中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

電子商取引による効果は上がっていますか??

2016年09月15日 04時19分29秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)119ページ「第 2-2-3 図 自社ホームページ、ソーシャルメディアサービスの活用の効果」をみましたが、今日は120ページ「第 2-2-4 図 電子商取引による効果」をみます。

下図から電子商取引による効果を見ると、BtoBについては、「コスト削減」が最も高く、次いで「業務プロセス合理化・意思決定の迅速化」、「企業間連携の促進」の順になっており、一方で、BtoCについては、「売上の拡大」の割合が最も高く、次いで「営業力・販売力の強化」、「顧客満足度の向上・新規顧客・新市場開拓」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、、BtoBについては、電子メールやインターネットを活用した企業間の販売・仕入活動のほか、EDIでデータのやり取りによる受発注も行うため、従来の紙伝票作成といった時間や手間、コストが省け、また迅速な取引により取引先との間で連携関係が強化されていると推察される。

また、BtoCについては、インターネットを通して商品を販売することで、新たな販売チャネルが構築され、それに伴い新規顧客を獲得し、販売量が増加することにより売上が拡大していると考えられる、とあります。

電子商取引に積極的な中小企業の経営者は多くいますが、時間も費用も際限なく投資できてしまうので、何を目標に、どのくらいの時間と費用で構築するのかを、最初に明確に決めておいた方が良いですね!

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ソーシャルメディアサービスは経営に貢献する!!

2016年09月14日 04時32分05秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)117ページ「第 2-2-1 図 業種別に見た IT 投資有無と業務実績の関係」をみましたが、今日は119ページ「第 2-2-3 図 自社ホームページ、ソーシャルメディアサービスの活用の効果」をみます。

下図から自社ホームページの活用とソーシャルメディアサービスの活用によって得られる効果を見ると、自社ホームページの開発・活用によって得られる効果としては「営業力・販売力の強化」の割合が最も高く、次いで「売上の拡大」、「顧客満足度の向上・新規顧客・新市場開拓」の順になっていることが分かります。

他方で、ソーシャルメディアサービスによって得られる効果としては、「社内の情報活用の活発化」の割合が最も高く、次いで「営業力・販売力の強化」、「顧客満足度の向上・新規顧客・新市場開拓」の順になっており、さらに「業務プロセス合理化・意思決定の迅速化」や「コスト削減」、「利益率・生産性の向上」の項目については、自社ホームページの開発・活用に比べて効果を得られたと回答する企業の割合が高くなっている。

以上の結果を踏まえ白書は、ソーシャルメディアサービスは、「営業力・販売力の強化」、「顧客満足度の向上・新規顧客・新市場開拓」、「売上の拡大」といった自社ホームページの活用により得られる効果と同様の効果を得ることができ、さらに社内の情報活用の活発化やプロセス合理化、コスト削減といった効果もあり、収益力向上に寄与する可能性があることが分かる、とあります。

どのように活用することが望ましいのか考えるうちに、新しいサービスがどんどん出てきているので、意思決定が難しくなってしまいますね!

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IT投資を行うと、売上・利益は上がる!?

2016年09月13日 05時18分07秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)113ページ「第 2-1-24 図 企業分類別に見たリスクへの備えに対する認識」をみましたが、今日は117ページ「第 2-2-1 図 業種別に見た IT 投資有無と業務実績の関係」をみます。

下図からIT投資を行っている企業と行っていない企業の直近3年間平均の売上高、売上高経常利益率を業種別に比較したものを見ると、売上高、売上高経常利益率共に、IT投資を行っている企業の方が、行っていない企業に比べて水準が高いことが分かります。

この結果について白書は、このようにIT投資を行っている企業の方が、行っていない企業に比べて売上高、売上高経常利益率といった企業の業績が高い傾向が強いことが分かった。

しかし、この結果はあくまでも相関関係であり、このグラフからはIT投資により売上拡大や利益率向上の効果が得られたのか、またはもともと売上高や売上高経常利益率の水準が高い企業がIT投資を行っているのかは分からない、とあります。

では、どのような視点で分析していくのでしょうか?明日からみていきます!

