【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

想い出の中の肖像画

2008-11-30 16:25:05 | 心の宝石箱


   写真のように、昨日とほぼ同様の、
  スカッと晴れ渡った空になりました。

   それに、この季節の休日の朝は、
  雨上がりでなくても、
   “空気が、ピカピカ
  光っている”

  ~ように感じられます。

   気温も、ほぼ同じ。いいえ、若干、
  今日の方が、低いかも知れません。
  今日も、小春日和には間違いありません。

   “・・・こけももの茂みは緋色に変わり、
  枯れた羊歯は、深い赤褐色をしていた。
   納屋の裏のうるしの葉が赤く燃え、
  上グレンの乾いた収穫畑のあちこちに緑の牧場が
  点在しているのが見えた。
   芝生の蝦夷松がある隅には金色や赤褐色の菊が
  咲いている。・・・”
                      【「炉辺荘のアン」 第29章】

   ↑ 上の 『アンの世界』 は、
  実は、10月の描写です。

   明日から12月になる、今現在の景色と、
  ほぼ同じだな・・と、感じてもいます。

   そして、こちらの紅葉は、我家のもの。
  今年は、こんなに鮮やかに染まりました。

   さて、話は、ガラッと変わって。
  今、巷では、NHKの 「篤姫」 が、
  話題と言うか、人気ですね。

   私も見ていますが、薩摩側からの視点に
  なっていますので、長州側からも、
  その世界を覗いて見たくなりました。

   それで取り出したのが、こちらの司馬遼太郎著
  『世に棲む日々』 です。この本、随分前に読んだもので、もうすっかり忘れています。

   それでも、吉田松陰と高杉晋作の素晴らしさに圧倒された事は、覚えています。
  こんな世の中の、“今” だからこそ、読みたい本・・。そんな気も、しています。

     勿論、こんな本・・その頃の私に、
    たいして興味など、ありません。

     憧れの人に少しでも近付きたくて
    ・・なんて、ちょっぴり甘酸っぱい
    思い出のある本。

     改めて読んでみると、結構、
    面白いですね。夢中になりそうです。

     そうそう、明日は、友人と、先日
    取りやめた、京都行きのやり直しです。
  
   高台寺には、もう行きましたので、どこか違う所に・・。
  紅葉狩り、まだ大丈夫ですね。でも、別に紅葉狩りでなくても、いいのです。
  あそこで、お食事して、お茶は、あのお店で・・。そして、雑貨のお店をぶらりと覗く・・。

   素敵な事を求め合う気持ちが一緒ですので、それだけでも十分、楽しいですし・・。
  例の硝子の林檎も、探してみるつもりです。  

黄金色の招待状

2008-11-29 17:05:30 | レトロ(素敵)な空間~散策


   昨日の空とは一転して、
  こんな雲一つない空で明けました。

   折しも季節は、晩秋。
  この季節からは、そこはかとなく哀愁、
  哀惜・・が、感じられますのに、
  こんな明るい空になりました。

   おまけに暖かい。
  日溜まりは、まるで春のようです。

   ただ、目の前の里山の色とりどりの
  紅葉が・・今の季節が、少なく共、
  春ではない事を教えてくれています。

   “ある 11月 の美しい日に・・・・・一日中柔らかい青い空と、
  遠くの森の微かな葡萄の実のように見える花と、山々の太陽で、
  訳もなく不思議な楽しさで一杯だった。・・・・・”

                                      【「エミリーの求めるもの」第21章3】



 




   さて、今日も道草です。
  昨日は、曇り空でしたし、悲惨な映画を観た後
  でしたので、寄り道など、する気にもなりません。
  ただ家路に向って一目散。

   でも、今日は違います。
  午後こそ、雲がかかって来ましたが、
  午前中は抜けるような青空。となりますと・・。

   又々、自然に私の足は、
  リラ版 「恋人の小径」へと向いてしまうのです。

   さすがに黄色の絨毯とまでは行きませんが、
  公孫樹の葉っぱが風に舞ってヒラヒラ・・。

   それに先日は、例の真っ直ぐな国の木、
  「ロンバルディ」 の写真を撮る事を忘れましたし。

   ロンバルディの木? は、本当に、天に届かんばかり、上に上に向かって伸びています。
  それは、まるで巨大な、クリスマスツリーのよう。
  イルミネーションで飾ったら、さぞかし綺麗でしょうね。そして、この小径を抜けると・・。

