【たわわに咲く 「木香薔薇(モッコウバラ)」】
その春、何という恐怖が のしかかったことであろう ―― あのように美しいあの春に! けだるい日々、太陽の輝く青空、 まだ青草の燃え出ぬ大地に 喜び迎え入れられる俄か雨の柔らかな音、 水仙やイチハツや菫、 淡紅色と白の妖精国と化した果樹園、 小川のせせらぎ、小鳥の美しい歌。 そうだ、妙なる春の喜びが国中に 満ち満ちていた。 【「アンをめぐる人々」 5.】 |
季節は冬を過ぎ、いつの間にか春。
しかも桜の季節はとうに過ぎ、春真っ盛りの黄金週間に。
言うまでもなく今年は、コロナ騒動のせいで、
ともすれば俯(うつむ)いていたような気がします。気分的にも。
庭に目をやれば、季節の花が美しい花を咲かせてくれていましたのに。
しかしながら、木香薔薇が満開になり、香りの女王、ジャスミンがスタンバイ、
その上花の女王、薔薇までも・・となると、流石(さすが)に気分も華やいで来ますね。
俯く春と言えば・・俯く花の代表であり、大好きな早春の 「匂い菫(ニオイスミレ)」 。
これさえも今年はスルーしてしまったのでした。次に咲いたのが 「クリスマスローズ」 。
写真は少し前の物ですが、今もなお健在です。
そうそう、ハンカチを利用してマスクを作りました。
中にキッチンペーパー等を挟めるようになっています。
花柄で少しでも明るい気分でいられますように。
【手作りマスク】
【クリスマスローズ】
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