【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

プレイバック昭和

2017-09-28 22:47:58 | 散歩道の日溜りカフェ

【外観】


【入り口を入った所】






【店内】










昨日の夜から降り出した雨は朝には上がっていました。
とは言え、その後も雨こそ降らないものの、
1日中スッキリしないお天気。天候の回復が待たれるところです。

さて、昨日は友人とランチに出掛けて来ました。
今年、オープンしたばかりの 「ベンチ」 という名前のお店。

古民家の店先には、昭和の香り満載の懐かしいグッズが並んでいます。
「そう言えば、こんな紅茶の缶、あったわよね」

見覚えのある黄土色のトワイニング紅茶の缶があれば、
藤製の色鮮やかな裁縫箱も・・。

そんなワクワク感と共に、
これも懐かしい木製の引き戸をガラガラと開けて店内に。

やはりと言いますか、そこには想像通りの昭和の世界が広がっていました。
どうやら雑貨屋さんも兼ねたお店のようです。




























感じの良いにこやかな店員さんが、「お好きな席に・・」 との事。
ここにも昭和時代の(30、40年代?)応接セットがあれば、
学校の机等々・・。私達は、対面型(2人)の応接セットを選びました。

3種類のランチメニュー(ライス)と後は、パン。
その中の1つを選び、食後の珈琲を注文。珈琲は信楽焼のカップに。

そうそう、肝心のお味の方。素朴な昭和の味・・とでも言っておきましょう。
珈琲は薄く、ミルクを入れると真っ白に。でも、これもお愛敬ですね。











【「ノリタケ」 のカップ ~ リザルブ珈琲店】







お口直しには、すぐ近くに 【リザルブ珈琲店】 がありましたので、久し振りに行って来ました。
「グァテマラ・ラス ロマス」 を注文。「あ~、美味しい!」
同じ豆を求めて帰って来ました。

ささやかな抵抗 ~ スマートメーター その2

2017-09-24 19:40:27 | 今時主婦の井戸端会議(政治など)

【繊細な 「水引草(ミズヒキソウ)」】


【「セージ」】



【夏の残光】















「暑さ寒さも彼岸まで」 とはよく言ったものですね。
日中は、まだまだ暑いけれど、随分、秋らしくなりました。
まず空が高くなりました。光と影がくっきり・・。太陽の匂い。

「夕空晴れて秋風吹き・・・」 思わず昔懐かしい唱歌を口ずさんでみたり。
秋は、やはり郷愁を誘われます。

庭の隅に群生している水引草が秋の風情を醸(かも)し出しています。
尤も夏にも咲いていましたけれど私の中では秋の認識。

一方、夏の名残りの花も健在です。
最後の夏を精一杯、謳歌しているかのよう。
それはある種、刹那的(せつなてき)で思わず見とれてしまいます。

















さて、前置きが長くなりました。
先日の「スマートメーター騒動?」 の後日談をご報告致します。

実は、9月14日(木)に取り付けを一旦、
断ったものの、自分自身、限界を感じていました。

これ以上、言われると・・悔しいけれど、仕方ないのかな・・と。
今思い出しても、私ごときがあの高圧的な態度と物言いの
業者に勝てる自信など更々ありません。

自分の家だけでは効果がないと、
あれから友人や近所の方に聞いてみたのですが、
皆さん、「メーター交換と言うから交換して貰ったけれど・・?」
~程度の認識。

それはそうですね。私だって、たまたまネットで知っただけ。
「これこれしかじか・・」 と説明すると、「エ~ッ!」 状態。
友人宅では、留守中勝手に交換されていたとも。

どうやら東電と違って関電は、「スマートメーター」 の名前は一切出さず、
法定規則の10年の定期取り換えを利用して一気に交換する
腹積もりだったようです。それにしても姑息な手段を使いますね。

そのせいか、まだまだ地方ではゼロの所も多いのに、
日本で一番普及率がいいのだそうです。

要するに、みんなが知らないうちに 「急げ、急げ」 なのでしょう。
下請け企業は、スマメ景気にウハウハとか。

そんな時、9月20日(水)に関電から電話がありました。
驚いた事に、在庫があったのでアナログメーターを
取り付けてくれると言うではありませんか。

そんなこんなで。翌9月21日(木)、
無事、アナログメーターに交換されました。

電話では、「4、5年しか使えない」 と言っていましたが、
平成37年4月まで。

これだって単なる先延ばしに過ぎないでしょうが、
ひとまず猶予が出来ました。

その間に1人でも多くの人が声を上げれば、
この日本だって反対運動が起きるかも知れません。
まだ政府は対応を決めかねているそうですから。

結局、「法律で決まっている」 「もう製造中止で在庫がない」 等々・・。
嘘だったのですね。断る勇気を出せて良かったです。

ささやかな抵抗 ~ スマートメーター

2017-09-18 17:20:55 | 今時主婦の井戸端会議(政治など)
台風18号は、コース的には直撃でしたが、いつの間にか過ぎ去りました。
雨も風もたいした事はありませんでした。

最近では周辺の方が思わぬ雨を降らしたりして、ひどいようですね。
台風そのものも昔とは明らかに違う気がします。

そして今日は、再び夏が戻って来ました。
台風一過と言えば、こちらも爽やかになるのが常でしたのに。

対照的な気候の変化が、ある種の心を揺さぶる楽しさであったりしたものですが、
何もかもが変わってしまったような気がします。
これらも結局は人間が招いた事だとすれば、考えさせられます。

















さて、上の写真。電力会社より電気メーター交換のお知らせです。
これこそ、ネットで話題になっているスマートメーター交換では・・? と。
ただ、全くその記述はありません。