   これも、いつもの梨園に。梨の葉っぱも紅葉しています。
  スコーンと晴れた空に、ワイン色の葉っぱが殊の外、映えています。


映画 「ブラインドネス」~見えない恐怖

2008-11-28 18:06:20 | 映画の香り


   昨夕から降り出した雨は、
  意外に暖かい雨でした。

   今朝も冷え込みは、ありません。
  雨は上がりましたが、ご覧のように、
  いつ降り出しても、おかしくない空です。

   そんな事もあり、いつもの
  「室内と戸外の優劣」 は、
  一度は室内に傾きかけました。
  
   それでも、折角頂いた券を無駄に
  したくない事もあって、(今日まで有効)
  渋々ながら? 戸外に・・。

   でも、真珠色の空ながら、時折、太陽も顔を覗かせる天気になりました。
  雨が降らなくて良かったです。

   そんな空の下、今日は、映画
  「ブラインドネス」 を観て来ました。

   実は、この映画・・あまり後味の
  良いものでは、ありませんでした。

   タイトルなどから、ある程度覚悟
  していましたが、それにしても・・。

   ある日突然何らかの菌によって、
  黒い闇ではなく、
  白い闇がかかり、盲目に。
  
   それは、人から人への感染によるものでした。
  不安と恐怖。そしてパニックに・・。

   始まりは、一人の日本人男性(伊勢谷友介)。
  折しも今丁度、私達も迫り来る “新型肺炎” の恐怖にさらされています。
  どうしても、自分の身に置き換えて観てしまうのです。

   感染者は、例によって隔離される訳ですが、そこに医師(マーク・ラファロ)の
  妻(ジュリアン・ムーア)だけが、なぜか感染せず、夫の身を案じ、そこに紛れ込み・・。

   感染と言っても、目が見えなくなるだけで、身体は健康な男女です。
  それが檻(おり)のような所に閉じ込められ、周りは銃を持った兵士に囲まれ、
  自由は勿論、食糧や薬品の要求さえも、ままなりません。

   その上、衛生状態も秩序も極度に悪化。
  そこは、目を背けたくなるような状況です。まさに地獄絵図。

   一応最後は、ハッピーエンド・・? 風に終わりましたが、
  その菌の発生原因とか、なぜ医師の妻だけが感染しなかったのか・・?
  そこら辺が全然解明されておらず、中途半端に終わった感がしてなりません。

   主演は、映画 「ハンニバル」 のジュリアン・ムーア。
  日本からも上述の伊勢谷友介と木村佳乃(写真)が、参加していました。
  2人共、結構出番も多く、好演していたと思います。

黄金色のシャワー

2008-11-27 17:55:35 | レトロ(素敵)な空間~散策


   今朝の空は、いかにも冬空と言った
  感じになりました。

   朝の冷えは、さほどありません。
  今日も暖かい朝となりました。

   ただ、お天気は、
  どうやら下り坂のようです。

   午後になると、日差しもなくなり、
  そのせいもあって肌寒さも覚え・・。

   ここに来て、近くの山の彩りが、
  俄かに増して来たような気がします。

   そして、昨日は思いの外、小春日和の 『アンの世界』 をお届けしましたが、
  今日は、本来の 『アンの世界』 を。

   “・・・黒ずんだ丘には、丘よりももっと黒ずんだ蝦夷松が、
  行軍するように生い茂り、暮れ足の早い晩方、
  いかつくそびえていた。
   しかし、大西洋から風が悲しげな歌を歌いながら
  吹き付けるにも関わらず、炉辺荘は炉火と笑いで、
  花が咲いたようだった。”
             【「炉辺荘のアン」 第12章】

 
古木の色付きは、もう少し・・( 【以前】 のもの)


   さて、今日は美容院へ。
  10㎝以上も髪を切りましたのに、鏡には全然、
  変わり映えしない顔が映っています。

   何だか、がっかりです。
  それでも・・気を取り直して? 
  帰り道・・私は、今日も道草です。

   と言っても、冒険ではなく、行きつけの場所。
  リラ版 「恋人の小径」 や、その周辺です。
  先日は、まだ緑の方が強かったのですが・・。

   今日は、ほらこの通り。
  すっかり黄金色に色付き、輝いていました。

   ただ・・本当は、公孫樹(いちょう)の葉っぱが、
  この径をすっかり覆い尽くし、その黄金色の絨毯の
  上をサクサクと、音を立てながら歩きたかったの
  ですが・・。まだ早かったようですね。
  まだ今年、チャンスはあるでしょうか・・。

