【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

紫の微笑

2006-09-30 15:26:24 | ハーブと香り雑学
   こちらは、今日もいい天気!! 
  ただ、日中と朝晩の寒暖差が激しくて、
  少々、とまどい気味です。

   おまけに空気は、カラッカラ。
  ポプリにする花びらは乾いていいのですけれど、
  お肌の乾燥は、ちょっと困りますね。

   今の所、ローズヒップのお陰か? 
  何とか大丈夫ですが・・・。こんな時・・。

   




   「早く雨が降ればいいのにね。
  何もかも乾き切っているんですもの。
  可哀想に畑は、いかにも哀れな様子をしているし、
  木々は腕を伸ばして雨乞いをしているようだわ。
  あたし、庭に出るたんびに胸が痛くなるのよ。・・・」
  

   



   ~この アン の言葉、胸に沁みます。







  


 


   

   先日、四天王寺で買ったこの二つのセージ、
  (メドーセージ、ボックセージ)実は、観賞用でした。

   本当は、薬用が欲しかったのに、
  なかなかその コモンセージ に行き当たりません。

   幸い、前から庭に植えているのが、
  このコモンセージだったので、少しは救われています。

   それに、最近になって又、少しずつ葉っぱを付けて
  来ましたので、当分こちらに期待するしかなさそうです。

   それにしても、先の二つのセージ、
  一週間で又、背丈が伸びた気がします。

   道理でお店の人に、
  「増えますよ!!」 と、言われた筈ですね。


   昨日、写真に撮れなかった
  ローズマリーの芳香浴です。

   写真では茶色に見えますが、実際は、
  赤味がかっていて、まさにワイン色なのです。

   同じく観賞用の赤い花の咲く、
  チェリーセージも、この方法で楽しんでいるのですが・・。

   でもローズマリーほど薬効はないのですよね。
  それでも香りがいいから、良しとすべきでしょう。

マリア様の薔薇 ~ ローズマリー

2006-09-29 17:03:02 | ハーブと香り雑学
   こちらは、連日の秋晴れ。
  開け放たれた窓からは、心地良い風が、
  そよそよと、そよいでいます。

   そんな陽気に誘われたのか、
  今日も朝から小さなお客様が、お出ましです。






  


 



   今朝のテレビで、おすぎが、映画 <イルマーレ> を評して、
  「な~に、あの映画、今時、ポストで手紙でもないでしょ・・・」 
  ~なんて、笑っていました。

   そんなこと、どうだっていいのです。
  細かい事の矛盾をひっくるめて好きなのですから。

   兎にも角にも、私の “イルマーレ症候群”? 
  は、当分治まりそうにありません。

   映画の話は、この位にして。
  先日の 『マリラ』 に対して、今日は 『マリア』。

   何とも紛らわしいですが、
  <マリア様の薔薇>とは、ローズマリーの別名です。

   <海の雫> が一般的ですが、
  ヨーロッパでは聖母マリアに因んで、このようにも呼ばれるとか。
  それだけ皆から愛されるハーブだということなのでしょうね。

   そのローズマリー、
  “若返りのハーブ” として、つとに有名です。

   その証拠に、ハンガリーの女王エリザベートが、
  ローズマリーの化粧水で若返り、
  70歳にしてポーランド国王からプロポーズされたとか。

   尤も本来は、
  持病のリウマチを治すのが目的だったと言いますから、
  若返りは怪我の功名だったようです。

   でもリウマチをも治してしまうなんて、
  凄いハーブですね。一方・・。

   「これはローズマリー、ものを忘れぬようにする花よ。
  お願い、あなた、私を忘れないでね。」
 

   こんな台詞が、シェークスピアの 『ハムレット』 にあります。
  この事からも分るように、ローズマリーには記憶力の回復、
  つまり 脳の活性化 に非常に効力のあることが分ります。

   これらを含めて 
  “若返りのハーブ” と言われる所以なのでしょうね。



   写真はローズマリー・ワインです。
  そろそろ残り少なくなって
  来たのですが、このワイン、
  毎日お猪口1杯飲むだけで、
  元気モリモリ・・・。

   作り方は至って簡単。
  甘口の白ワインに、
  ローズマリーを枝ごと
  5、6本入れて、
  常温で暫く寝かせておけば、
  いいだけです。

   大体1週間程度で飲めますが、
  長ければ長い程、美味になります。

   何より安物のワインでいいのがミソ。
  このワインも398円位だったかな!?

