今朝も爽やかな朝になりました。
今日で 7月も終わり。
本来なら 1年中で 1番暑い季節の筈ですのに、
爽やかなのです。
そう、高原の朝のように・・。
でもこの言葉、もうすっかり・・こんな時の私の定番となっていますね。
この時間になった今も、涼しい風が空け放たれた窓から入り込んで来ています。
昨夜も、PC 上の気温表示は 25度。
去年など、その同じ温度を 34度なんて記した事を思いますと、雲泥の差です。
さて、冒頭の写真は昨日の黄昏の空です。
例年ですと、春から夏の空は入道雲以外には、あまり変わり映えしません。
従って、この季節になりますと、秋から冬・・あれだけ頻繁に撮っていた写真も、
バタッと止まるのが常なのです。でも今年は・・。
空だけ見ていますと・・もう夏の終わりの様相・・? さえして。
まだまだこれから夏本番・・の筈ですのに。
~なんて。これでは、まるで心配症の従妹、アーネスティン のようですね。
(注:アンの下宿先のレベッカ・デューの従妹。~「アンの幸福」)
本当は、昨日の黄昏の空は・・。 こんな会話を思い出してしまったのです。
「今日の夕日は素晴らしいでしょうよ、スーザン」
と、アン は通りがかりに台所の窓を覗き込みながら声をかけた。
「お皿を洗ってしまうまでは夕日など眺める訳には
行きませんよ、奥さん」
「その頃には日は沈んでしまってよ、スーザン。
窪地の上にそびえているあの大きな白い雲をご覧なさいな。
上の所が薔薇色になっていてよ。
飛んで行ってあの上に乗りたいと思わない?」
【「炉辺荘のアン」 第5章】
上の会話は言うまでもなく、炉辺荘に住む アン と、
お手伝いの スーザン の会話です。何だか面白いですね。
物事を詩的に捉える人と散文的に捉える人・・。
アンではありませんが、どうせなら詩的に捉えた方が楽しい
ような気がします。でも、多分に性格的なものもありますね。
さて昨日の朝顔に変わって、
本来の水色の朝顔です。
ピンクの昨日の朝顔には申し訳
ないけれど、私はいかにも日本の
夏と言った、こちらの朝顔が好き。
美しい夏の使者と言った趣です
ものね。その使者も・・
玄関には来ましたが、庭には
まだなのです。遅れています。