晩秋の静寂

2008-11-26 17:21:14 | 香る庭の花綴り


   今日も又、
  こんな雲一つない空で明けました。

   昨日同様、暖かい朝です。
  穏やかな太陽と、この所、色彩を
  俄かに濃くした里山の長閑な景色。

   後、1週間もしないうちに、12月
  だなんて、とても信じられません。
  でも、有り難いですね。

   そしてこちらは、
  色彩のない、『アンの世界』 。↓
  でも、こんな穏やかな日も、あるのですね。

   “・・・日によっては風さえ愉快そうに銀灰色の楓林を
  吹き渡る事もあり、又、全然風がなく、小春日和の日差しも
  暖かく、葉の落ちた木々が芝生一面に静かな影を落とし、
  日暮には寒さの身に沁みる沈黙の訪れる日もあった。”
 
   「あの角のロンバルディの上にある白い夕星をご覧なさい。
  あのようなものを見る度に私は、
  生きているのがただ嬉しくてたまらないという気になるのよ。」

                                   【「炉辺荘のアン」 第12章】


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   さて、この所、他所見していましたので、
  庭の花達・・少々、
  放たらかし状態になっていました。

   本来なら、10月に挿し木しなければ
  ならない、「ペラルゴニウム」 も、今日やっと。
  まだ大丈夫ですよね。

   地植えのハーブ達、花が終わったものも、
  ありますが、まだまだ元気に咲いている
  ものも。( ↑ の写真、マウスオンして下さいね)

   左から 「ローズゼラニウム」、
  「ツリージャーマンダー」、 「コモンセージ」、
  「インウォール・クラータ」 です。

   ハーブの花も随分、長持ちしています。
  セージは、花期が長いですね。

   右の木、これがアンの言う、「ロンバルディ」
  でしょうか。円山公園で。同じく、エミリー は、「真っ直ぐの国」 の木と言っていますね。

落ち葉時雨(しぐれ)

2008-11-25 16:16:16 | リラのお気楽ユメ日記


   昨日の雨は上がり、
  今日は、こんな空で明けました。

   暖かい朝です。
  早速、庭に出てみましたら・・。

   やはり、
  “空気が、ピカピカ
  光っています。”