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中小企業はリスクに対する備えが低い!!

2016年09月12日 04時31分03秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)112ページ「第 2-1-23 図 保険損害額、無保険損害額及び、経済損害総額の推移」をみましたが、今日は113ページ「第 2-1-24 図 企業分類別に見たリスクへの備えに対する認識」をみます。

下図から、経常利益率と自己資本比率の水準により中小企業を四つに分類し、分類別にリスクに対する中小企業の認識度や備えの状況を見ると、企業はリスクが顕在化した際の影響は認識している傾向にあることが分かります。

この結果について白書は、特に、自然災害については、認識の高さは第 2-1-24図に掲げたリスクの中で高い水準にあるものの、対策の実施状況は、低水準にあることが分かる。

また、本章においては、ITの利活用の重要性について述べてきたが、情報セキュリティに対しては、対策の実施状況に加えて、認識の高さにも課題があることが見て取れる。

このように、中小企業においては、リスクに対する備えは大きな課題の一つであるといえよう、とあります。

この図を見る限り、収益による差はあまり感じられませんが、それくらいリスクに対する意識は低いということかもしれませんね。

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リスクマネジメントの一つとして保険に加入する

2016年09月11日 05時44分30秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)111ページ「第 2-1-22 図 世界における自然災害被害額と被害額の割合」をみましたが、今日は112ページ「第 2-1-23 図 保険損害額、無保険損害額及び、経済損害総額の推移」をみます。

下図について白書は、1970年から2014年までの経済損害総額と保険損害額との差を見ると、リスクマネジメントの一つとして、保険に加入することは重要な対策の一つである、とあります。

これについて白書は、経済損害総額が急速な拡大傾向にある一方で、保険損害額は緩やかな上昇にとどまっており、無保険損害額が増加傾向にあることが見て取れる。

また、経済損害総額が大きかった年には、我が国で発生した災害が含まれていることが多い。これらのことからも、自然災害への対策を検討することが重要であるといえよう、とあります。

昨日は久しぶりに太陽に恵まれたことから、私は「吹割の滝」で観光客アンケートを行っていましたが、前回の台風の爪痕が至るところに確認できました。

詳しくは存じ上げないのですが、災害保険は比較的高額であるため、見送ることが多いのですが、そういう意思決定は事業継続の視点では通じないのかもしれませんね。。。

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自然災害と中小企業のリスク管理

2016年09月10日 04時32分26秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)110ページ「第 2-1-21 図 企業規模別に見たテレワーク導入状況」をみましたが、今日は111ページ「第 2-1-22 図 世界における自然災害被害額と被害額の割合」をみます。

下図から1985年から2015年までの自然災害による被害額の累積を見ると、米国の累積被害額が最も高く、その次にアジア地域の累積被害額となっていることが分かります。

この結果について白書は、我が国はアジア地域の次に位置しており、自然災害による発生被害は、高い水準にあることがいえる。

このように、第 2-1-22図から、我が国においては、災害に備えた取組は重要であることが改めて認識できる。

特に、近年は、2015年に鬼怒川で発生した堤防決壊のような大規模な洪水等、想定外の災害が起こることも多く、平常時からリスクに備えることが災害時にも企業活動を継続する上で、重要な取組であるといえる、とあります。

今年も地震や台風により、甚大な被害が出ています。私自身も生き残ったらその後のことを考えるというスタンスではダメなのでしょうね。白書はリスクについてどう見ているのか、明日からみていきます!

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テレワークを導入していますか??

2016年09月09日 04時37分46秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)109ページ「第 2-1-20 図 企業のクラウドサービス利用率の推移」をみましたが、今日は110ページ「第 2-1-21 図 企業規模別に見たテレワーク導入状況」をみます。

下図から企業規模別にテレワークの導入状況を見ると、大企業では、2割程度の導入状況となっており、中小企業では、1割未満の導入状況であることがわかります。

この結果について白書は、テレワークを導入することで、効率的な業務が可能になり生産性の向上が図れるほか、柔軟な働き方が可能になることから、労働力不足の解消にも効果があるといえる。

加えて、場所にとらわれない働き方も可能になることから、オフィスコスト等の固定費用を削減することも不可能ではないと考えられる、とあります。

テレワークとは、情報通信技術を活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を指しますが、確かにこのような長所があるのですが、テレワークを希望する人材が都心部に集中しており、心理的な距離感が中小企業での導入を低下させているような気がしますね!

