昨日の雨は上がり、
今日は概ね晴れの
天気になりました。
ただ、ちょっと
天気が不安定なようで、
少し風も出て来ています。
これが、
「桜まじ」 なのでしょうね。
それにしても、
花冷えが続きます。
昨夜などは、
ずっと暖房をつける始末。
折角、開きかけた桜も、ちょっとびっくりしているでしょうね。
さて、春は花盛りで、人々の心も浮き立つ季節です。
でも、そんな春には、ちょっぴり異質な
白楽天 のこんな詩を見つけました。
秋と言うのなら分かるのですが、春には珍しいですね。
でも、世の中がピンクに染まり、心弾む季節だからこそ、
悲しみに出会った時、孤独感は一層増すのかも知れません。
その一句は、こんな風に始まります。(武部利男 カナ訳)
(カナ訳ですので、本来は、カナなのですが、
読みにくいので漢字も入れました)
戦争や災害は、何とか避けられても、
年を取るのは、避けられないと、詠った詩のようです。
全体に悲しみの漂う詩です。(途中略)
でも、後の詩には、とても勇気づけられますね。
ここでも、“道” です。
送春
三月三十日 春は去り
日もまた暮れる
恨みつつ 春風に聞く
明日は 君は もういないのか
人生は 旅人のよう
両足は 歩みを止めず
日一日 先へと進む
先々に 沢山の道