   雨上がりの後って、
  本当に爽やかですね。

   おまけに昨日の薔薇は、ほんの少しですが、頬を緩めてくれた気がしますし、
  何と言っても冒頭の写真の魔法・・。

   ~なんて、もうお分かりですね。
  こちらの蜘蛛のせい、いいえ、
  お陰・・? なのです。

   結構、大きな蜘蛛で、
  その蜘蛛の糸に、紅葉の
  葉っぱが引っ掛かったと
  いう訳です。

   当の葉っぱは、その蜘蛛の
  糸で作った、ハンモックに
  乗って、ゆらゆら揺れています。

   アンの子供、ウォルター の次のような、可愛い声が、
  どこからか聞こえて来そうですね。

   「そこいらじゅう、詩でいっぱいね、母さん?」
                                【「炉辺荘のアン」 第15章】

   アンなら何と答えるのでしょう。
  でも親子で、こんな会話が出来るって、素敵な事ですね。

   さて、今日も京都の話題。
  出掛けますと、
  ついつい余計な物に目が・・。

   私の求めて来た物は又々、こんな物。
  アロマキャンドルと、
  ルーム・フレッシュナーです。

   それにしても、私ったら一体、いくつ
  キャンドルを持ったら気が済むのでしょう。

   それも、少々季節外れ・・と、来ているのですから、笑ってしまいますね。
  左から緑茶の香りのルーム・フレッシュナー、ペパーミント、桜の香りの蝋燭です。


☆★☆ここからは、番外編です☆★☆







      円山公園を歩いて
     いましたら、こんな車に
     遭遇。英国車です。

      右は、何と
     「ホンダS800」 です。
     こちらは祇園通りに。

      ガレージに、きちんと
     収まっていました。
     日本のクラシックカー、
     未だ健在なのですね。   

古都路はんなり散歩 Ⅱ

2008-11-24 16:46:46 | レトロ(素敵)な空間~散策




   最近の天気予報は、
  何と良く当たるのでしょう。

   朝の早い時間こそ、パ~ッと
  晴れて、“何といい天気・・” 
  なんて思ったものです。

   でも、真珠色の空になるのに、
  たいして時間は、かかりません。
  
   その後、陽も射して来ましたのに、
  だんだん雲は厚くなり、
  お昼前には、ポツポツ雨も・・。

   先程から視線の先に、ピンクの
  ものが風に揺れて、ゆらゆら・・。

   何か引っ掛かっているのかしら? 
  ~なんて、思いましたら、
  ゼラニウムの花房でした。
  雨に濡れて寒そうです。

   家の中にいましたら分かりませんが、どうやら風も出て来たようです。
  今日のこんな空ですから、気温もあまり上がりません。

 
【こんな木の家が懐かしい】


      さて、昨日の続きです。
     京都にはこれまで、
     ほとんど関心がありませんでした。

      日本全国から、あるいは海外から
     京都には憧れを持ち、新幹線や
     飛行機で北から南から、
     大勢訪れるというのに・・です。

      春の桜を初めとして、
     秋の紅葉と・・美しく彩られる、
     四季折々の古都の風情。

      そして、今も続いている歴史と、
     伝統の重さを実感出来る、
     数多くの名刹。

      そんな名刹でなくても、一歩、
     横路に入れば、まだまだ私の大好きな
     街並みが残っていて・・。

   それは当然の事ながら、私の街の
  比ではありません。その空間に身を
  置いているだけで、癒されました。

   考えてみれば、ごく近くに住んで
  いますのに・・勿体ない事ですね。

   今頃になって、ワクワクしながら、
  あっちを見、こっちを見て・・。

   子供のように、
  楽しんでいる私がいます。

   これからは暇を見つけて、
  出来るだけ訪れ、歩いてみよう・・
  ~なんて思っています。

   今では、余程の田舎でも、
  ほとんど目にしなくなった、
  重厚感溢れる郵便ポスト。こんな街中にあるのですね。さすが京都だと感激。



  

古都路はんなり散歩

2008-11-23 19:15:55 | 旅気分・夢気分


   秋の朝の空は、刻々と
  変わります。

   今日も昨日同様、秋晴れと
  なりました。
  気温は、平年並みでしょうか。

   それにしても昨夜の星の
  美しかったこと!

   休む前の、ほんの僅かなひと時、
  夜空を眺める事が、この所の
  日課になりました。

   “・・・部屋の床は静かな銀色の冷たい月の光を浴びていた。
  アンは開いている窓の所へ行き、外を眺めた。・・・・・
   ロンバルディの葉は月光を受けて銀のように光っている。
  周りの家は今夜は、ひそひそ囁いているようだった。・・・・・
   もうアンの友ではないかのように、意地悪そうに囁いている。”

                                  【「炉辺荘のアン 第43章】

   そう言えば、昨夜は、アンの部屋
  同様に、私の部屋も、仄か銀色に
  輝いていましたっけ・・。

   それなのに・・あろう事か、
  全く気付きませんでした。

   と言うより・・。
  星の方に、より心を奪われていたのです。

   でも、そんな私の心を知ってか、
  知らずか・・今朝には、三日月の
  「有明の月」 が白く、優しい顔を
  覗かせていたものです。(2枚目写真、真中上の小さな白い点が、そうです)



   さて、秋晴れの空の下、
  昨日は京都に。

   目的地は、京都東山に
  ある高台寺です。

   豊臣秀吉とその妻、
  ねねの霊屋がある事で有名
  ですね。(伏見城の遺構を
  移したと言われています)

   阪急電車、「河原町駅」
  から徒歩で行ったのですが、
  折しも観光シーズン。

   どこに行っても、人、人・・人の波。
  そぞろ歩くのに丁度良い小春日和でしたし、
  おまけに、連休初日という事もあるのでしょうね。

   その上、3日間のお休みのうち、良いお天気は、最初の2日・・と、
  言われていましたから。と言っても、今現在、降りそうな気配は、ないのですが・・。

 言うまでもなく、写真は高台寺の紅葉です。
“まだ早かった・・?” と、思わせるような色合い・・。

   紅葉と言うと、真っ赤なそれを思いますが、
  こんな紅葉もなかなか風情が、ありますね。新しい発見でした。
 
 ~明日に続く

瑠璃色のシルエット

2008-11-21 21:47:15 | 煌きの硝子(ランプ含む)

