確かに1年が早く過ぎるようになって来た。 いいわ、銀の森と年を取るのなら辛くはないわ。 とパットは老齢には程遠い者の悟り方で考えた。 【「パットお嬢さん」 第2年生】 |
お昼、ちょっと前から降り出した雨。
“あら、雨の音・・” 何だか久し振りに聞いた気のする雨音。
それもその筈、今日は珍しく窓を開けていますから。
昨日もそうですが、今年の梅雨はどういう訳か、
肌寒く感じる日が多く、窓を閉めている時の方が多いのです。
聞くともなしに単調な雨音を聞いていると、
つい眠気にも誘われ・・。
こんな昼下がりの気だるくもあり、怠惰な時間。
それにしても・・。
ふと気が付けば、6月ももうすぐ終わり。
早くも1年の半分が終わろうとしているではありませんか。
“ここまで私は一体、何を・・?”
柄にもなく自分に問いかけてみるも、明確な答えはありません。
はっきり言える事は、怠惰な時間の積み重ねという事だけ。
ところで冒頭の写真。
まだ晴れている午前中にやって来た蝶。
さすがに雨が降っている時には来ませんでしたが、
現金なもので雨が止むと今又、同じユリオブスデージーの上に発見。
羽根を閉じたり開いたり。小さなものの精一杯の営み。
梅雨の日の小さな憩い。いいえ、2度ですから貴重ですね。
小さな庭の、小さな自然の営みに救われています。