【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

リラ降る雨

2017-04-26 16:35:08 | 香る庭の花綴り





【咲き始めたばかりの 「リラ」 ~ 香りも一流】










 4月の雨の笑い・・・4月の雨の囁き・・・
ポタポタ、しゅうしゅう、ざあざあ、
叩きつけ、踊り、飛沫しぶきを上げる4月の雨。
「ああ、母さん、
世界がお顔を綺麗に洗ったわね?」
と、ダイが再び日光が現れた朝叫んだ。                 
      【「炉辺荘のアン」 第22章】









   

今日は雨となりました。久し振りの雨。
しかも今の季節らしい小糠(こぬか)降る雨です。

空気が乾燥していたので有り難いです。
そう言えば、季節外れのインフルエンザが流行っているそうですね。

ところで先日もお伝えしましたが、今年は憧れの花、
リラが9年振りに開花。諦めていただけに喜びは、ひとしおです。
まだ開花したばかりですので、今日の雨で花びらが落ちる事はないでしょう。

ただ、この所の暖かさで、俄(にわ)かに開花のスピードを早めていた、
木香薔薇が心配です。まだ満開ではないのですが・・。

4月は変化(へんげ)の月と言われているように、
桜に始まって、他にも様々な花を楽しむ事が出来ます。

これから5月にかけては、いよいよ薔薇の登場!
既に蕾を沢山付けていて、昨年以上に期待しています。

桜と言えば・・花が終わったと思ったら、
見る見る間に葉桜に。葉桜も殊の外(ことのほか)、美しいですね。
こんな時、季節の息吹を身体にまざまざと感じてなりません。

   













【「卯の花」 も】

春風が誘う味覚と憩い

2017-04-19 18:02:58 | 散歩道の日溜りカフェ












昨日までと比べれば、今日は少々、ヒンヤリ感のある気候になっています。
晴れたり曇ったり。とは言え、本当に過ごし易い季節になりました。

わが家の小さな庭も一足先に咲いたローズマリーなどの青い花に加え、
2、3日前からは、色とりどりのフリージアの花が。

おまけにジャスミンや木香薔薇が、たわわに花芽を付け、
今丁度、開花を待っているところです。
それでも木香薔薇は、1輪、2輪・・と開花し始めたところでしょうか。

そうそう、今年は嬉しい事がありました。
何とリラの木に花芽が・・。

毎年のように希望と失望を繰り返し、いつしかそれは諦めの境地に。
買い求めた時に咲いていた以来ですから何年振りの事でしょう。

そんなこんなで、ブログを遡ってみました。9年振り。
随分と長い年月が経ったものです。こんな事もあるのですね。

























さて話は変わりますが、先週末(15日)の事、
お喋りと親睦を兼ねて、友人とランチに行って来ました。

ランチの後、ちょっとした買い物をして、
その後、喫茶店・・が、私達のいつものコースです。

どちらも初めてのお店でしたが、ランチは満足。
珈琲の方は、カップは小さいし、ちょっと薄かったかな!?

ただ、店内は茶色で統一されていて落ち着いた雰囲気。
常連さんが多いようです。

和む桜色

2017-04-17 18:58:27 | 香る庭の花綴り



【小さなトンネル(木香薔薇)の向こう側】
















 「あそこに桜を植えたのもヘスターよ」
とダイアナは説明した。
(中略)
「自分の植えたものが、
自分の死んだ後にも、生きていて、
世界を美しくする手伝いをしているのだと
思っていたいのですって」
「この道に来て本当に良かったわ」
アンは目を輝かした。
                
      【「アンの青春」 第13章】







お昼前頃からこちらは、とうとう雨になりました。
引き続き、暖かな気温です。

今年は思いの外(ほか)、桜が長持ちしましたが、
さすがにこの雨で終焉を迎えるのでしょう。
まさに花散らしの雨。

そう言えば、こんな桜雨に趣きを添えたのは鶯の声。
「ホ~ッ、ホケキョッ・・」
鶯(うぐいす)も散り行く桜に哀感を覚えたのかも知れませんね。

今年は、お花見には縁がなかった私。
そんなこんなで、ささやかながら我家の鉢植えの桜を。

まだ3年目位ですし、背丈もさほど大きくありません。
それでも桜は桜。花が咲いている期間は、心豊かになります。

今朝までは花びらが僅かに残っていましたが、
先程、見た時には見事に散っていました。

桜は終わりましたが、次は木香薔薇が控えています。
既に沢山の蕾を付け、今か今かと出番を待っている状態です。
友人と、この花の下でのティーパーティーを約束しています。               

すみれ色の春

2017-04-04 19:45:05 | 香る庭の花綴り





【ローズマリー】


【ペチュニア】









 炉辺荘の安楽椅子に喘あえぎながら身を
沈めた途方もなく太った婦人は溜息を着き、
春もあたしの若い頃のようには
素晴らしくないと悲しげに言った。
「ねえ、ミッチェルさん、
変わったのは春ではなく・・・
あたしたちだとお思いになりませんか?」
と、アンは微笑した。
「そうかも知れませんね。
私が変わった事はようく承知してますよ。
今の私を見なすって、この私が以前には
この辺きっての綺麗な娘だったとは
思いなさらないでしょうね?」
確かに思わないとアンは考えた。                    
                    【「炉辺荘のアン」 第22章】









昨日、今日と春らしい陽気となりました。快晴。
ここに来て、思わぬ寒さで足踏みしていた桜の開花も
これで一気に早まることでしょう。

そう言えば、わが家の春は、いつも菫の花からやって来ます。
ここに来て菫色・・そう、大好きな青い花が咲き誇っています。
まさに青い春!

毎年、お馴染みの 「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」 や
「ヒヤシンス」 に加え、今年は、(鉢物には咲いていましたが)
「ローズマリー」 もたわわに。同時に香りの春の到来です。













【ヒヤシンス】


【蔓日々草】


【菫】


【ヴィオラ】