【琉球硝子】


   今日も、昨日と同様の
  雲一つない朝を迎えました。

   ただ違うのは、朝早くには、
  こんな素晴らしい空でしたのに、
  時間の経過に伴って、
  雲が出て来た事。

   天気予報通り、
  今にもパラッと、来そうです。

   こうなって来ますと・・。
  「どうする・・?」 「やっぱりやめる?」
  ~なんて事になってしまいました。

   ごめんなさい。主語抜きの文章になってしまいましたね。
  実は、友人との会話、“紅葉狩り” の事なのです。

   紅葉を楽しんだ後は、南禅寺で湯豆腐・・なんて、
  予定を立てていたのですが、取りやめました。

  こんな勝手気儘な事が出来るのも、近くの友人ならではの事でしょうね。
  自在ですから・・。

   尤も昨日、急遽(きゅうきょ)決めた事でしたし、天気予報を聞いた後でしたので、
  詳しい事は、明日になってから・・という事情も、なきにしもあらず・・です。

   その後、雨は少しだけ降ってすぐに上がりましたが、
  何だかはっきりしない、お天気になりました。

   昨日程の冷え込みこそ、ありませんが、
  陽射しがない分、余計に肌寒く感じたものです。

   さて、こちらは 「魔法の林檎」? です。
  と言っても、
  私が勝手に言っているだけの事なのですが・・。

   この写真を UP しましたのは、
  つい最近の事ですので、
  見覚えのある方も多いのでは・・? と思います。

   今日は、お気に入りの写真立てに入れた、
  その雄姿を・・。

   写真提供は、こちらにもいつも温かいコメントを、
  寄せて下さる、【KEN さん】 から。

   こうして、写真立てに入れる事によって、
  写真をより身近に感じる事が出来、
  毎日癒しを頂いております。

   ところで話は、ガラッと変わって・・。
  今日は、以前 にも、ご紹介した事のある
  97歳の方の詩をどうぞ。先日(11/17付)の新聞に掲載されていました。



               貯金
       私ね 人から 
       やさしさをもらったら
       心に貯金をしておくの

       さびしくなった時は
       それを引き出して
       元気になる

       あなたも 今から
       積んでおきなさい
       年金より いいわよ

                        柴田 トヨ (97歳)

 ※    今日は、何とかブログ更新出来ましたが、明日は、お休みさせて頂きます。
     勝手を言いますが、どうぞよろしくお願い致します。

日溜まりの中の静寂

2008-11-20 16:50:20 | リラのお気楽ユメ日記


    今朝の空は、それこそ
   何もない空! ピーカンの
   空になりました。

    寒さは、12月下旬との事。
   冷気と共に、こんな何もない
   空に出会うと、思わず身が
   引き締まる気がします。

    そうそう、南の空、頭上
   には、三日月の有明の月も、
   白い優しい顔を覗かせて
   いましたっけ・・。

   何だか笑っているようにも感じられたものでした。
  そう言えば、この秋初めてお向かいの家のスレート屋根に白い霜が降りているのを、
  見ました。アンの言うように、白い霜って素敵ですね。

   「ああ、小父さん、素敵な朝ね。
  神様がご自分で、ただ楽しみのために描いた絵のような
  世界じゃないこと? 
   この木ったら、あたしのひと吹きで吹き飛びそうだわ ――
  フッ! あたし、白い霜 ってものがある世界に住んでいて、
  本当に嬉しいわ。そうじゃない? ・・・・・」   

                                      【「赤毛のアン」 第18章】

   さて、今日のように良いお天気ですと、いつもでしたら、
  「戸外と室内の優劣」 の差に、いい加減悩む所ですが、
  あっさり室内に。寒いのは適いませんから。

   と言っても、日溜まりにいると・・。ぽかぽかで、とても12月下旬には思えません。
  それにしても、今日は素晴らしい天気! 

   ひょっとしたら、暖かくなったのでは・・? と、思い、
  先程、庭に出てみました。思わず、ブルッ・・。風が冷たいです。

   目の前の空も(東)、右の空も(南)、雲一つありません。
  そんな空を何気なく眺めていましたら・・。目の前に4本の電線。

   ふと・・。いつも、こちらにもコメントを頂いている、
  きたあかりさんの昨日のコメントが浮かんで来ました。

 夕焼けも素敵ですね。
私は4本ならんだ電線を見つけると、頭のなかで電線を1本加えて、
ト音記号と音符を書いて楽しんでいます。・・・・・ 
 一番最後のお写真を拝見させていただいて今日は薄桃色の
翼という曲ができました。 


   素敵な感性ですよね。
  私なんて、これまでそんな
  事思った事すらありません。
  まるで、アンみたい。

   その曲、いつか聴いて
  みたい気がします。
  私は・・と言いますと・・。

   やはりと言いますか、
  想像の世界に。

   いつの間にか、こちらの
  写真のような、ひなびた
  山里にいました。縁側があって、その向こうの座敷には炬燵。勿論、柿の木も。

   ~なんて、しばし遊んでいました。そこへ飛び込んで来たのが・・。
  例の灯油の巡回販売の、お馴染みの音楽。

   今日は間に合っているからいいのですが、いきなり現実に引き戻される事に・・。
  引き戻されたついでに・・灯油のお値段、先週より200円下がっていました。いやはや。



   こちらは、昨日の刹那の空です。黄昏の空も、刻々と変わります。

  ※ 明日は、ひょっとしましたら、ブログお休みさせて頂くかも知れません。
   その場合、どうかよろしくお願いします。