連日、快晴が続きます。
カラッとした本当に爽やかな天気。
ここに来て俄かに瑞々しさを増した緑が、
気持ち良さそうに風に揺れ、時折鶯(ウグイス)の鳴き声も。
(昨日もそうですが)昼間の寒さはなくなりましたが、
まだまだ朝晩は、かなり冷えます。
今朝の気温も15℃。
明日からもう5月ですのに・・未だに3月の気候なのですね。
“季節を喜ぶ人になる。暑い、寒いと文句を言わない。
そこから始まる暮らしを楽しむ美意識。
そこから広がる幸せ。”
ところで、こちらのこの言葉・・どなたの言葉でしたっけ・・?
以前の手帖を何気に、パラパラとめくっていましたら・・。
書き留めていたものを見つけたものです。
この暑い、寒い云々は亡くなった祖母の口癖でもありましたが、
同時に、みのもんたさんも良く仰っていらっしゃいますね。
彼も確か、尊敬する方からお聞きしたと・・耳にした事があります。
ところで昨日、思いがけない事が・・。
玄関先の 「羽衣ジャスミン」 から遅れる事、10日余り・・。
南側に置いていたそれが開花して1週間は、
ゆうに経ちましたでしょうか・・。
庭に出てみますと・・そのうちの1本が、
まるでハサミで切ったように、短くポッキリ折れているのです。
開花したものも、蕾のものも・・。どうしてこうなったのか、全く分かりません。
風に吹かれて・・というのでもなさそうです。
悲しいけれど、訳の分からぬまま、その折れた花を花瓶に挿しました。
するとどうでしょう。素敵な香りが、プ~ンと辺り一面に立ち込めました。
アロマオイルを焚いた時に、勝るとも劣らない・・。いいえ、それ以上。
外から帰宅した時も優しい香りと共に、迎えてくれるのです。
ほっと心和む瞬間。優しい空気。思わぬ効用でした。
2日目の今日も、その香りは健在です。何が幸いするか分かりませんね。
“「凄く、いい匂いのする晩じゃない?」
デイヴィーは嬉しそうに鼻をくんくんさせながら、
汚れた手で鍬を振り回した。” 【「アンの青春」 第24章】
夕方になると、殊の外、嗅覚が研ぎ澄まされるのかも知れませんね。
家の外は、ラベンダーやローズゼラニウム、中は羽衣ジャスミンのお陰・・。
デイヴィーならずとも、“いい匂いのする晩じゃない?” と、
思い切り、はしゃぎたくもなるというものです。