【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

揺らめきの中で・・

2007-04-30 20:26:28 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   今日も雲一つない
  快晴の空となりました。

   昨夜、休む前にはもう少しで
  満月のお月様も西南の空に。
  (5/2 満月) 

   そうそう、夕方にも
  東の空には、既に白い優しい月が、
  その顔を覗かせていました。

   それは今日の快晴を
  予感させてくれるものでした。

   今日は又、朝一番の宅急便で、
  山口に住む叔母からとても甘い
  夏蜜柑が届きました。






 




   箱を開けるとプ~ンと甘酸っぱい香り・・。
  蓋を開けて置いているだけで、そこら辺に香って、
  これぞ自然のアロマといった感じです。

   もうそろそろチューリップも終わりですね。
  今日は先日見つけておいた、
  淡いチューリップ柄のカップで、
  チューリップ最後の季節のティータイムです。
  (写真、ちょっと分かりにくいですね)

   そして、ラベンダーも庭から
  一抱え採って来ました。

   これだけあれば、部屋の中は
  ラベンダーの香りで、クラッ! です。 
  ちょっとミス・ラベンダー気分にもなっています。

   ところで、珈琲カップ、土物を集めていると言いながら、
  紹介させて頂いているのは、なぜか柄物ばかりですね。

   どうしても季節や、その時々の花に
  合わせて選んでしまっています。

   本来はあまり好きではありませんのに・・。
  でも、おかしなもので、愛着も湧いて来るから不思議です。

   ゆらゆらと立ち昇る陽炎かげろう。そして蝋燭の焔。
  こんな揺らめきをボ~ッと眺めている、
  春の午後のひととき。

   風に乗ってどこからか、
  聞き覚えのある曲が流れて来て・・。 

   “何の曲・・?” なんて、
  考えていましたら、いつの間にかうとうと・・。

   生産性のないこんな休日も、
  偶にはいいかも・・と、自己満足している私です。 

香草 (ハーブ) の風

2007-04-29 17:34:22 | 香る庭の花綴り
   今日は、快晴です。
  一昨日と昨日と・・
  連日朝早く、夜遅かったので、
  昨夜など、もう半分眠りながら
  ブログを記したものです。

   朝寝坊してしまい・・
  写真は、午後2時半の空です。
  抜けるような青空! 

   緑の風が、そよそよと
  レースのカーテンを揺らしています。

   こんな午後は、紅茶に少しブランデーを入れて、
  時の流れをのんびり感じていたい・・。そう、アンのように・・。

 



   “全てのものが、「春だ」 
  と、あたしに呼びかけています。――
  笑いさざめく小川。『嵐の王』 にかかる青い霞。・・・・・
  裏庭でピョンピョン跳んでいる、
  羽根のすべすべした、生意気な駒鳥。・・・・・
  墓地そのものさえ春を感じているのです。”
        
                       【「アンの幸福」 12.】


   当然、外でお茶・・
  と、行きたい所です。

   でも、我家のガーデンテーブルとチェアは、
  すっかり花置き場と、化しています。
  それを片付けるのもめんどうくさい・・。

   結局、思い切りテーブルを窓際に寄せて、
  いつものお茶となりました。

   それにしても・・何か足りないと思っていましたら・・。
  テーブルにラベンダーの花がない! 