   私はついでに楊貴妃も愛用していたという、
  シナモンスティックも入れています。

   又、干し葡萄を入れるとコクが出て、
  一層美味しくなるそうです。

   もう一つ、同様の方法でりんご酢に漬けた、
  リンスもお勧めです。艶やかな髪になりますよ。

   勿論、リンスだけでなく、これを飲んでも構いません。
  ワインの苦手な方は、別々に作っておくと、一石二鳥ですね。

   そうそう、今ローズマリーのアロマタイム中です。
  と言っても、精油ではなく、庭から採って来た生のそれです。

  アロマポットにお湯を張り、細かく刻んだローズマリーを入れ、
  普通にキャンドルを焚きます。いい香り・・・。

   精油は香りが飛ぶのが結構早くて、
  度々注ぎ足していましたが、こちらは大丈夫です。

   それにお湯の色が、ワイン色になり、
  硝子を通して大層綺麗です。

うっとり夢気分~もう一度イルマーレ

2006-09-28 22:12:05 | 映画の香り
   こちらは今日も秋晴れになりました。
  こんな風に記すのがこの所の定番になっていて、
  何とも嬉しい限りです。

   一方、空に目をやれば・・・。
  昨日程ではないけれど、やはり青空です。

   その青い空がともすれば、
  昨日の映画の湖に見えたりして。
  一夜明けた今日も・・朝から夢気分です。

   もう24時間以上経っていますのに、
  昨日の映画の余韻、未だ覚めやらぬ私です。

   こんな気分になったのは、本当に久し振りです。
  湖や景色の美しさは、言うに及ばず、
  主演の二人の存在そのものが美しくてもう溜息です。
  勿論、その二人の交わした会話も。

   


   「立ち止まる度に、孤独な自分の姿を見出すわ。
  たまらなく絶望的な気分になってしまう。」

   「心配しないで。いつか会えるから。
  時を超えても、必ず君の側に行き・・・守ってあげる。」
  



   
 うっとりです。~・・・もう一度映画の感動を・・・。















 





   そうそう、この映画の中で、
  二人を繋ぐ重要アイテムだった本は、
  イギリスの女流作家ジェーン・オースティンの 『説得』
  何だかこの本、無性に読んでみたくなりました。

   ところで、昨日の帰り途、
  道端に自然に立ち枯れたままの
  紫陽花を見つけました。

   生憎、花鋏を持っていませんでしたので、
  そのままにして帰ったのですが、
  何か心残りでした。

   今日になっても気になって、
  もう一度、採りに行って来ました。

   右の写真が、その紫陽花です。
  お部屋が一気に秋色に染まりました。

あなたは待てますか~イルマーレ

2006-09-27 22:23:55 | 映画の香り
   夜半のうちに降っていた雨も、
  朝方には上がり、今日も秋晴れとなりました。

   雲、一つない青空です。
  こんないいお天気の日に、
  室内での映画は少々、勿体ないですけれど。

   今日は、予(かね)てから観たいと思っていた、
  キアヌ・リーブス & サンドラ・ブロック主演の映画、
  <イルマーレ> を観て来ました。

   私は、サンドラ・ブロックの大ファン。
  彼女の映画は、これまでほとんど観ています。







  


 



   映画は・・・。
  鑑賞後の帰り道も、美しい湖や同じく美しいシカゴの街並み、
  二人が手紙で交わした言葉の数々・・。

   それらが頭の中を駆け巡り、
  ほんわか、ほのぼの気分で帰って来ました。

   本当は、夕食の買い物もあったのですが、
  いつまでも余韻に浸っていたくて今日はパス。

   現実に戻りたくは、ありませんものね。
  かくして、夕食は手抜きとなりました。






 


 



   「いつか必ず会えると、信じていいですか。
  今はまだ見ぬあなたへ・・・。私は、ここにいます。」 


   



    ~ラブストーリーは、美男美女に限りますね。
  “ここにいる時だけが、本当の自分に戻れる場所”
  ~という光と硝子に囲まれた湖の家。

   そのポストを介してやりとりする手紙。
  犬も絡みながら、そこには2年の隔たりが・・。








 




