淡黄色のタフタのドレスを纏い、 美しい肩の一方には濃い黄色の ビロードの大きな薔薇 を付けていた。 【「丘の家のジェーン」 1.】 母はゆったりした、引きずるほどの レース の袖が付いた蘭色のシフォンを纏い、 笑い興じていた。 (中略) ゲルトルード伯母さんとシルビア伯母さんは ベニスレース に包まれた姿で、 長いピンクの蝋燭が灯っているテーブルで お茶を入れていた。 【「同」 4.】 |
今日は、こんな空で明けました。
春から夏の間の空はあまり変化がないのが常ですが、
変わって来るのは秋が近くなる今頃の季節から。
こちらは相変わらずの猛暑なのですが、
こんな空を眺めるにつけ、秋はすぐそこまで・・の気がしてなりません。
さて、こちらの写真。一昨日は、まだ途中でしたね。
糸がなくなりましたので強制的に終了です。
糸は残り10センチ強を残すのみで終わりました。何とか滑り込みセーフ。
本当は丈、もう少し長くするつもりでしたが、これはこれで使い道がありそうです。
映画 『ナンネル・モーツァルト』 では肩掛けマントでしたが、
先日の映画 『ショパン』 では写真のようにコサージュやブローチで留めていましたから。
時代背景は、『アンの世界』 よりはおよそ50年位前。
それでも重なる部分が多々あって、興味深く眺めたものです。
上記の文も然る事ながらこの時代の人々は、
レースや花を本当に上手く日常生活に取り入れています。
しかも花は、当然の如く生花だったりします。
写真のように、レースをコサージュで留めていたのは、
ショパンのお姉さんでしたかしら・・?
そして、大きく開いたV字型の襟に付けていたのは、ジョルジュ・サンド。
そんな事ばかり印象に残ってしまって。
ところで、こちらの雲、仲良く手を繋いで空中散歩している親子鳥に見えませんか・・?
しかも、お母さん鳥は後ろの子を気遣い、振り返りながら・・。