   バッサリ切って、大好きな硝子の花瓶に
  活けようと、思っていたのです。



   でも、今日は仕方ありませんね。
  又の楽しみにします。
  どうせなら写真を撮りたいですから・・。

   何かの本で、少し古くなった
  籐のベンチを白く塗り替えた・・
  なんていうのが、ありました。

   “籐のベンチ”、いいですね。
  軽いから手軽に外に持ち運べそうです。

   こんな時、『赤毛のアン』 等でよく見掛ける
  庇(ひさし)の長く伸びた玄関先のテラスって、素敵! 
  そこに、ベンチをちょこんと置いて・・。

   お茶を飲むのも良し、そこでレース編みをするのも良し・・。
  そうそう、日本にだって昔の家には縁側がありましたね。



   苺の花も
  いつの間にか、花盛りです。

   白い小さな花も、
  とても可愛いですね。

   そして、ペラルゴニウム、
  金魚草、ペチュニアも・・。

   春の庭は、花爛漫です。
  見飽きる事などありません。  

ラブソングができるまで~あなたの詩に出会った時・・

2007-04-28 23:48:43 | 映画の香り
   こちらは、今日も
  いい天気になりました。

   一時、夕立のような雨に、
  見舞われましたが・・。

   しかし雨が降ると、
  気温がグッと下がる・・。

   そんな天気が・・
  ここ数日、続いています。

   さて、昨日の続き。
  今日も昨日の映画の感想です。
  2本目の映画は、『ラブソングができるまで』。

   1本目の映画 『東京タワー~』 は、
  全編に哀愁が漂う、非常に切ないものでしたが、
  こちらはラブコメディ? 風。

   80年代のポップな音楽に乗り、
  気楽に観る事が出来ました。

   アレックス (ヒュー・グラント)は、
  80年代の過去のポップスターという設定でしたが、
  歌もダンスも、初挑戦だったのですね。
  とても、そんな風には、見えませんでしたけれど。

   “愉快な腰の振り方”、微妙な衣裳、
  ウォーターベッド等など・・。
  80年代が至る所に顔を出しています。

   そして、それらは、なぜか笑いを誘ってしまう・・。
  ポップな音楽にも酔い、典型的なアメリカ映画。

   最後もハッピーエンドで終わり、
  気分はスカッ!? です。笑いも随所にありました。

   80年代と言えば・・。
  M・ジャクソンも、マドンナも、一番輝いていた年代でしたね。
  ついこの間のような気がするのに、もう20年・・。

   アレックスは、未来に向かって走り出しましたが、
  ぼやぼやしていると、あっという間に、
  今度は次の20年が来てしまいますね。  

東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン

2007-04-27 23:32:27 | 映画の香り
   今日は、こんな日の出を見る事が出来ました。
  そして、かなり冷えた朝でもありました。そんな中・・。

   主人が行けないと言いますので、
  (今日27日迄のチケット) 
  今年になって再度、1日2本の映画を観る羽目に・・。

   朝、1番の映画から映画館滞在時間、ざっと6時間。
  さすがに、疲れました。

   でも夕食後、今は薔薇茶を入れ、
  偶々、デパートで開催中の北海道物産展で求めて来た、
  プライズ・タイムスの 「牛乳バニラシュークリーム」 に、
  ほっと一息ついた所です。

   ついでにお香も焚き、リフレッシュ。
  その薄青い煙が、ゆっくりと天井に上って行く
  その足跡を追いながら、今日の対照的な二つの映画、
  『東京タワー~』 と、 『ラブソングが出来るまで』 
  の余韻に浸ってもいます。



   『東京タワー~』 は、言わずと
  知れた、リリー・フランキーの
  ベストセラーの映画化です。

   本は持っていますが、
  まだ読んでいませんし、
  テレビも見ていません。

   なのに、ストーリーを
  知っているような気が
  するのは、なぜ!?