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クラウドサービスを利用していますか??

2016年09月08日 04時12分19秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)108ページ「第 2-1-19 図 企業規模別に見たスマートフォン及びタブレット端末の利用状況の推移」をみましたが、今日は109ページ「第 2-1-20 図 企業のクラウドサービス利用率の推移」をみます。

下図から企業のクラウドサービス利用率の推移を見ると、企業のクラウドサービスの利用率は年々上がっており、全社的に利用している、と回答した企業の割合も高まっていることが分かります。

クラウドサービスとは、企業がサーバ等の設備を導入せずに、データが保存可能であることや、企業外からもアクセス可能なサービスとして、業務効率化のため、近年、急速に導入率が増加しているサービスです。

利用している人からすると利用しない人を不思議に感じますが、知らないから使っていないばかりではなく、精通している人がデメリットを唱えていることもあるので、経営者は幅広く情報を収集する必要がありますね!

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中小企業はスマホを利用していない!!

2016年09月07日 04時19分24秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)106ページ「第 2-1-17 図 BtoB の電子商取引の市場規模及び EC 化率の推移」をみましたが、今日は108ページ「第 2-1-19 図 企業規模別に見たスマートフォン及びタブレット端末の利用状況の推移」をみます。

下図から直近3年間における企業規模別にスマートフォン及びタブレット端末の利用状況をみると、大企業では、2012年には両方とも利用していなかった割合が6割を超えていたが、2014年にはどちらか一方もしくは両方利用している割合が7割程度となっており、企業活動におけるスマートフォン、タブレット端末の普及が着実に進んでいることが分かります。

他方で、中小企業を見てみると、大企業に比べて、スマートフォン、タブレット端末の利用状況は低く、2014年においても、両方とも利用していない割合が7割弱となっていることが分かります。

この結果について白書は、スマートフォンやタブレット端末は、従来の携帯電話に比べ、メールや文章の確認のしやすさや社外からの社内システムへのアクセスや連携等、様々な点で優れている。

スマートフォンやタブレット端末を有効に活用していくことが、生産性を向上させていくための一つの手段になるといえる、とあります。

私にとってはスマホはなくなてならない武器ですが、2012年に本格的になってたったの4年という時間を考えると、2020年には新たなデバイスが誕生しているのでしょうね!

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電子商取引は年々拡大している!

2016年09月06日 04時31分08秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)105ページ「第 2-1-16 図 インターネット普及率の推移」をみましたが、今日は106ページ「第 2-1-17 図 BtoB の電子商取引の市場規模及び EC 化率の推移」をみます。

下図から電子商取引の市場規模をみると、企業間取引における電子商取引の市場規模およびEC化率は年々増加していることが分かります。

さらに、EC市場規模について、対個人向けの市場規模をみても、対個人向けのEC市場規模も対企業向けのEC市場規模と同様にその市場規模は年々増大していることが見て取れます。

私の買い物動向をみても、お店には欲しいものがない、もしくは、高いということで、ネットでの買い物がほとんどになっています。

こういう状況の中で、中小企業が単にホームページを立ち上げるというだけでは対抗できなくなっているので、白書には何らかの成功に向けた示唆を与えて欲しいですね!

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着実にインターネットの普及は進んでいる!

2016年09月05日 04時00分55秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)103ページ「第 2-1-14 図 従業者規模別雇用者数の年齢構成割合」をみましたが、今日は105ページ「第 2-1-16 図 インターネット普及率の推移」をみます。

下図から企業規模別のインターネット普及率を見ると、大企業ではほぼ全ての企業が、中小企業においても、大多数の企業はインターネットを利用していることが分かります。

また、世帯におけるインターネット普及率も、年々高まっており、2000年代初めは5割程度だった普及率が、2014年には8割を超えており、着実にインターネットの普及は進んでいるといえます。

インターネットがないと何もできなくなってしまった今の生活ですが、1992年、大手電機メーカーに勤めた新入社員の私の机にはパソコンはなかったので、そのとき机に向かって何をしていたのか、遠い前世紀の記憶を呼び起こすような不思議な感覚に陥ります。

それはそれとして、このようにインターネットが普及した時代に、中小企業はどうあるべきなのか、白書を読み進んでいきたいと思います!