   電子メール全盛の時代に、文通。
  そして駅や小説・・・と、
  妙にノスタルジーを感じる映画でした。

   それに舞台はシカゴ。
  なぜか、<赤毛のアン> をも彷彿させ。

   この映画、韓国映画のリメイク版なのだそうですね。
  4月に雪が降ったシーンで、
  ふと、ペ・ヨンジュンの <4月の雪> を連想はしたのですが・・・。

   これもパンフレットで知ったのですが、
  このような “時空を超えた手紙のやりとり” という物語は、
  ジャック・フィニィの 『愛の手紙』 という小説にもあるそうです。

   因みに題名の <イルマーレ> とは、
  シカゴ一の人気レストランで、二人が待ち合わせをした場所です。

マリラの生姜湯

2006-09-26 16:01:21 | 趣味の器(壺)~その他
  


 




   連日の外出でちょっと疲れ気味。
  アン の 『室内と戸外の優劣』 ではありませんが、
  今日ばかりは心から “室内” の方を選び、
  心晴々? という心境です。

   庭では、今日も虫たちが千客万来。
  連日の晴天で彼らも余程、嬉しいのでしょうね。
  あっちの花、こっちの花と飛び回っています。

   それに今も聞こえて来る 
  「チ、チ、チ・・」、「リ、リ、リ~ン」 の声。

   気のせいか、夜より昼間の方が
  澄んだ音色を響かせているような気がします。

   さて、ここからはちょっと アン の世界へ~。
  楽しい夏の日が過ぎ、9月からアンを待っていたのは、
  アヴォンリーの小学校での教師生活でした。

   その初めての朝、不安と緊張で、
  水さえも喉を通らなかったアンに 
  マリラ が差し出したのは、一杯の 生姜湯

   そうそう、その前日には、アンにしては珍しく、 
  レイチェル・リンド夫人 の姿を見て、言っていましたね。

 



   「おばさんの忠告は、胡椒と同じだと思うわ。
  ぽっちりだと素晴らしくいいんだけれど、
  おばさんはヒリヒリする位、
  どっさりあてがうんだもの。・・」
 

   ~なんて、繊細な所を見せていましたっけ。

          






 




   その マリラの生姜湯、私も毎日、頂いています。
  尤も私のそれは、「アフリカつばき茶」 に、
  ローズヒップの粉末、生姜のすりおろし、
  黒砂糖、果てはシナモンまで加えた濃厚な物です。

   でも、これが結構美味で、
  もう相当長い間、ハマっています。

   その上、“天然のステロイド” とも言われる
  アフリカつばき茶 と、ビタミンCを初めとした、
  “ビタミンの爆弾” と言われる ローズヒップ との相乗効果で、
  お肌しっとり、疲れ知らずの身体になると来れば、
  やめる理由もありませんが・・・。

   ところで、このアンが飲んだ生姜湯。
  マリラに勧められて、たいした効果も期待せず、
  仕方なしに飲んだようです。

   でも昔から生姜には、発刊作用や消化促進、
  気分爽快の効果があると言われていますので、
  アンにとっては、まさにピッタリの飲み物だった訳ですね。

   おそらくマリラの場合は、
  お酒やシロップに漬けた生姜を使ったのでしょう。

   ただ擦りおろした物に蜂蜜を混ぜ、
  熱湯を加えただけでも、十分美味しいですし、
  これからの季節にもピッタリの飲み物ですね。

   一方、アンは、と言いますと・・・。
  マリラの作ってくれたあの生姜湯のお陰で、
  兎にも角にも無事に教壇に立ち、
  小さな生徒達に挨拶出来たのでした。

こぼれ夏

2006-09-25 21:44:32 | 香る庭の花綴り
   今日も秋晴れの中、出掛けて来ました。
  昨日と比べ、太陽の下ではちょっと汗ばむ陽気です。

   でもやはり、この時間(夜)になりますと、
  窓を開けていると寒く感じます。

   今日は、昨日四天王寺で買って来た、
  2種類のセージ(メドーセージ、ボックセージ)
  を植えたかったのですが、それもままならず・・。

   本当は萩を買うつもりでしたのに、
  やはりと言いますか・・セージの方に手が伸びていました。

   でも、メドーセージは、巷で良く見かけますが、
  ボックセージは珍しいので、それ程、後悔はありません。
  それに両方共、紫色の可憐な花ですから。

   ところで先日来から記していますように、
  朝顔が今、満開です。

   それは我家だけでなく、
  通りすがりに見る他所よそのお宅も、そのようです。







  


 