   日常の生活が、ごく自然に、
  淡々と描かれているからでしょうか。
  すんなり画面に入って行けました。

   それにしても、「東京タワー」 と 「炭鉱」 だなんて・・。
  昭和の象徴なのでしょうね。

   どうしても 『三丁目の夕日』 や
  『フラガール』 を連想してしまう私です。

   「オカン役」の樹木希林を初めとして、
  「オトン役」 の小林 薫など、演技力は抜群でした。

   「ボク 」のオダギリジョーも、
  ごく普通の男を普通に? ここでも淡々と演じていましたし、
  こんな役も、彼はこなせるのですね。

   そうそう、オカンの若き日を演じた、
  内田也哉子も良かったです。

   抗癌剤に苦しむ、オカンは、正視に耐えられませんでしたが、
  それ以外でも、身につまされると言いますか・・。

   なぜか切なくてたまらない映画でもありました。
  ここでも、「なぜ」!? 不思議です。

   最後に 「彼女役」 の松たか子に宛てた 「手紙」。
  その内容に一言も触れていないのは、意外でしたけれど。

   とても興味があったのですが・・。
  いずれにしても原作を読む楽しみは、出来ました。

   もう一つの映画、
  『ラブソングができるまで』 は、明日、記します。

   ただ、明日も出掛けますから、
  ひょっとしたら・・無理かも知れません。  

レースでクラシカル

2007-04-26 17:05:05 | 私の手作り夢時間
   今朝は目覚めた時、
  カーテンを開ける前から
  晴れを予感させるものでした。

   久し振りのお天気!! 
  ワクワク気分で開けたその空は・・。

   今日も空はありません。
  でも、霞の衣を着ているのでしょうね。

   春しか存在しない霞を
  じっくり味わういい機会かも知れません。
  青空は見えませんが、とても良いお天気です。

   そよそよと風が吹き、開け放った窓からは、
  仄かにラベンダーの香りを含んだ風も入り込み・・。

   青いその向こうには、チェリーセージが
  一気に赤い花芽を付け、対照的でもあります。

   でもこれは、お昼過ぎまでの事。
  俄かに暗くなったと思いましたら、雷ゴロゴロ・・。

   今はもうお日様が照っていますが、
  そのお陰で青空が戻って来ました。
  何が幸いするか分かりませんね。



   この所、ちょっとレースに
  心を奪われている私。

   レースが一番似合う季節に
  なったから・・かも知れません。

   レースの魅力は、
  何と言ってもその華麗さに
  夢がたっぷりあるからでしょうね。

   1本の糸で織り成す透かし模様は、
  美への憧れです。

     は、先日頂いたレース糸での途中経過です。
  テーブルクロスのつもりで編み始めましたが、
  50gでこんな程度ですので、ちょっと糸が足りそうにもありません。
  ぎりぎり大丈夫だと思ったのですが・・・。

   「絹」 で 「ラメ入り」 のレース糸は
  初めてだったのですが、とても編みやすいです。

   黒っぽい色は元々編みにくいものですが、
  絹の効果は、計り知れないものがありますね。
  このレース糸、ちょっと見には黒に見えますが、濃緑です。



   来月、結婚式がありますので
  “何を着て行きましょう・・”

   ~なんて、クローゼットの
  中を整理していましたら・・。

   もう何年も前に衝動買いして、
  1度も袖を通した事のない
  こんな服が出て来ました。

   でも、眺めているだけで
  優雅な気分!! 

   今、これを着て街を歩きましたら、
  流行(はやり)のコスプレと間違われそうですね。

   そうそう、先日の ジェムシーナ伯母さん 
  の言葉には、続きがあるのですよ。

 



   「『絹』 とか 『レース』 という言葉には、
  魔法がこもっているではありませんか? 
  聞いただけでも、ダンスへ飛んで行きたくなります。
  しかも、『黄色の絹』 は、日光の服を思わせますね。・・・」
  
                           【「アンの愛情」 第18章】

 


   では、こんなパープルがかったピンクは? 
  尤も 『絹』 ではありませんが・・・。

卯の花色の空

2007-04-25 17:46:10 | 香る庭の花綴り
   昨夜は、夜になって雨が降り出し、
  残念ながら 「上弦の月」 は、見る事が出来ませんでした。

   今日も、雨こそ降っていなかったものの、
  日の出はありません。

   その後、雨も降り出し、
  気温もあまり上がらず・・といった状態です。

   午後にはその雨も上がったのですが、
  又々、重苦しい空になりました。






  




   そんな鬱陶しい天気を
  追い払ってくれたのが、
  これらの花々です。

   先日、花開いた
  デンドロビュームに続き、
  色違いのそれが、
  続々と咲いてくれました。

   仄かな香りもあり、艶やかです。
  ただ、残念なのは、
  ポプリには不向きな事。

   これだけは、
  何度やっても駄目ですね。

   そして、ようやく、小手毬も花開きました。
  今日のような天気でも、白い花は、良く映えますね。
  そう言えば、4月の事を 「卯月」。

   卯の花の咲く季節だから、
  このように言われるようになったそうですね。

   卯の花と言えば、こぼれるように咲く白い花。
  可愛らしい小手毬も白。偶然とは言え、面白いです。



   こちらは、今日の朝食です。
  主人を送り出した後、
  私はゆっくり・・。

   いつもの生姜入りの濃厚な
  アフリカつばき茶に、アンが言う所の  
  あまり詩的でない サンドイッチ。

   今日は、スープなしで後、
  珈琲にトマトジュース、
  若干のサプリメント・・。
  やけに水分が多いですね。

   又今日は、ちょっぴり “和” に拘ってみました。
  和のある暮らしって、落ち着きますね。
  蝋燭は一応、アロマです。 

美しい時間への誘(いざな)い

2007-04-24 17:22:53 | ハーブと香り雑学
   久し振りに望んだ今朝の日の出は、
  こんな霞のかかったものとなりました。

   そして、巡って今夜は、
  「上弦の月」 ですね。
  今宵は眺める事が出来るでしょうか。

   アンは、言うまでもなく、
  お月様が大好きですが、
  アンの本には、こんな記述があったものです。

 



