタの葉っぱに・・。
  と、思ったのも束の間・・やはりカンナに・・。
  と、なると・・この写真は、貴重ですね。













   ところで、今日は文月の
  「ふみの日」 なのですね。

   あの太陽が、あの建物の向こうに
  隠れたら緑陰の中で手紙を・・
  ~なんて何だかロマンティック。
  
   そうすれば、良かったのですが・・。
  生憎・・手紙なんて、
  今時誰にも出す人いませんもの。

   そんなこんなで緑風に誘われ、
  外でお茶をする事に。

   この季節になりますと、
  嫌な毛虫も影を潜め、おまけに今日は、
  風が心地良く快適でした。(・・の筈でした)

   とは言っても、今度は蚊の季節。
  ラベンダーオイルをスプレーし、蚊取り線香は必携です。

   先日来から溜息と共に眺めている、
  快適なイギリスの庭のような訳には行きません。

   アンの本と同じ、モンゴメリー作、
  『丘の家のジェーン』 の文庫本を片手に、
  しばしここで過ごそう・・なんて重装備で望んだ割には、
  僅か1章を読んだだけで、引き揚げてしまいました。いやはや・・       

光と影のアラベスク

2007-07-22 19:22:47 | ハーブと香り雑学
  




   こちらは、今日も曇り空。
  雨こそ降っていませんが
  非常に蒸し暑くなっています。

   ザ~ッと一雨来れば、
  涼しくなると思うのですが・・。

   それでも、例のトンボは、
  今日もお出ましです。

   それも今度は、
  沢山仲間を引き連れて・・。

   でも、ちゃんとカメラに
  収まってくれているのは、いつもの? トンボ。

   他のそれは、私の周りをただぐるぐる回っているだけです。
  そのトンボも、やはりカンナが一番のお気に入りのようです。

   今朝のニュースでは、今年の日照時間は、
  例年の半分以下だとか・・。

   そんな中、夏の花の象徴でもある
  大輪のハイビスカスが本格的に花開き始めました。

   こんなハイビスカスには、
  太陽が一番合うと思うのですが、生憎の空になっています。

   それともう一つここに来て、
  ステビアがぐんぐん背丈を伸ばして来ました。

   砂糖の200倍以上もの甘味成分を含有している
  このハーブは、ハーブティーの甘味料代わりになりますね。







 


   

   さて、香りと言えば・・。
  この所はオイル三昧でしたので、久し振りに、
  香の香りに身を包みたくなりました。

   同時に今日のような灰色の日には、
  無性に蝋燭の焔にも癒されたくなります。

   季節が季節だけに見た目にも涼しい、
  水色の 「ヒトデ」 の蝋燭を・・。

   ちょっと薄暗い室内に、オレンジ色の
  スポットライトのランプと蝋燭の灯りだけ・・。

   それにプラス、お香の薄青い煙・・。
  ゆらゆらと立ち昇る、その煙の行方を
  ただぼんやり眺める・・。

   そんな何気ない、瞬間の一駒、一駒が、
  何物にも変え難い、貴重なものである事に気付かされます。

   以前は、何が何でも明るい家にこだわっていましたが、
  薄暗い日の落ち着き、光と影の微妙なコントラストが味わえる、
  こんな曇りの日も大好きになりました。

   そして・・。とびきり熱いハーブティーがあれば、
  もう何も言う事はありません。

薔薇の咲く服

2007-07-21 16:37:42 | リラのお気楽ユメ日記
   昨日の夕方から
  降り出した雨・・。

   天気予報では
  今日も雨との事でしたが、
  夜半にはその雨も
  上がったようです。

   とは言っても、今日も
  今にも泣き出しそうな重い空に、
  変わりありません。そして・・

   今年の夏は、猛暑転じて、
  冷夏になるかも知れないのだとか。

   道理で・・
  と妙に納得している私がいます。



   暑いのも嫌だけれど、冷夏も困る・・
  何と矛盾したこの心理。
  これこそが人間の傲慢さなのでしょうね。

   今日のような天気の日には、
  せめて気分だけでも明るく・・
  と、こんな薔薇で溢れた雑誌を
  めくってみたものです。

   薔薇尽くしのそこには・・。
  沢山の薔薇が咲いた服の写真も・・。

   そう言えば私も・・
  と、ちょっと真似して、
  薔薇の服の写真を撮ってみました。

   その中で、特にお気に入りが、こちらに紹介したものです。
  まず、アイボリーの生地にピンクと赤の薔薇・・。
  イタリア製で 「エトロ」、絹です。

   そして、こちらも同じ物で、
  スカートです。

   絹地は、肌に優しく、
  夏にぴったりですね。勿論、自然素材。

   アンの言う流行の服ではないけれど、
  こんな服を着ていますと、
  優しい気持ちになれるから不思議です。
  同時に、少女の心にも・・。

   パステル調の淡い色彩の薔薇の服は、
  「ローラ・アシュレイ」。   
  ロマンティックで、エレガントです。

   それなのに、木綿の持つ素朴さも兼ね備えていて、
  絹とは違った味わいがありますね。

 



   「・・・・・あたし達の今度の牧師さんの奥さんは、
  袖の膨らんだ、素敵な青いモスリンの服を着て、
  薔薇の飾りの付いた帽子を被っていたわ。・・・」
                          
                              【「赤毛のアン」 第21章】






  




   最後に。
  こちらの少々大人っぽい服は、USA製です。

   パッチワークとレース使いの服ですので、
  容易にUSA製だと、想像出来ますね。

   木綿のローン生地は、サラサラとしていて、
  とても着やすい服です。

   例のハワイの叔母から貰った物でもあります。
  これは、叔母とお揃いなのですよ。

   流行の服を着る事によって、いい人になれると
  言ったのは、アンですが、こんな服を着ると、
  少しはエレガントになれるかな!? なんて思ってもいます。

   本当は、服に頼らなくても、
  叔母のように元がエレガントなら、苦労はないのですが・・。