   おまけに、夏の間もずっと葉っぱだけでしたから、
  もう花は咲かないと諦めていた朝顔です。

   今朝、初めて紫色の花を咲かせてもくれ、
  嬉しい誤算です。

   その上、玄関先の朝顔は今の季節、
  朝はブルーだったものが、
  午後から夕方にかけてはピンクになり、
  1日に2度、私達の目を楽しませてくれてもいます。

   尤も今朝咲いた紫の朝顔は、
  今の時間になってもそのままですから、
  品種に拠(よ)るのかも知れません。







  


 




   そうそう、我家の近くにリラ版 『輝く湖水』 を見つけました。
  森の中にある訳でもなく、人工的な単なる溜池なのですが。
  でもそこは、「想像の余地」 ですね。

   でも、これで アン が言う所の3点セット、
  『恋人の小径』(家から自転車で7、8分)、
  『お化けの森』(入口まで徒歩で10分)、
  先の 『輝く湖水』(自転車で3分)が揃いました。
  もうしっかり、アン? しています。

思い立ったが吉日

2006-09-24 22:42:15 | 旅気分・夢気分
   秋晴れの空の下、
  今日は大阪四天王寺に行って来ました。

   おかしなもので、先日の東寺行きは予定していて、
  結局行きませんでしたのに、今日は急に思い立ちました。
  こうなれば即、実行です。あの アン も・・。

 




   「何かがパッとひらめいて、
  素晴らしい事だって、ワクワクしたら、
  すぐ表に出さなくては。
  立ち止まって考え込んでいたら、台なしよ。」
 

   ~なんて、言っていますものね。

  




 


 
 



   そんなこんなで。
  今日は全くの予定外の一日になってしまいました。

   でも良くしたもので、
  いつもはぐずぐずしている私ですのに・・
  それは微塵もなく。

   しかも急だった割には、
  何もかもが、スムーズに運びました。














   久し振りの四天王寺でしたし、
  相当の混雑を予想していたものです。

   しかしながら写真からも分りますように、
  日曜日の割には意外と人が少なく、
  どちらかと言いますと、
  閑散としていると言った方がいいような・・・。

   これでも以前は、人混みに酔ってしまう程、
  多かったのです。とても想像出来ませんね。
  でもその分、ゆっくり見る事が出来ましたが。

ピンクの微笑み

2006-09-23 14:59:18 | ちょっとアンティーク
   今日もカラッとした好天となりました。
  埼玉では、ソメイヨシノが開花したという
  ニュースが流れましたね。

   我家の庭も、夏を一気に遡って・・
  まるで今、春のようです。







 


 




   先日来からの朝顔、ハイビスカスは言うに及ばず、
  未だに、春浅い時期から咲いていた
  ペチュニア、カリチュニア等など・・。
  そしてその周りを蝶が、ヒラヒラと舞っていて。

   そうそう、今日は紫色の朝顔ですが、
  先日はブルーでした。

   この写真は朝撮ったのですが、
  先程見ましたら、ピンクになっていました。
  それは、写真にも現れていますね。






   


 




   おまけに先日は一輪だけだった、
  毬のような淡いピンクの
  小さな薔薇まで咲いてしまいました。

   ちょっとしたピンクの世界。
  これならピンクの大好きなアンも、大喜び!?
  ~なんて思ってしまいます。

   確かにピンクは夢の世界。
  アンでなくても素敵な夢が、
  次から次へと生まれて来そうです。

   例え、落ち込んでいたにしても、
  その気分は、パッと高揚すると言うものです。

  

      そのピンクからガラッと変わって、
  こちらは茶色の世界。

   昔の秤(はかり)を
  吊り花台に仕立て、
  庭から採って来た
  海老草を挿してみました。

   この秤はこれでも銅製なのですが、
  不精して磨かないので、
  こんなくすんだ色に。

   それはそれで趣があるなんて、
  勝手に思っています。でも・・・

   



   「持って嬉しい物には何でも多少の苦労は、
  付きものですわ。」
  

  



   アン のこんな声が聞こえて来そうです。

可憐なアクセサリー~レース

2006-09-22 17:27:09 | 私の手作り夢時間
   昨日よりちょっと 「戻り夏」 のような・・
  そして妙に懐かしい・・
  そんな気がする、
  もう黄昏に近い秋の午後です。