   “全ての疑惑や嫉妬や憤りは、
  上弦の月 の行く所へ行ってしまった。
  アンは自信を感じ、陽気な快活な気持ちになった”

                        【「炉辺荘のアン」 第43章】

 


   いつも前向きで、
  善意の印象の強いアンには、珍しい記述です。

   でも、ちょっとほっとさせられます。
  それにしても、「上弦の月」 と言うのが面白いです。



   最近、ついつい飲むのを
  忘れてしまっている、
  ローズマリー・ワイン。
  久し振りに頂いてみますと・・。

   ローズマリーの風味が
  一段と増し、以前より美味でした。

   安物のワインですが、
  (ハーブワインにはその方が良い)
  長く置けば置く程、
  ローズマリーの成分が抽出され、
  発酵するからなのでしょうね。

   ついでに芳香浴も。
  ローズマリーの枝だけでも良いのですが、
  私はオイルとの兼用です。

   オイルだけですと、すぐ香りが飛ぶのですが、
  これだと最後まで香っています。
  朝使うと、気分がシャキッとするのでいいですね。



   あれから友達は、白のレース糸も
  持って来てくれて・・。

   さて、さて、
  “何を作りましょうか・・”
  今、思案中です。

   レース編みの本って、
  それ自体も夢があって
  素敵ですよね。

   細い1本の糸ですのに・・
  花を咲かせ、蝶を舞わす事も
  出来る魔法の糸・・。

   その上、背景の落ち着いた家具や、
  ランプ等の調度品にも、心惹かれます。

 



「・・・奥さん、あの新しいレースのテーブル掛けを使うのに、
こんないい機会はありませんよ。
あんな物はグレンで見た事がありませんから、
きっと大評判になるに違いありませんよ。・・・」


                   

   “誰一人、100番の糸で編んだ5インチもの幅の
  クローセ編みレースを飾りに付けた
  エプロンを持っている者はいないと思うと、
  良い心持ちだった。”
                     
                      以上 【「炉辺荘のアン」 第34章】

 


   レースがこれだけ話題になるなんて・・。
  ある意味、現代以上に優雅で、
  洗練された社会だったような気がします。 

桜の運命

2007-04-23 21:51:33 | 路傍の花~道草
   昨夜、もう一度降り出した雨は、
  起床時には上がっていました。
  でも、相変わらず重い空です。

   それにしても、昨日、一昨日と、
  まるで初夏を思わせた気候は、
  一転して影を潜める事に・・。

   どちらかと言うと、
  肌寒ささえ感じたものでした。

   それでも、お昼頃には太陽も顔を出し、
  葉書をポストに出すついでに
  近所を散歩して来ました。

   そんな時でもカメラは一応忘れません。
  アンを気取って、手作りのバッグに入れて・・・。

   早速、いつもと反対側の道に、
  野苺の花を見つけました。



   「野苺の咲いている島とは、
  何て素敵なのだろう!」
 

   アンはこのように言っていますが、
  本当に野苺って素朴ですね。

   先日、同じ花の写真を
  撮ったと思うのですが、野苺だったのですね。
  そして、又々知らない野の花の登場です。↓





 


 



   ところで・・・レドモンドの大学に通うため、
  アン と プリシラ が、
  下宿したハービー家の側には、
  オールド・セント・ジョン墓地がありました。
  そこにアン達は、良く散歩に行ったものです。同じく・・・

   我家の近くにも、小高い丘の上に
  ちょっとした墓地があります。

   そこには桜が植えられていて、
  桜の季節には結構、楽しませて頂きました。

   今年も・・と思っていましたら。
  住宅側の2本が切り取られているという事を
  風の便りで聞きました。

   今日、散歩の途中に行ってみましたら・・
  見事に切られていました。





 


 


   ここは元々、山だった所を切り開いて
  住宅地にしたものです。

   桜は遥か昔から植えられており、
  私達住民は後から入って来たのです。

   桜の季節には、花びらが舞い、
  道や庭を汚す? のかも知れません。

   又、落葉も大変だと聞きます。
  でもだからと言って・・。

   そんな思いがどうしても消えません。
  尤も、側に住んでいませんから、
  こんな事が言えるのかも知れませんが。

   それで思い出すのが、
  私の大好きな例の 「曲がり角」 です。

   そこでは、春の桜 が美しい分、秋にも凄い落葉です。
  去年、丁度そこを掃除している方に出会ったのですが、
  黙々と寧ろ楽しそうに? (そのように私には思えました) 
  そこら辺を掃いていらっしゃいました。
  桜と上手く共存出来ている例ですね。

   吉野の桜の管理も、桜守りの人手と資金不足で、
  ギリギリまで押さえられているという新聞記事を
  つい最近読んだばかりです。

   このままですと・・。
  桜の運命はどうなるのでしょうか・・?      