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小規模事業者は高齢者の雇用の受け皿である!

2016年09月04日 04時30分00秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)103ページ「第 2-1-13 図 生産年齢人口の長期推移」をみましたが、今日は103ページ「第 2-1-14 図 従業者規模別雇用者数の年齢構成割合」をみます。

下図から中小企業における高齢化について、従業者規模別の雇用者の年齢構成割合を見ると、従業者規模が小さくなるにつれ、55歳以上の従業者割合が高いことが分かります。

この結果について白書は、中小企業の中でも、特に小規模事業者は、高齢者の雇用の受け皿になっているという側面がある一方で、従業者の新陳代謝が進んでいない可能性が示唆される、とあります。

小規模事業者は高齢者の雇用の受け皿であることは珍しくはない状況ですが、ふと、今取引のある経営者が十年後に何人残っているのかを見回すことも、将来を見通すための経営者の役目なのかもしれませんね。。。

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55~64歳が増加傾向にある!

2016年09月03日 05時43分28秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)101ページ「第 2-1-12 図 規模別有効求人数の推移」をみましたが、今日は103ページ「第 2-1-13 図 生産年齢人口の長期推移」をみます。

下図から生産年齢人口の推移を確認すると、1990年代半ばまでは、生産年齢人口が増加傾向にあったが、これ以降、減少傾向にあることが見て取れます。

この結果について白書は、より詳細に、生産年齢人口の傾向を見ると、55~64歳人口の割合が一貫して増加傾向にある中で、15~34歳人口の減少が著しいことも分かる。

高齢化社会になっていることは、前述で確認しているが、あわせて、生産年齢人口の減少も同時進行していることが分かる、とあります。

ファーストフード、コンビニエンスストアといったカタカナの産業においてもシニアの方々が若々しく働いているのは、非常に喜ばしいことですが、やはり若者が少なくなっているというのは深刻な問題であることが、この表からも再認識させられますね!

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従業員不足と中小経営者のモティベーション

2016年09月02日 04時31分29秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)99ページ「第 2-1-11 図 訪日外国人旅行者の消費額の推移」をみましたが、今日は101ページ「第 2-1-12 図 規模別有効求人数の推移」をみます。

下図をみると、中小企業では従業員の不足感が強まっているが、特に、小規模企業において、その傾向が強いことが分かります。

小規模企業の経営者と話をすると、従業員が不足していると回答するのは事業意欲が高い証拠です。

この経営者のモティベーションを無くなさいようにするためにはどうしたら良いのか、白書を読み進んでいきたいと思います!

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外需の取込が重要だが、そのためには・・・

2016年09月01日 06時06分29秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)98ページ「第 2-1-10 図 訪日外客数の推移」をみましたが、今日は99ページ「第 2-1-11 図 訪日外国人旅行者の消費額の推移」をみます。

下図から訪日外国人旅行者の消費額の推移を見ると、2011年には、東日本大震災の影響により落ち込みが見られるものの、第 2-1-10図で見た、訪日外客数の増加とともに、消費額も増加していることが分かります。

これらを踏まえ白書は、ここまで、外需の動向を概観してきたが、人口が減少し国内市場が縮小する中で、改めて、売上拡大に向けては、外需の取込が重要といえるであろう。

他方で、外需を取り込んでいくためには、様々な投資やリソースの確保が必要となってくるが、とりわけ、人口が減少する中、人材の確保は最重要の課題の一つであろう。

そこで、次項では、人材に着目し、中小企業を取り巻く人材の動向を概観する、とあります。

とりわけ地域に立地する中小企業においては人材不足が深刻ですので、これについて白書はどのように考えているのか、楽しみにみていきたいと思います!

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