一度、雨で延期になり、工事の人が来られたのは9月14日(木)。
留守でも勝手に取り付けて行くと聞いていましたから、(満を持して)在宅。
勿論、スマートメーターは拒否という事で。

それというのも少し前になりますが、こんな 【ブログ記事】 を目にしたからです。
知らなければまだしも知ってしまったからには看過出来ません。

その電磁波は携帯電話の150~200倍と言います。
それを24時間、四六時中浴び続けるなんてとんでもありません。
おまけにプライバシーさえも筒抜け・・。

それに、スマートメーターって、話題になりました・・?
ひと頃のテレビデジタル化のように、周知徹底されたのでしょうか。
記憶にありません。

以下は、工事の方とのやり取りです。
「メーター交換は、スマートメーターなのですか?」
至極当然のような顔をして 「そうですよ。これからはこれに変わります」

「我が家は従来通りのアナログメーターでお願いします」
「それは無理ですよ。もう製造していませんから在庫がありません」

「三菱電機や大崎電機などでは製造しているそうですが。それに自由選択と聞きました」
「関電がスマートメーターを選択したのです。32年までに全戸変わります」
一瞬、2032年と勘違い。実は平成32年でした。となれば後、3年しかありません。

今のメーターの有効期限が来年の4月までありますので、
とりあえず設置しないで帰って頂きましたが、単なる先延ばしでしかありません。

今思い出してもあの高飛車な物言いと強引さ。太刀打ち出来る自信はありません。
ネットなどでは拒否出来るとの事ですが、果たしてどうなのでしょう。
特に関電は悪質? との事ですから。

そうそう、お隣に聞いてみましたら、スマートメーターは全くご存知なく、
1年前から電力自由化で、ガス会社の電気を使っているとの事。
ならば、もうスマートメーターに交換済みですね。

このスマートメーター導入、イギリスでは延期になり、
オランダは国民の反対で自由選択性になったとの事。

アメリカでも健康被害が起こり、反対運動が起こっています。
フランス、ドイツは導入していません。

直ちに健康被害がないからと言って鵜呑みには出来ません。
アスベスト被害だってそうですものね。起こってからでは遅いのです。
義務化なんて反対です。

朽葉降る音

2017-09-11 23:32:18 | 四季のスケッチ

【まだ葉の残っている 「半夏生」】


【「紫陽花」 の虫食い葉】


【元気に咲く夏の花 「ハイビスカス」】








 風が吹く。
 どこから来るか知らぬ風がすうと吹く。
 黄ばんだ梢こずえは動ゆるぐとも見えぬ先に
 一葉二葉がはらはら落ちる。
 あとは漸ようやく助かる。                 
   【夏目漱石著 「野分」】 








こちらは昨日、今日と少々、蒸し暑くなっています。
尤も、9月に入ってからは思いの外涼しくて。

「今年は例年とは違うわ」 ~なんて思っていたものです。
これでも今年は概ね過ごし易かった夏に入るのでしょう・・。

さて、夏と秋の狭間(はざま)の今頃の季節、晩夏。そして続く白い秋。
渡る風も白く秋は密やかに、そこはかとなく忍び寄るので、
色に例えれば白なのでしょう。

旬の季節とは違った趣がありますね。
滅びの美学とでも言いましょうか・・。

まだまだ朝顔やハイビスカスなどの夏の花も
変わらず咲いてくれていますが、気のせいか愁いと言いますか・・
翳(かげ)りのようなものを感じます
一方、半夏生(ハンゲショウ)のように様相を一変する植物も。

葉を白く染め、まるで蝶のように優雅だったそれも、
黄色や茶色になった葉をはらはらと落とし、
今では棒切れのように佇んでいます。

毎年の事ながら一番最初に秋を教えてくれる植物です。
(写真は比較的葉の残ったもの)

そして見事に虫に食べられた紫陽花の葉。
そう言えば、紫陽花の葉って毒ではなかったかしら!?
どうやら紫陽花の葉だけを食べる虫がいるそうですね。

最後に野の花、「海老草」 と 「水引草」。
海老草は花瓶に挿したら、その日のうちに発根。

これにはびっくり。即、野の花認定です。
それにしても凄い生命力ですね。怖いくらいに。










【「海老草(エビソウ)」】


【「水引草(ミズヒキソウ)」】

ぶらり西へ・・

2017-09-01 17:38:51 | 旅気分・夢気分







【備中国分寺(岡山県総社市)】










 夢の中のアンは
 現実よりも豊かであった。
 なぜならば
 目に見えるものは過ぎ去るが、
 見えないものは
 永遠に不滅だからである。 
  【「アンの愛情」 第1章】 








日中はまだまだ暑いけれど、
昨日、今日と湿度のないカラッとした天気になりました。
光と影がくっきり。こんな時、“秋” を感じます。

そう言えば、虫の演奏会も盛んです。
尤も、まだ暑い盛りからいち早く秋の気配を伝えてくれていましたが。

早いもので今日から9月。多くの学校では始業式ですね。
子供時代の夏休み明けは、いつもの休みとは違い、
(ちょっぴり大人になった気分で)妙に緊張して登校した事など思い出します。










   




さて、本当に久し振りに車を西に走らせました。
行先は備中国分寺。何を隠そう私は五重塔が大好きなのです。

とは言え、急に思い立ったものですから、
向日葵(ヒマワリ)には遅く、コスモスには早くなりました。
国分寺は奈良時代建築ですが、五重塔は江戸時代(天保)だとか。

それでも青空にすっきりと聳(そび)える塔を見ていると、
心が晴れ晴れします。美しいですね。

この後、日本で一番高い所にある松山城に行ったのですが、
運悪く山上近くまで行く最終バスが出たばかり。

歩くと2時間かかるそうですし、諦めました。
秋には雲海が見えるそうです。又、出直して来ましょう。