   ほんの僅かな時間ですが、
  他の虫に混じって蝉も啼き、
  益々、その思いを強くしたものです。

   そして珍しいことに、
  葉っぱに独特の匂いがあるので、
  虫が寄り付かないと思っていました、
  ゼラニウムに珍客が・・。

   色も茶色ですし、全然動きませんので
  最初は、死んでいるのかな? 
  と、思ったり。

   実はそうではなく、この場所が
  余程、気に入ったようですが。

   ところで、こちらのレース。
  レースは純白が一番だと思いますが、
  どうしても汚れが目立ちます。

   前から気になっていた、
  そんなレースのドイリーを
  飲み干した紅茶で染めてみました。






 


 



   写真では、ほとんど白のように見えますが、
  一応アイボリーです。

   色が途中から変わってしまったり、
  シミが付いたりして、見るも無残な状態だった
  のですが、ほとんど分からなくなりました。

   こうなりますと・・。
  (レースと言っても、パテン・レースですが)
  クッション作りが趣味の双子の姉妹、
  ミス・エイダを思い出します。

   (ミス・エイダとは、アンがレドモンド大学で
  学ぶために下宿した部屋の女主人。
  アンは、本当に双子に縁がありますね)

   彼女は、次から次へとクッションを作っていますのに、
  何と座ってはいけないという条件付き。

   その置き場所もなくなる程、
  作り続けているクッションには、
  さすがの アン も困ったようです。

   でもその ミス・エイダ の気持ちも、
  何となく分るような気がします。



   窓辺にも・・
  と言えば聞こえはいいですが、
  こんな小さな空間にも、
  ポプリを飾っています。

   いいえ、飾らざるを得ない
  というのが本当でしょうか。

   実は私のポプリも、
  ミス・エイダのクッションと
  同様に、増え続けているのです。 

ぽっかり空いた時間

2006-09-21 18:32:02 | 私の手作り夢時間
   今日は、爽やかな秋晴れとなりました。
  あの夏の暑さは、一体どこに行ってしまったのでしょう。

   窓からは、そよそよと、
  ちょっぴり冷気を含んだ風が入って来ます。

   つい何日か前の、あの湿気を含んだ、
  生暖かい台風の風ではありません。

   今日は、“弘法さん” で有名な京都は東寺で、
  “市” の開かれる日でした。

   これでも昨日までは・・いいえ、
  今朝まで出掛けるつもりでいたのです。

   



   「あたし、室内と戸外の優劣を比べているところなのよ。」 

   



   この時の アン は、戸外を選んでしまったのですが、
  今日の私は室内の方を選んでしまったという訳です。

   (迷っていたアンは、“パティの家” に一緒に住んでいた、
  ジェムシーナ小母さん に勧められて公園に行ったのです。

   でもそこで、麗しの王子様に出会うことになるのですから、
  人間、何が幸いするか分りませんね。)

   最近、何かと雑事に手間取ってしまい、
  出掛ける寸前になってさえ、“まッ、いいか・・”

   ~なんてことが良くあります。
  そんな訳で、ぽっかり空いた時間となってしまいました。



   写真の手前2枚の
  猫のランチョンマットは、
  随分前の作品です。

   今回、左のティー・コゼー兼、
  鍋掴みを作りました。

   素材は、いらなくなった、
  肩パッドです。

   肩パッドを2枚合わせ、
  布でくるみ、バイヤステープで
  包んだら終わり。簡単です。

   小花柄の所が、ポケットになっていて、
  そこに手を入れられるようになっています。

   薔薇のトール作品は、ソーイング・ボックスです。
  本来は黒の木製の入れ物だった物を塗り直しました。

   基本的に私は、薔薇と葡萄しか描きません。
  型紙は使わず、フリーハンドです。






  


 

   

   左の籠には、レース編みの道具や、
  日常の細々した物を入れています。
  窓越しに今日も、ハイビスカスが写っていますね。

   そうそう、同じ趣味を持つ
  近所の友人から、どうしても読みたかった、(
  探しても見つかりませんので) アガサ・クリスティーの 
  <バートラム・ホテルにて> を借りて来ました。

   パラパラとページをめくっただけで、
  ジョージ王朝時代の銀製ティーポットとか・・
  ダージリン、ラプサンなどのお茶、
  ジン・アンド・ベルモット、薔薇模様の壁紙等など・・。

   心躍る、これらの文字が目に飛び込んで来ます。
  今からワクワク、ドキドキ。
  ミス・マープル にも何十年振りかで再会です。