11月や12月 になっても日光は輝き、 紫色の靄が立ち込める 気持ちの良い日が あった。 そのような日には港は 真夏のように楽しげに踊り、煌き、 湾は柔らかな青を湛え、優しくなるので、 嵐や強風は遠い過去の夢に 過ぎないように思われた。 【「アンの夢の家」 第14章】 |
11月最後の今日は、
こんな薄紫色の空で
明けました。暖かい朝。
毎朝、紅茶の中に入れて
頂くハーブを採りに庭に
出た時もちっとも寒く
ありませんでしたっけ。
明日から12月とは
思えない程、穏やかな空です。
小春日和と言っていいでしょう。
【落葉の 「吹き寄せ文様」】
さて、昨日の写真がまだまだ残っていますので、その続きを。
真っ赤に、茜色に染まった紅葉も美しいけれど、金色の紅葉も美しいですね。
そして見上げる 「錦秋」 も素晴らしいけれど、
足下の落葉の 「錦秋」 も。
それは道端の木の根元にも容易に見る事が出来ます。
まるで着物の 「吹き寄せ文様」 ですね。(写真は桜の葉っぱ)
【吹き寄せ : 風が吹いて様々な木の葉が1ヶ所に集まった状態の事】
こんなに彩りに溢れた晩秋。まさに錦秋ですね。