空はどこまでも澄んでいるが、 山の側には軽そうな雲が一切れ、 遊ぶように浮かんでいた。 【夏樹静子著 「霧の向こう側」】 |
ここ何日か、晴れていても雲の多い、湿度の高い日が続いていたものです。
今日は、久し振りに夏らしい空になりました。
これも久し振り、からりとした空ですが、暑くなっています。
とは言え、バタバタしているうちに、お盆も過ぎ・・。
いつの間にか蝉の鳴き声も 「つくつくぼうし」 に代わっています。
そうそう、つい何日か前にはこちらでは珍しい、みんみん蝉も。
そう言えば、日の沈むのも早くなっています。
季節の境目が曖昧(あいまい)になっていると言われる昨今ですが、
こんな時、嫌が応にも季節の移ろいを感じます。
この感覚、大切にしたいですね。
さて、今年も石垣島より
トロピカルの香り満載の
パイナップルが届きました。
ただ、今日のタイトルの
如く、さらりとお礼の手紙を
したためた訳ではありません。
かれこれ1週間以上も
のらりくらり。
これではいけないと、
やっと思い立ちました。
ハイスピードの時代に
何をしているのでしょうね。
こんな所だけ思い切り、
「昭和」 をしている私です。
でも、そこは石垣島の人、
笑って許して下さる筈です。
~なんて、どこまでも甘い私です・・。
ところで、今ふと思った事。さらり、からり・・
“り” の付く字って、何だか涼しそうですね。
尤も、のらりくらりはいただけませんが・・。
後、きりり、ぴりりも。
暑さで、ダラ~ンとしている身も心も引き締まりそうです。