花の首飾り

2007-04-22 17:34:15 | 路傍の花~道草
   今日は、もう一面の
  真珠色の空になりました。

   “春に3日の晴れ間なし”。
  本当にその通りですね。

   今日も出掛けたのですが、
  その帰途、いつもの
  道草になりました。

   我家から見る山の桜は、
  もう終わったと思っていましたのに
  ちょっと行くと、まだまだ山の上に残っていたり・・。

   ほんの2、3日で周りの世界は、
  ガラッと変わってしまったような気がしています。
  そして新しい発見も・・。

   出掛ける前には降っていなかった雨も、
  道草が過ぎると、ついにポツポツと・・・。
  そんな中で・・・私も相当な物好きです。





 


 




   上のれんげ畑、以前よりピンクも濃くなり、
   一層、花盛りになっていました。

   ただ、惜しむらくは、以前の面積の
  半分が耕され、刈り取られてしまっていた事です。
  でも、それは仕方ありませんね。

   れんげ畑と言いますと・・
  どうしても 「春の小川は~・・
  岸のすみれやれんげの花に・・」   

   ・・なぜか今日も、
  この歌を連想してなりません。

   クローバーもそうですが、その昔、
  蓮華畑で蓮華を摘み、冠や首飾りを
  作った思い出があります。

   それに、“岸のすみれ” と言うように、
  野生のすみれも咲いていたのでしょうね。
  私には、ついぞその記憶は、ないのですが・・。

 



   「・・・この頃、よく耳を澄ましていると、
  この辺中の小川が噂話をしているのが聞こえてよ。
  今夜は窪地で野生のすみれを枕に眠りたいわ。」
     
                  【「炉辺荘のアン」 第14章】
  
 


   ハ~ッ・・! 溜息です。

   そうそう今日、もう1輪、ポピーが花開きました。
  仲良く並んでいます。

   どうやら1日だけの開花と言うのでは
  なさそうですね。

   そして背丈は低いのだとばかり思っていました、
  「カタバミ」 も、上に伸びているのを見つけました。
  ↑ の写真の小さな黄色の花がそうです。    

花の笑顔~♪

2007-04-21 19:08:33 | 香る庭の花綴り
   朝はこんな空でしたが、
  今日も晴れてくれました。

   その上、昨日までと違って
  気温も一気に上昇。

   動くと汗ばむほどの
  陽気になりました。

   でも、このお天気、
  どうやら今日一杯のようです。

   そして、気が付けば・・
  ピンクに染まっていた山も、いつの間にか緑に・・。

   これは、もう少しすると・・
  今度は、一面藤色に染まるのです。
  そう、野生の藤で・・。





  


   今日は、外出するつもりでいたのですが、
  どうでもいい事に変に手間取り、
  結局、取りやめという事に。

   だからと言って、未練もたっぷりあり、
  “出掛ければ良かった” 
  と、後悔もしたものです。

   そんな気持ちを吹き飛ばしてくれたのは、
  やはり庭の花達でした。

   チェリーセージも苺も、
  時期が来たらちゃんと花開いてくれます。
  ポピーは二度目。

   そして、極めつけは、このチューリップ。
  先日、花びらがあんなにも花開いたので、
  もう終わりかと覚悟もしましたのに・・。
  もう1本、今日咲いた赤色を加え、パチリ!

   洗剤を1、2滴入れると、
  花びらが閉じると聞いた事がありますが、何もしていません。

   それよりチューリップって、
  こんなに花期が長かったでしょうか・・?





 


 



   外出しなくても、可憐な野の花、『カタバミ』 は、
  こうして我家の庭で咲いてくれています。

   「幸せの黄色い小さな花」 と、なりますように・・。
  そうそう、右のチューリップの壁掛けポットは、
  「ナルミ」 製です。

   ところで、何気なくパラパラと
  「星野富弘詩集」 を紐解いていましたら、
  偶然にも 「ポピー」 の詩に、出会いました。

   以下に記して置きます。
  ポピーって、一日だけの花だったのですね。

    
    




                           ポピー

                         花と咲く日は 
                       今日一日かぎり
                       今日は雨が降るかも
                         知れなかった
                       大風かも
                         知れなかった